オープンソースのSNSエンジンであるOpenPNEの開発を行う株式会社手嶋屋さんにお話を伺いました。
非対面×時間単価は、これまでの制作外注とは違い画期的であったとのことです。
目次
著名なエンジニアも利用していそうという雰囲気に魅力を感じ登録
ークラウドワークスの利用を始めた経緯を教えてください
クラウドワークスは社内の人間がクラウドワークスに関するプレスリリース記事をFacebookか何かでシェアしているのを見て存在を知りました。
その際にすぐには登録しませんでしたが、ある案件でプログラマーが足りず、新たにプログラマーを探すニーズが出た際に、クラウドワークスの名前を思い出しました。サイトを覗いてみた時に、著名なプログラマーの方の登録もあり、質の高い方との出会いがあるのではないかと期待して案件登録をしました。
すると登録した次の日にはもう応募があり、まずそのスピード感に驚きました。メッセージでやり取りをしていくと、仕事をお願いしたいと思えるような方が多く、質の高い方と出会えそうだというイメージ通りのサービスでした。
選考基準の明確化:応募者選考の際にソースコードの送付を依頼
ーどのように依頼する方を選んでいるのですか
当社ではオープンソースのSNSエンジンであるOpenPNEが事業の中核であり、OpenPNEに関する開発を外部に依頼するプログラマーの方にも担当して頂くことが多くなっています。
クラウドワークス上に限らず、当社の業務に携わる可能性のあるプログラマーの方には選考段階で全員に自らが書いたソースコードを送付して頂くことを依頼しています。
外部の方にお願いする仕事は、運用・保守よりも最初の開発やコーディングの依頼をすることが多く、ソースコードがあまり綺麗ではない方だと他の方に引き継ぐのが大変なため、ソースコードの綺麗さを求めています。
仕事を始める前の選考基準の一つとして、ソースコードの提出と確認が役立っています。クラウドワークス経由では今まで3名の方に送付して頂きましたが、フリーランス暦の長い方が多いこともあるのか、みなさん当社の基準を満たすソースコードでした。
通常の面接で来られる方よりも、ソースコードが綺麗な方の比率が高い印象を受けました。
非対面かつ時間単価制で仕事を進められる点が、今までのサービスにはなく画期的
ー実際に依頼してみていかがでしたでしょうか
実際にクラウドワークスで2名の方に仕事を依頼し、1人は固定報酬制、1人は時間単価制で仕事を進めました。
応募選考時はクラウドワークス内のメッセージで、実際の仕事はskypeのチャットで進めており、未だに一度も直接お会いしていません。1人は関西の方だったので、クラウドワークスのような非対面で成立するプラットフォームがなければお願いする機会がなかったので、嬉しく思っています。
ークラウドワークスで発注してみて何か発見はありましたか
今まで、付き合いのあるフリーランスの方や制作会社に外注することはありましたが、一度も非対面で仕事が完結するということはありませんでした。
もう一つ、時間単価制で外部の方に仕事を依頼するというのもはじめての経験でした。
制作会社の方が当社に出向し、常駐されるのであれば時間単価制という報酬体系はありましたが、今までは全て固定報酬制でした。
案件募集の際は、時間単価制で幅を持たせていました。「最初の1週間はその幅の最低時間単価でお試しでやってみませんか?」と応募者の方からご提案いただき 、最初の1週間は最低時間単価で仕事をして頂きました。
その後、継続して頂きたいと思ったので時間単価を上げて継続して頂き、3ヶ月ほど開発をして頂きました。このように時間単価制はお試しで始めやすく、その後の継続の検討や時間単価の調整の融通が利くため、取り組みやすい方式だと実感しました。
非対面かつ時間単価制で仕事を発注できるのは画期的であり、今後も継続してクラウドワークスを利用していきたいと思っています。
当社のOpenPNE関連の開発は教育コストもかかるため、一度一緒に働いた方にスカウトメールで声を掛けて、時間が空いてもまた同じ方と仕事ができる可能性が高いクラウドワークスの仕組みはありがたいですね。