クラウドソーシングで「こんな時はどうすれば?」と思ったら
日常生活の悩みは、家族や友人に。職場の悩みは、同じ社会人や両親に。悩みを打ち明ける時は、アドバイザーになってくれそうな人に話す場合が多いのではないでしょうか。しかしクラウドソーシングの悩みは、なかなか相談役を探すのも一苦労。インターネットを使った新しいワークスタイルであるクラウドソーシングは、身近な経験者を得がたいものですよね。このページでは、クラウドソーシングで「こんな時はどうすれば?」と思いやすいシーンと、解決策についてまとめてみました。
引用元:無料写真素材 写真AC
クラウドソーシングで先方から連絡がこない時は?
クラウドソーシングサイトから案件に応募した後、先方からなかなか連絡がこないことがあります。プロジェクト形式では「締め切り前に応募したのに、期限を過ぎたにもかかわらず先方から連絡がこない」、タスク形式では「納品した後、なかなか承認されない」などの状況が挙げられるでしょう。
まずプロジェクト形式ですが、クライアントは時に、採用すると決めたワーカーにのみ、連絡をすることがあります。案件によっては数多くの応募者があり、すべての候補者に連絡をするだけで多大な時間がかかってしまうためです。
タスク形式の案件の場合は、クライアント側の承認作業に時間がかかっており、レスポンスが遅くなっているパターンが考えられます。いずれにせよ、先方から一週間以上連絡がない場合は、一度クライアントにメッセージを送ってみるとよいでしょう。
こちらが採用の可否を気にかけていることを先方に伝えることで、相手の反応を促すことができます。なお、複数回サイト上でメッセージを送っても連絡がない場合は、クライアントが何らかの事情により、サイトチェックができない状況にある可能性があります。そのような場合は、クラウドソーシングサイト側からクライアントに連絡をとってもらうことができるので、悩まずにサポートに相談してみましょう。
クラウドソーシングで不採用……気持ちはどう切り替える?
クラウドソーシングのプロジェクト形式では、時にまとまりかけていた契約が頓挫することがあります。たとえば、交渉の段階では好感触だったにもかかわらず「別の人を採用する」という返答がくるパターンが例としてあげられるでしょう。クラウドソーシングは基本的に、群衆(不特定多数)の人々がオンラインで知り合い、仕事を共に行うスタイルをとっています。
案件には誰でも応募することができ、クライアントは案件に最適と思う人材を、自身が定めた定員数まで選ぶことが可能です。つまり、案件のひとつひとつが、クライアント主催によるオーディションといえます。交渉した時は好感触でも、選考中に最適な人材が見つかり、採用が叶わなくなることもあります。
ここで大切なことは、「自身にスキルがなかったから採用されなかった」と思わないことです。クラウドソーシングでは、「案件にとって最適な人材」が採用されやすい傾向にあります。落ち込まずに、他の案件にも意欲的に参加することが、採用率をあげる近道です。
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クラウドソーシングはメンタル管理も大切
クラウドソーシングは一人で作業をすることが多いため、メンタル管理も自分で行う必要があります。たとえば仕事に対するモチベーションが大きく低下していると、仕事の質や、作業効率にも影響がでてしまいます。クラウドソーシングには「対人関係の悩みが少ない」というメリットがある一方で、強い自己管理力が求められるワークスタイルです。仕事に詰まった時や悩んだ時は、無理をせずに休息をとるよう心がけましょう。
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クラウドソーシングで働こう!
クラウドソーシングで悩みやすいシーンと、解決策についてご紹介しました。他に困ったことがあれば、サイトのサポート窓口や、クラウドワークスのお仕事相談所などを活用してみましょう。クラウドソーシングに参加している「群衆」の力を借りて、より働きやすい環境をつくってみてはいかがでしょうか。