規模が小さく、制作会社にも依頼しにくい案件の需要が出た時に、クラウドワークスを活用したお話を紹介していただきました。
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数日で3-5件しか応募がなかったが、結果的には2案件に対して33件と19件の応募
異業種交流会でクラウドワークス代表の吉田さんと出会ってクラウドワークスを身近に感じ始めました。クラウドワークスは以前から気になっていたサービスで、当社のメンバーはエンジニアが多く、デザインは外注する場合が多々ありました。
お付き合いのある制作会社に発注することもありましたが、「facebookページのアイコンやカバー画像」という発注単位として小さすぎてどこの制作会社にも依頼しにくい案件の需要が出た時に、クラウドワークスを利用してみようと思い出しました。
その頃、クラウドワークスでは「コンペ形式」を開始したばかりで、アイコンやカバー画像という比較的軽めな案件であればコンペと相性が良さそうと思い、コンペ形式で募集を始めました。
最初の数日で3-5件くらいしか集まらず、こんなものなのかな…と正直、思いました。募集期間を2週間としていましたが、最終的には2案件募集していて33件と19件のご応募をいただき、その中から選定させていただきました。
2案件とも偶然同じデザイナーへ発注:継続発注へと繋がる良き出会いに
当社は2012/11/16に法人化したばかりで、Gunosyというニュースキュレーションサービスを提供しています。Gunosyの独自のアルゴリズムを用いた新しい形態の求人サービスであるGunosy Careerという新サービスも今春リリース予定です。
非定常的な業務は外注し、少数精鋭の高収益体質の企業を目指しています。コアメンバーは現在5名で、内訳は開発4名とビジネスサイド1名です。ゆえにデザイナーに関しては、できるだけ多くの発注先の選択肢を持ちたいと思っていました。
クラウドソーシングでいえばクラウドワークスが実際に使ってみて、質の高いデザイナーの方が多い印象を受けました。
実際のコンペの選定は、メンバー5名で集まって議論しましたが、すぐに2-3個に絞ることができ、そこから多少悩んで選定しまたが、偶然にも募集した2案件とも同じデザイナーの方の作品を選びました。
このデザイナーの方にはiPhoneアプリのアイコン制作の案件やコーポレートブログのカスタマイズ案件をスカウトメールで継続発注しました。
プロフィールからポートフォリオを拝見して、完成度の高いデザインを手掛けられている方だと思え、安心して発注できました。コンペ形式を通して、良いデザイナーと出会えたと思えました。
コンペ形式の最大のメリットは、様々なアイディアを得ることができること
コンペ形式は特にロゴやアイコン、カバーデザインの制作と相性が良いと思います。案件募集時に自分たちでもイメージが固まっていない場合もあり、コンペ形式で募集すると様々なアイディアを得ることができる点が魅力的です。
いきなり一人の方に発注すると、イメージと違った成果物が出てくるリスクもあり、継続的に発注できそうなデザイナーを探す手段としても上手く機能していると思います。
クラウドワークス上の「マイチーム」という機能も魅力的で、クラウドワークス上で仲間を多く集めていくという感覚は、より多くの発注先の選択肢を持ちたいという当社の思想と合致しており、気に入っています。
また別の案件でもクラウドワークスで募集し、今回出会えたデザイナーの方に仕事をお願いする場合もありますが、他の方との出会いも楽しみにしています。