「農業サイトのWEBデザイン案件を発注をしたら、デザイナー兼農家のお仕事をしている方に依頼ができた。」そう話すのは株式会社フォーピース水越さん。水越さんに、クラウドワークスを活用し、案件にぴったりの方にお仕事の依頼ができたお話を伺ってみました。
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クラウドワークスの発注者向けセミナーをきっかけに、時間単価制で募集
当社ではスマートフォン関連の開発事業を手掛けているのですが、社内にデザイナーを抱えていませんでした。会社を設立したのが2011年の終わり頃で、最初から制作会社へ外注する余裕もありませんでした。
私自身がフリーランスだった経験もあり、フリーランスの方と共にすることに慣れていたため、他のクラウドソーシングサイトでロゴの発注などをしていました。クラウドワークスはオープンした頃に評判を聞いて、利用していました。
最初の数ヶ月は他のクラウドソーシングサイトクラウドワークスで同じ案件を募集したこともありました。
9月にクラウドワークスが主催するクラウドワークスを利用して発注を検討されている方へ〜応募者獲得の奥義、教えます 〜というイベントに参加し、時間単価制の良さに開眼しました。
肌感覚では固定報酬制で案件を受けた方が効率的に仕事を進めることができ、正直にいうと時間単価制で応募してくる方は自信がないのではないかという偏見がありました。
しかし、フリーランスとしての経験を鑑みた際に、たしかに数十万円台後半の大きな案件よりも、10万円前後の案件や時間単価制の方が仕事を受けやすいなと感じました。
イベント後には時間単価制に切り替えて募集しましたが、応募件数も増え、良いデザイナーの方と知り合うことができました。
農業サイトのデザイン案件:デザイナー兼農家という願ってもない方に発注できた
農業サイトのWEBデザイン案件を募集したところ、5名から応募頂きましたが、その中に実際に兼業農家をされている方がいらっしゃいました。
これはもう案件にピッタリだということと、クラウドワークス上で実績も多数ある方だったので、その方にお願いしました。
福岡在住のデザイナーの方で、農業を奨める友人に感化されて数年前に都内から福岡へ拠点を移したそうです。
上記の写真が今回の農業サイトfarmer’sです。コンセプトが、「若者に今は使われていない地方の土地を有効活用して農業を始めてほしい」というものであり、まさに今回のデザイナーの方はターゲットユーザーでした。
実際にご自身で栽培された野菜の写真を送ってきていただき、デザインの参考にもなりました。納品いただいたデザインにももちろん満足しています。
メールとSkypeを中心に業務を進めていきましたが、非対面なので特に進捗管理をしっかりするように心掛けていました。
今回の案件以外でも3名のデザイナーの方と既にクラウドワークス上で仕事をしており、一度仕事をご一緒して成果に満足しているので、今後も継続的にお声掛けしていきたいと思っています。
あとは価格提案が安すぎると感じる応募者の方は、むしろスキルに不安があるのかと感じ、敬遠するようにしていました。
クラウドワークススタッフの懇切丁寧な対応も魅力
クラウドワークスを使い始める前は他のクラウドソーシングサイトも利用していましたが、現在は新規で案件を募集するときはクラウドワークスのみに絞っています。
発注者向けイベントを通してクラウドワークスのスタッフの方々とも知り合い、効果的な活用法やその他のサポートなどをいただけた点に好感を持ちました。
クラウドソーシングはまだまだ一般的ではないサービスであることもあり、不明点は少なくないです。そうした際に丁寧なカスタマーサポートがあることは心強いです。
最近、クラウドワークスでもコンペ方式が始まったようなので、今後はロゴやLP制作をコンペで出してみたいと思います。
他のクラウドソーシングサイトでロゴのコンペを試したことがありますが、100近くのロゴが集まり、その中から満足のいくものを選ぶことができました。クラウドワークスでもコンペ方式が盛り上がってきているようなので、遠くない未来に募集を掛けたいです。