最先端のロボット:モーションフィギュア開発をクラウドワークスで行う理由

最先端のロボット:モーションフィギュアの開発を行っているスピーシーズ株式会社様
今年の4月より、モーションフィギュア開発に関する様々な業務をクラウドワークスで発注頂いています。「ロボット開発」という一見発注が難しそうな分野で、どのように利用いただいているのか、代表取締役社長春日知昭様にお話を伺いました。
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スピーシーズ株式会社 代表取締役社長 春日知昭(かすが・ともあき)様
ソニーにて「VAIO」デスクトップ事業での開発設計や、犬型ロボット「AIBO」などの開発に携わる。2001年、同社を退社後「スピーシーズ株式会社」を設立。

最先端のロボット:モーションフィギュアを開発

-スピーシーズ株式会社様の事業内容を聞かせてください。

もともとソニーで「VAIO」や「AIBO」などの開発をしていたのですが、ロボット開発をもっと突き詰めたいという思いから独立しました。その後、ベンチャー企業として2足歩行ロボットの開発・販売を行い、これまで200台以上のロボットを研究機関を中心に販売させていただきました。

これまでのロボットといえば、関節ごとに大きなモーターの有るガッチリした形状のものが多く、当社技術を必要とする研究機関などの方々に販売させていただきましたが、一般コンシューマーの方に販売するということは無かったんです。ですが、一般の方にも身近に感じてもらえるようなスリムでキャラクター性のあるロボットを作りたいという思いから、現在は、特許も取得した独自技術を開発してモーションフィギュアの商品化を行っています。

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モーションフィギュアでは、足元にある ”からくりユニット” 内に体積の大きな駆動機構(サーボモーターやCPUボードなど)を全て配置しており、人形部分にはワイヤーを使って駆動力を伝えることでシンプルでスリムな形状にすることができます。従来のロボットでは不可能であった細い足や腕、手首等でも滑らかな動きをさせる事が可能になりました。

-どのような仕事でクラウドワークスをご利用いただいていますか?

メカ設計や、動きのプログラムなどの技術的な部分と外観デザインを発注しています。
今、弊社の正社員は私以外にエンジニア1名と事務の者1名のみです。仕事が増えてきたときに、正社員を雇うという選択肢もあるのですが、一時的な仕事をこなすために固定費が上がることを会社としては避けたかったので、仕事単位で発注できるクラウドワークスを利用するようになりました。

例えば、フィギュアが動く場合の外観デザインをお願いする場合などは、部分的なデザイン処理ができるだけでなく、フィギュアの動きを想定したり、フィギュア開発工程の全体を把握していろいろな技術をお持ちの方と交渉できる能力が必要です。そのため、単にデザインができるというだけでなく、アイデアを出したり全体の調整が行える経験豊富な方を探していたのですが、そのような稀有な方とクラウドワークスで出会うことができたんです。

「企画書」や「仕様書」を作ることをまずは1つの仕事として発注

-どのように発注していらっしゃるのですか?

すべて「スカウト」で発注しています。
まずは、「クラウドワーカーを探す」という機能で対応頂けそうな方を1人ずつ探しています。プロフィールページの自己紹介文から、「過去の実績」「経歴」「スキル」などを見て、お願いできそうな方がいた場合に「スカウトメール」を送っています。数名に送信すると、大体1~2名からは返信いただけていますね。

-高度な技術を必要とする分野での発注に抵抗はなかったのでしょうか。

長期的に仕事を依頼する仕事の場合は、必ずお会いするようにしています。
やはり会って話をしてみないと、どのような方なのかわからない部分もあります。そこで、「会って打ち合わせをする」ということ自体を仕事として発注するんです。
具体的には、何度かメッセージを交換する中で、「良さそうだな」と思った方とはお会いして打ち合わせをした上で、「企画書」や「仕様書」を作ったり検討してもらう、ということを1つの仕事として発注しています。
クラウドワークスは、契約後であれば直接会ったり電話をすることもできるので、まずは「企画書や仕様書を作る」という仕事を発注するようにしているのです。

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-もしその方が想定していたようなスキルを持っておらず採用に至らなければ、企画書作成のお仕事で支払った報酬が無駄になってしまうように思うのですが…

まず、長期的に仕事を依頼できるパートナーを探しているので、もし人選に失敗してしまうと、その後の大損害につながってしまいます。それを考えると、最初の人選はとても重要なので、企画書作成での報酬を惜しいとは思いません。

それに、仕事を発注することにはならなくても、企画書を作ってもらうことで、私自身多くの気付きを得ることもできるんです。その方にしかない知見やアイデアを得られることは、とても大きな価値だと思います。

そもそも、見積書や企画書を作ることが「無料」であること自体がおかしいと思っているんです。企画書作成それ自体にも時間がかかっているのは当然ですし。その点を「採用するかもしれない」という言葉でうやむやにしてしまうのではなく、働いてもらった分として、きちんと報酬をお支払いすべきだと考えています。

2週間に1度打ち合わせを行いながら仕事を進める。

-本発注後はどのような方法で開発していますか?

本発注をした後からは、2週間に1度は実際に会いながら打ち合わせを行うようにしています。完全にオンラインで仕事を完結させることは難しいです。例えば、「どんなものを作っているのか」について、受注者の方ご自身もイメージがわかないと仕事を進めるのは難しいので、開発中のモーションフィギュアをお見せしたりしながら打ち合わせを行っているんです。受注者の方も、直接会って打ち合わせを行うことで、安心していただいているようでした。

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技術力の高い方も最短半日で探すことができる。

-最後に、クラウドワークスを使った感想を教えてください。

まず、ネットで人材探しが出来てしまう。これは素晴らしい価値だと思っています。
クラウドワークスを通じて、オンラインで仕事が依頼できるので、無理して大急ぎで社員を雇う必要性を感じなくなりました。これまでは「人材がほしい」と思った時には、人材紹介業者に依頼して年収の30%の紹介料を払って、時間をかけて選別し、正社員として雇って働いてもらう、ということが当たり前でした。
ですが、クラウドワークスでは、「人材がほしい」と思ったときに、クラウドワークスで探して、自分でメッセージを送るだけなので、最短半日程度で依頼したい人に出会うことができるのです。このスピード感は今までではありえなかったもので、大変便利だと感じています。

また、会社が会社としての形を保つ上で正社員を雇う意味はもちろん有りますが、それの対局としてクラウドソーシングならではの良さもあると思っています。

クラウドワークスを利用して受託作業をされている方は、他の会社のプロジェクトにも多く関わった経験があり、独立する自信もある方なので、1つの会社でずっと働き続けている方よりも、多くの知見や広い視野を持たれている場合もあります。そういう方々から、新たな知見を得ることも出来ます。

ところが、クラウドワークスで私が探した方は、十分な技術力がある「優秀な方」だと思うのですが、お会いしてみると、今回私が発注するまでは、クラウドワークスで大きな仕事を受注したことがなかった、という方も多いです。

という経験から考えると、クラウドワークスには、素晴らしい技術を持っている方が多く登録しているのに、まだそういった方と企業とのマッチングが充分には出来てないのではないか、と少しもったいない気がしました。

私自身、クラウドワークスをどのように使っていったらよいのか、まだ分からない部分もありますが、人材確保について今までに無い可能性を感じるので、もっと「優秀な方」とのマッチングがやり易い様にシステムを改善していって欲しいな、と期待しています。

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