時間的に自由なワークスタイルに魅力を感じ新卒で就職せずに独立。学生エンジニアの育成も手掛ける: 濱田広大さん

時間配分を自分で決められるワークスタイルに魅力を感じ、新卒からフリーランス

プログラムにはじめて触れたのは小学生の頃でした。親が情報処理科の教師をしていた関係で、パソコンが家にありました。当時はスーパーファミコンとかが発売されていた時代だったのですが、ゲーム機を親に買ってもらえず、ゲームやりたさに家にあったパソコン関連の本を読んだり、インターネットでいろいろと調べて、自分で簡単なパソコンゲームを作ったのが最初のプログラミング体験でした。

その後の中学や高校時代もパソコンに触り続け、ネットサーフィンとプログラミングを繰り返していました。実家が九州の長崎なのですが、大学では幅広い世界を知りたいため上京したいと思っていました。東京の大学に進学し、住んでいた家の大家さんと仲良くなったことがきっかけで、大家さん自身の不動産会社のシステム制作をお手伝いしたり、大家さんのご紹介でシステム開発のお仕事をいただき、個人で仕事を受注していきました。

就職活動の時期が近づき、最初は就職をしようと考えていましたが、プログラミングが心から好きであったことと、自由な時間が欲しかったことを鑑みて、就職しない選択肢を選びました。大手企業の人々の働き方を、給料はわりと良いのかもしれないけれどあまり寝ていない方もいるとか、そういうワークスタイルよりも自分で時間配分を選択できるワークスタイルに魅力を感じ、就職せずに自分で会社を立ち上げ、今も経営しています。

HP制作会社とエンジニア集団会社の2社を経営:学生エンジニアの育成も手掛ける

現在は2つの会社を経営しています。Chord;LLPという会社を学生を含めた5名のスタッフで運営しており、開発者やデザイナーが在籍し、主にHP制作を手掛けています。親が教員だったこともあり、私は教育に強い興味を持っています。Chordでは学生を積極的に受け容れており、次世代のエンジニアの育成にも注力しています。鬱病の学生を受け容れたこともあり、Chordでの育成を通して、その学生の表情や思考回路が変わっていくのを目の当たりにし、人を育成する意義を感じました。

主にご紹介経由でChordで仕事を受けていますが、構成員の多くが学生なので、コストを抑えられます。クオリティーは私が責任を持って管理しているため、クライアント様にとってコストパフォーマンスが高いと感じていただくことができ、仕事をいただきやすいのではないかと思います。

もう1社、Attelaという会社を最近立ち上げました。この会社は開発者しかおらず、主にFacebookアプリ周りの開発を手掛けています。開発者のコミュニティのような存在も目指しており、私はエンジニアのイベントを学生時代から主催していて、そういう活動が好きでした。「100人でやる仕事を1人でやる」システムを開発するというエンジニア思想が好きで、システムの力でビジネスモデルをもシステム化したいと思っています。どちらの会社も大きくするつもりはなく、自分が関わるコミュニティが潤い、楽しく生きていければいいなと思っています。

「1億総IT化」へ:ITリテラシー向上のボランティアワークに注力

直近では最近立ち上げたばかりのAttelaを軌道に乗せることが仕事面での最大の課題ですが、個人的には「1億総IT化」に少しでも寄与できる取り組みを中長期的にできればなと思います。より多くの人のITリテラシーが向上することで、情報の収集や処理の仕方、営業の仕方の効率性が劇的に上がります。ITの恩恵を受けてそういう世の中に少しでも近づいていければ、仕事の効率が上がり時間を有効活用でき、その結果幸せになれる人が増えるのではないかと思います。

現段階で私ができることは、土日をボランティアワークの時間に充てることです。自分のITスキルを活かしたボランティアをすることで、自分が持っているものを世の中に還元できる感覚が好きです。機会があれば特に小中学生などの学生にITの基礎的なことや、企業の新入社員向けに情報セキュリティのリテラシー研修の講師などを務めてみたいです。基本的にはプログラムに対する「難しそう」という心理的障壁を人々から取り除く取り組みができればと思っています。

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