外注ノウハウ
公開日: 2020.01.27 / 最終更新日: 2020.10.29

LP制作の相場とは?フリーランスと制作会社だとどのくらい変わる?

LP(ランディングページ)は、営業戦略を立てる上で重要な役割を果たすツールとなっています。では、LPを制作したいときにはどのくらいの相場をイメージしておけば良いのでしょうか?LP制作の予算感が分かる相場と、制作・進行する上での注意点をまとめましたので、発注の際にぜひ参考にしてください。

LP制作時におすすめなサービスとは?
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LP制作の相場とは?


LPはその工程や技術によって費用が変わります。そのため、あらかじめ予算が決まっている場合は、それをベースにどのくらいのLPが作れるのかを制作会社に確認するとスムーズです。以下、金額別によるLP制作の相場目安をまとめています。

10万円以下の相場

LP制作に対して10万円以下が相場の場合、フリーランスに依頼する上でもっとも格安なプランとなります。そのため、基本のデザインはテンプレートになることが多く、細かい調整は難しい可能性が高いです。また、デザインとコーディング以外はすべて自前で用意する必要があります。10万円以下を相場にするならば、LPの原稿や構成、写真、戦略立案、そしてLP公開後のサポートも自社で行う覚悟を持ちましょう。

10~30万円の相場

LP制作の相場を10~30万円ほどにすると、実績のあるフリーランス、または中小制作会社に依頼することができ、デザインの幅が広がります。ターゲットに合わせたデザインの調整ができるので、LPのクオリティが高くなるでしょう。構成についても、制作担当への相談が可能となります。

ただし、この相場だと競合調査や戦略立案、LP公開後のサポートまでを受け付けてくれるところは少なく、ライティングも自社で賄わなくてはならないパターンは多くなります。

30~60万円の相場

LP制作相場を30~60万円まで上げると、業界調査や競合調査を行い、しっかりと戦略を立てて本格的なLPを制作することができます。ターゲット設定をきっちりしたい、キャッチコピーを作り込みたいと考えるならば、30~60万円ほどの予算が必要です。

60万円以上の相場

LPを使ったウェブマーケティングを本格的に行いたい、とことん結果にこだわりたいという場合には、大手制作会社に依頼することになるため60万円以上が相場になってきます。戦略設定や原稿なども制作会社が手がけてくれることが多く、LP公開後のサポートや改善サービスも手厚いのが特徴です。

LP(ランディングページ)の作り方


LPを制作するにはどのような選択肢があるのでしょうか。改めて紹介していきます。

自社で制作する

近年では、格安でLPを制作できるサービスやツールが増えています。LP制作の経験がなくても作りやすいようガイドが用意されていることもあるため、確認しながら作ることが可能です。自社制作は費用を安く抑えられる反面、テンプレートのため制作できるデザインには制限があること、素人仕事のために成果につながりにくいことなどはデメリットです。

制作会社に依頼する

どうしても自社で制作することが難しい場合、制作会社は専門性も実績もあるため安心して依頼できます。中小の制作会社では、小回りがきくぶんスピーディかつ柔軟に対応してもらえます。大手制作会社では、戦略からサポートまでというように幅広い分野での対応が期待できます。自社ではどこまで求めているのか、そのニーズに合わせて制作会社を選びましょう。

フリーランスや個人に外注する

上でも紹介したとおり、制作会社への依頼は相応のコストがかかることを見積もっておかなければなりません。自社での制作は選択肢になく、コストも制作会社ほどは難しい場合、知見やノウハウがあるフリーランスや個人に外注する方法がおすすめです。

フリーランスや個人とはどのように知り合うのか疑問に持つかもしれませんが、ここ数年で企業における労働力確保の場として主流になりつつある「クラウドソーシング」を使えば簡単です。クラウドソーシングは仕事を依頼したい企業側と、その仕事を受注するフリーランス(個人)側がインターネット上で直接繋がれるため、相手とまったく会わずにすべて完了できます。

制作会社を通さないため間接費がかからない上、制作を行うフリーランスや個人と直接連絡をとれるためスピーディに対応してもらえるのは大きなメリットです。個人でも実績を積み専門性の高い人材は多くいますので、依頼の際にはプロフィールをチェックしたり、どのような評価を受けているのかよく確認しておいたりするなどの見極めが重要です。

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LP制作ならクラウドワークス


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業界ナンバー1のユーザー数

クラウドソーシングサービスを利用して仕事を受注している人を「クラウドワーカー」と表現しますが、クラウドワークスはこのクラウドワーカーをはじめとする総ユーザー数が業界ナンバー1を誇ります。300万人を超すユーザーが、仕事を依頼するため、仕事を受注するために利用しています。

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LP制作のスキルを持つフリーランス(個人)の一覧ページを見る

また、こちらのリンクは実際に企業がLP制作を依頼しているページです。企業はどのような内容で募集しているのか、どのくらいの報酬額を設定しているのか、応募はどのくらいあるのか確認してみましょう。
LP制作を募集している企業の案件一覧ページを見る

利用料や発注料は不要

クラウドワークスには利用料や発注料がかかりません(一部の有料オプションを除く)。たくさんのクラウドワーカーの中から、自社の条件にマッチングする人を無料で選べます。支払いが発生するタイミングは、依頼先として契約したフリーランスや個人が仕事を完了し、それを検収してから。検収を行うまで、クラウドワーカーに報酬が支払われることはありません。

一般的なLP制作の流れ


LP制作を効率良く進めていくには、LP制作の流れを知っておく必要があります。一般的な流れは以下のとおりです。

最初に行うことは販売戦略の確認です。LPに掲載する商品の特徴や訴求したいターゲットなど、情報をまとめていきます。次は原稿とデザインのワイヤーフレームを作ります。原稿とワイヤーフレームの調整を何度か繰り返したのち、デザインの実装を行います。

その際、アクセス解析ツールの実装も行うことでLP公開後の効果検証が可能になり、運用に役立ちます。LP公開後は、効果検証、分析を通して運用改善を図ります。

LP制作を外注する時の確認点


LPを自社で制作するのではなく外注する場合、確認すべきポイントを3つ紹介します。

自社と似た業界での実績があるか

どのLPも一様に同じデザインにすれば良いものではなく、どの業界のLPなのか、LPにどこまでを求めるのか、それに対しての予算はどのくらいなのかなどによって仕上がるものは大きく変わります。そのため、自社の業界と似た業界で「どのくらいの実績や成果があるのか」がとても大切です。

なお、実績は分かりやすい数字だけで判断せず、トータルの実績数よりも自社と似た業界での実績数を調べるようにしましょう。自社と似た業界での実績があれば効果も期待できますし、すでに同業界におけるノウハウが蓄積されているので、よりスピーディに進められます。

自社サービスを十分理解してくれるか

LP制作では、外注先が「どのくらい自社の商品やサービスを理解しているのか」という点は重要なポイントです。商品だけではなく、自社の理念や経営方針までしっかりと理解してくれて共感してくれる相手と仕事をすることで、齟齬なくスムーズに仕事が進められるはずです。

LPO対策まで行っているか

LPの多くは、最初に完成した状態では十分に成果があげられないことが少なくありません。いったん完成したあとでも、目に見える成果のためには完成後の修正や調整は続けていくことが大切です。完成したらそれで終わりではなく、制作後のランディングページ最適化(LPO)の施策が含まれているかどうかを事前に確認しておきましょう。

まとめ

LP制作の相場は、制作の依頼先をどうするのかで大きく変わってきます。自社で制作するノウハウがない、しっかりとした成果を出したいなどのケースでは、制作会社やフリーランスに依頼することがおすすめです。その際、LPを作る目的に合った技術を持っているのか、同じ業界での実績はどうなのかというポイントを確認し、自社に合う依頼先を探してみましょう。

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伊藤孝介
セールスプロモーション会社を経て独立し、フリーランスで地方自治体や中小企業のマーケティングリサーチ、販促企画などに携わる。 業務拡大のため2017年に合同会社を設立し、現在経営中。 マーケティング系ライター歴5年。マーケティング用語の解説や、事例紹介、WEBマーケティングなどが得意。

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