自作のLineスタンプを作成すれば、スタンプ売り上げを楽しみにすることはもちろん、スタンプを話題にして会話も弾みます。販売目的ではない場合には自分の写真を使ってデコレーションしたり、ちょっと一工夫することで、友人とのコミュニケーションもぐんと盛り上がります。
スタンプの登録方法や、自分用のスタンプの簡単な作成方法を紹介します。
自作スタンプの作り方と登録方法
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自作スタンプの作り方と、販売の登録方法を知っておきましょう。売り上げ金の受け取りに必要な銀行口座が必要となるので、あらかじめ用意しておいてください。
自作スタンプの作り方
オリジナルスタンプを販売用に登録するには、Lineのガイドラインをよく確認してから始めます。ガイドラインに違反していると審査に通らず登録が進みません。
●暴力的な表現は、言葉や画像も含めてNGです。
●卑猥(アダルト系)も、同様にNGです。
●版権に関わるコピー(盗用・盗作)もNGです。
このような基本的なガイドラインを守り、スタンプの作成に取り掛かります。
画像や文字などスタンプに利用する素材は42枚そろえておきます。
素材を以下のようにLineスタンプ用に編集します。
●形式はPNGに統一、スタンプのサイズはW 370×H 320、
メイン画像サイズはW 240×H 240、タブに使う画像はW 96×H 74が基本となります。
スタンプ作成で使用するツールは、ペイントやLine Brushが汎用性も高く便利です。
スマホやタブレットなら、フリーソフトの描画アプリやタッチペンを利用します。
自作スタンプの登録
作成したアプリを、販売用に登録します。
アカウント設定の画面から「振込先情報」をタップして、売り上げ金を受け取る銀行口座を設定します。
次にストアに登録する情報画面に進み、「スタンプ詳細」に、スタンプの一押し情報を記載していきます。
「タイトル」は40文字以内、「スタンプ説明文」には160文字以内のアピール文を記載します。
利用者が「使ってみたい!」と思えるようなコメントをよく練っておきます。
次に「販売者情報と販売エリア」画面で、「コピーライト」や「販売者エリア」を選択します。多くの人がオプションにある「作品が確認できるURL」を登録せずに審査を長引かせてしまう傾向がありますが、参照用のURLはLineの審査がスムーズに行われるために必要なので(盗作や二次使用のチェック)、しっかりと記入してから、「保存」ボタンをタップして登録作業を行ってください。
ここまで出来たら、「スタンプ管理」画面で、作成したスタンプの登録を行いましょう。スタンプをアップロードします。ファイル名にはルールがあります。
- メイン画像のファイル名:main.png
- スタンプ画像のファイル名:01.png〜40.pngの連番
- タブ画像のファイル名:tab.png
間違いがないかどうか、よく確認してください。
販売せずに自分だけが使用する方法は?
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自分の画像をデコレーションしたり、販売せずに自分だけで利用する分には、もっと手軽な作業になります。一番簡単なやり方はLine cameraを使ったデコレーションや、手書きのイラストや文字の利用です。
まずはLine cameraで真っ白のコピー用紙などを撮影してGalleryに登録し、背景として利用します。背景は1:1に設定し、Stampから素材を選択します。
素材の配置や角度を調整したら「SAVE」をタップして保存し、「Lineに送る」を選択します。
キャラクターをスタンプ内に重複させたり、自分の画像をデコレーションして、Lineのやり取りを盛り上げるのに使えます。
スタンプのパーツを自由に組み合わせたり、自分の画像を切り抜いて漫画風にアレンジするのも可能です。
また、Lineの公式お絵かきアプリのLINE Brushなら、簡単な文字の作成や自作のキャラクターも作れます。指でフリーハンドしたり、タッチペンがあれば細かい描画を作れます。
尚、このような方法で作ったスタンプは、正確にはスタンプではなく「画像の投稿」なので、自分だけの楽しみとして利用することになります。
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