今日からできる!クラウドソーシングの品質管理術

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クラウドソーシングの成果物のクオリティを保つには?

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クラウドソーシングでできることのひとつに、「人海戦術」があります。クラウドソーシングではひとつの案件で複数の受注者を起用することができるので、多くの人手を必要とする大量のデータ整理や、多数のライティング記事の制作をすることが可能です。しかし、人手が増えれば増えるほど難しくなってしまうのが、成果物のクオリティの均一化ではないでしょうか。クラウドソーシングではクライアントが制作の指揮をとることがほとんであるため、ディレクションに慣れないうちは指示が行き届かず、出来にばらつきがでてしまうことも……。今回は、クラウドソーシングで複数の受注者を雇う際の、成果物のクオリティを一定に保つ方法についてご紹介しましょう。

引用元: PAKUTASO/ぱくたそ 無料写真素材

クラウドソーシングでディレクターを雇う!

まず複数の受注者を雇う際には、制作の指揮をとってくれるディレクターの起用を検討してみてはいかがでしょうか。制作知識や経験に精通しているディレクターを起用することで、納期遅れの防止や、クオリティの均一化をはかることが可能です。受注者への制作指南や、修正の指示出しなどもまかせることができるので、自身に成果物の制作知識や経験がない場合は特に大きな助けとなってくれるでしょう。ディレクターはクラウドソーシングサイト上で雇うこともできますし、あるいは個人ではなく、クラウドソーシング代行業者に頼むこともできます。企業の規模が大きくなればなるほど、クラウドソーシングの代行業者に業務を委託し、制作指揮などを任せる傾向にあるようです。

クラウドソーシングで発注する際はマニュアルの用意を!

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また、複数の受注者を必要とする案件は、事前に受注者向けの作業マニュアルを作成しておくことをおすすめします。なぜマニュアルを作るかというと、複数の受注者を必要とする案件では、人員の補充が随時必要になる可能性があるためです。たとえば案件のスタート時のメンバーが何らかの事情で抜けたり、あるいは所定の人数では思ったよりも作業が進まなかった場合などが想定されます。人材の入れ替えが起こった際にマニュアルの用意があれば、スムーズに作業内容を共有することが可能です。マニュアルには、作業手順の他に、禁則事項、成果物の見本などを記載しておきましょう。

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クラウドソーシングの受注者同士が話せる環境を作る!

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なお、複数の受注者を起用する際には、クラウド会議室の利用を検討するのもひとつの手段といえます。クラウドソーシングサイトでは、「クライアントと一受注者」による、一対一の情報交換は可能ですよね。しかし、複数の受注者を受け持っていると、クライアントには「受注者Aに説明したことを、受注者Bにもう一度説明しなければならない」といった二度手間が発生しやすくなり、ディレクションにかかる時間も増えてしまう傾向にあります。一方、チャットワーク等のクラウド会議室を使えば、複数の受注者に同時にメッセージを送ることもできますし、ひとりの受注者から寄せられた質問を、他の受注者に共有することも容易にできます。「クライアントと、案件に参加しているすべての受注者が相互的に情報交換できる場所」を設けることで、受注者同士がお互いをフォローしあう環境をつくれるほか、最小限のディレクションで制作を指揮できるようになります。

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クラウドソーシングで効率的に仕事をしてみよう!

ディレクターを雇う。マニュアルを作って作業内容を明文化する。受注者同士がフォローしあえる環境をつくる。クラウドソーシングで複数の受注者を雇う際の、成果物のクオリティを一定に保つ3つの方法についてご紹介しました。クラウドソーシングは、案件の規模にあわせて、不特定多数の人材を雇うことができるアウトソーシングサービスです。複数の人材をディレクションするスキルを身につければ、クラウドソーシングはますます利便性の高いサービスとなります。上記の内容を参考に、クラウドソーシングの力を引きだしてみてはいかがでしょうか。


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