どの形式が向いている?クラウドソーシングの発注方法一覧

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クラウドソーシングの発注方法の違いって?

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クラウドソーシングサービスを提供しているサイト、クラウドソーシングサイトでは、主に3つの発注形式を使い分けながらワーカーに依頼するシステムになっています。しかし、クラウドソーシングに慣れていないクライアントにとっては、各発注方法の違いがつかめず、「つまりどの方法で発注したらいいの?」と悩んでしまうことも。各発注方法にはそれぞれ、発注できる案件の規模や報酬の支払い方に違いがあります。このページでは、タスク形式、コンペ形式、プロジェクト形式の各特徴についてご紹介しましょう。

引用元:無料写真素材 写真AC

クラウドソーシングの発注形式1:タスク形式

タスク形式とは、クライアントが用意した小さなタスク(一時間以内に終わるもの)に対して、不特定多数のワーカーが事前契約なしに作業を行っていく発注形式です。タスク形式は、大量の書類をデータ化したい時や、全国各地の人から多くのアンケートをとりたい時、多量の記事をあつめたい時といった「人海戦術」を行いたい時に向いています。しかし、ワーカーと事前に雇用関係を結ぶわけではないため、人材がどのくらい集まるのかが掴めず、タスクの処理スピードが読みにくい点がデメリットです。より多くの人に参加してもらうには、タスク内容を明確にすること、一件あたりの単価をあげること、すみやかに検収処理を行うことなどの工夫が求められるでしょう。タスク形式で発注する時は、まず全体の仕事量と予算、納期を決めてから、タスクをどこまで細分化するのかを詰めていきます。一件あたりの作業量と予算が決めにくい時は、クラウドワークスの「お仕事相談所」でおよその相場を質問してみましょう。

クラウドソーシングの発注形式2:コンペ形式

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コンペ形式とは、クライアントが定めた要求定義に対し、一定の予算で、不特定多数のワーカーから成果物の提出を受けられる発注方法です。ネーミングやイラスト、ロゴデザイン、キャッチコピーなど、多くのアイデアを得たい時に向いています。ただタスク形式と同じく、事前にワーカーと契約を結ぶわけではないので、どれくらいの応募が集まるか分からないところが難点です。多くの応募者を得るには、コンテストのゴールとなる要求定義を詳しく記入すること、寄せられた作品に対してフィードバックを送って採用作品の傾向を伝えること、コンペの報酬額を高めに設定すること、納期に余裕をもたせることなどが挙げられます。コンペ形式は報酬をかけた競争形式をとってはいますが、クライアント自身もワーカーとコミュニケーションをはかりつつ、コンペに積極的に参加することが大切です。ワーカーと作品のイメージを詰めていくことで、よりイメージに近い作品も得やすくなるでしょう。

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クラウドソーシングの発注形式3:プロジェクト形式

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プロジェクト形式とは、クライアントが定めた要求定義に対し、契約関係にあるワーカーが作業を行っていく発注形式です。タスク形式やコンペ形式とは異なり、作業に入る前にまずワーカーの選出を行う点が特徴といえます。ワーカーの数を把握できる他、各ワーカーと専用スレッドでこまかくコミュニケーションをとることができるため、案件全体のスケジュールコントロールや成果物の品質管理がしやすい点がメリットです。また、単発的な仕事はもちろんのこと、サイト構築やアプリ開発といった大規模な案件を発注できるところも魅力といえます。相性のよいワーカーが見つかった場合、長期的なパートナー関係を結ぶことも可能でしょう。

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クラウドソーシングを使ってみよう!

タスク形式、コンペ形式、プロジェクト形式の各特徴についてご紹介しました。それぞれの発注方法を使い分けることで、外注コストを削減したり、コミュニケーションコストを軽減したりといったメリットを得ることが可能です。上記の内容を参考に、クラウドソーシングを効率的に活用してみてはいかがでしょうか。


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※このページに掲載している画像は他サイトより引用しています。
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