クラウドソーシングでデザイン案件を請ける前に知っておきたいこと

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クラウドソーシングで初めてデザインを受注する時は……

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ロゴデザインやイラストデザイン、アイコンデザイン、バナーデザイン。クラウドソーシングサイトには多数のデザイン案件が寄せられています。「クライアント候補がたくさんいる」という環境は、どんなクリエイターにとっても魅力的ですよね。仕事の人脈をひろげるために、あるいは自分のスキルをより磨くために、クラウドソーシングのデザイン案件に挑戦しようと考えるデザイナーも多いのではないでしょうか。初めてクラウドソーシングで仕事をする際は、次の3つのポイントに注意してみましょう。

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クラウドソーシングでは、パートナー選びも大切!

クラウドソーシングサイト(クラウドソーシングサービスを提供するサイト)には、居住地や年代を問わず、世界中の人がアクセスできます。だれもがクライアントや受注者として、クラウド(群衆)の力を借りられる点がメリットです。ただ、一方で、この敷居の低さがデメリットとなってしまうこともあります。誰でも受発注できるということは、いままでデザイン関係の発注に携わったことのない方や、デザインのイメージをうまく文章にしきれない方がクライアントになる可能性もあるということです。
クラウドソーシングは契約から納品までの全てをオンラインで行うので、コミュニケーションは主に文章や電話のみとなります。初仕事で、デザイン制作に慣れていないクライアントをパートナーに選ぶと、自身もクラウドソーシングに不慣れであり、かつ対面の打ち合わせよりもコミュニケーションツールが制限された状態で先方をリードしなければならないため、かなり負担が大きいといえるでしょう。初めてデザインの仕事を請け負う時は、発注実績が多く、案件の依頼文でデザインのニーズを明確に定義しているクライアントを選ぶことをおすすめします。

クラウドソーシング案件では「修正回数」の取り決めをしておく!

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デザイナーは、クライアントのニーズにあったデザインを制作する仕事です。クライアントのニーズにマッチする作品を作るため、入念にヒアリングを行い、必要があれば作品の提出後にも修正を行います。クライアントの満足を得られるよう邁進することはプロとして好ましい姿勢である他、自身のブランディングにもつながるでしょう。
しかしごく稀に、そんなデザイナーの義務感を頼りに、過度な要求をするクライアントもいらっしゃいます。たとえば、「すでに提出されたデザイン案に満足しているにもかかわらず、修正と称して何度も違う案を出させ、複数のデザインを得ようとする」「契約終了後、しばらく経ってからデザイン案の修正を依頼してくる」などです。
もちろん、このようなクライアントは稀であり、お互いに快い取引をする方がほとんどであることを述べておきます。ただ、思わぬトラブルに巻き込まれないためにも、クラウドソーシングで仕事を請け負う時は、デザイン修正回数の上限対応期限について、事前に取り決めをしておくとよいでしょう。

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クラウドソーシングで「別案もほしい」と言われたら?

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なお、クラウドソーシングでのデザイン案件では、作業中に「違うデザイン案も見たい」と頼まれることがあります。クラウドソーシングに限らず、デザイン業界の仕事ではよくあることですが、デザイナーにとっては悩みの種ですよね。1つのデザインを提供するという約束で費用を設定し、契約を結んだ場合、別案を制作すればするほど収入が減ってしまいます。とるべき選択肢は3つです。1つは、今回限りというお約束でサービスすること。2つめは、別案の追加料金もいただくこと。3つめは、初案と別案を同時に採用した場合にのみ、別案の追加料金をいただくこと。クライアントとの今後の関係性もふまえて、臨機応変に対応してみましょう。

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クラウドソーシングで活躍しよう!

初めてクラウドソーシングでデザイン案件を受注する際に気をつけたい、3つのポイントについてご紹介しました。上記の内容を参考に、案件をスムーズに進めてみてはいかがでしょうか。


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