マーケティング
公開日: 2018.05.10 / 最終更新日: 2020.01.06

アンケートをコンテンツに活かす!独自コンテンツの強みとは?

市場調査やブランド調査で使われるアンケートですが、コンテンツにアンケート結果をくみこむことで、独自性の高いコンテンツを作成することができます。

本記事では、アンケートコンテンツを作成するメリットと、アンケートコンテンツの作成方法を事例を交えて紹介します。

アンケートコンテンツならではのメリット

s_rawpixel-652547-unsplashアンケートコンテンツには、通常の記事作成よりも工数がかかる事が多いです。
しかし、アンケートコンテンツには他の記事にはない大きなメリットがあります。

SNSでの拡散、メディア露出も狙える

自社ならではの切り口でアンケートを取ることで、数字の集計だけでも独自性の強いコンテンツを作成することができます。また、通常の記事よりも、客観性の高い数字を提示することができ、様々な解釈をする読者が現れやすく、SNSでも拡散されやすいです。

目新しい切り口でのアンケートを実施することができれば、メディアに取り上げられることも期待でき、さらなる露出増を狙うことができます。

実際に、クラウドワークスの運営するメディア「パラレルジャーナル」では、フリーランスの働き方に関する調査記事を掲載しました。複数のメディアから調査内容を取り上げられ、流入増はもちろん、サービスのブランド認知の拡大にも寄与をしました。

また、数十ドメインからの被リンクも獲得することができ、SEO観点でも有効な記事となりました。

パラレルジャーナル

顧客の関心を引きやすく、コンバージョンにつながりやすい

集客を目的としてオウンドメディアを運営する上で最大の課題は、Webサイト集客しただけでは、売上にはつながらない、という点ではないでしょうか。記事から流入したユーザーは必ずしもサービスに興味を持っているユーザーとは限りませんので、サービスの利用につなげることが難しい場合も多いです。

その様な顧客に対して、調査記事は非常に有効になります。流入した顧客の関心を引きやすい調査を、自社独自の切り口で行うことで、違和感なくサービスに注目を集めることが期待できます。

既存顧客へのコミュニケーションにも利用できる

先にも記載したように、アンケートを用いた調査コンテンツは、独自性の高いコンテンツになりやすく、既存の顧客にとっても有益な情報となる場合が多いです。

メールマガジンなどの形で既存顧客にもコンテンツを提供することで、集客のみでなく、既存顧客のリテンションや、休眠顧客の掘り起こしにも活用することができます。

どうやって作ればいいの?費用は?

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アンケートコンテンツを作成する、といってもどのようにしてアンケートを実施すればよいのでしょうか。アンケートの実施方法には、大きく3つの方法があります。

現在の顧客にアンケートを行う

一番手軽で、費用の掛からない方法は既存の顧客にアンケートを実施する方法です。
自社の顧客に対して、メールなどでアプローチし、アンケートに回答をしてもらいます。

クーポンや、ギフト券などのインセンティブを付けることで回答率を上げることができるでしょう。サーベイモンキーなどのアンケートツールを用いることで、カンタンにアンケートを実施することができます。

作業の手間とわずかな費用でアンケートを実施できることが大きなメリットです。
また、自社サービスへの顧客への調査、ということで、アンケート内容によっては、独自性を強く打ち出せる可能性があります。

デメリットは、自社の顧客だけが対象となってしまうため、実施できる調査の幅が狭くなってしまうほか、規模によっては有意義なデータが得られない場合もあることです。

リサーチ会社に依頼する

色々な人の意見を集めたアンケートを行いたい、という場合は、リサーチ会社に依頼することも一つの選択肢です。リサーチ会社に依頼することで、アンケートの設計から、対象者の選定、事前調査などまで一括で依頼をすることができ、高品質なアンケート結果を得ることができます。

但し、費用としては小さな調査でも10万円以上の大きな費用が必要となることがデメリットです。

セルフリサーチを行う

1つのコンテンツにそんなに大きな費用をかけるのは難しい・・・という場合は、アンケートの実施が可能なサービスを使って、自身でアンケートを実施することも可能です。

例えば、クラウドワークスでは、タスク形式でアンケートを実施することで、様々な属性のユーザーの意見を収集することができます。回答できる対象ユーザーの絞り込みを行うことも可能で、柔軟なコンテンツ作成に役立ちます。費用も、アンケートの設計によりますが、1,000件の回答で、3,000~500,000円程度と少額のコストでアンケートが実施できます。

デメリットは、アンケートの作成や、回答結果の分析、集計は自身で行う必要があり、手間がかかってしまうことです。

メリット・デメリットの比較

自社顧客へのアンケート リサーチ会社へ依頼 セルフリサーチ
費用目安※ 0円 10万円~ 3,000円~
メリット コストが低く、内容が合えば独自色も強く出せる 精度が高く、分析の手間もかからない 低コストで様々なアンケートが実施できる
デメリット 対象が限られる 費用が高い 手間がかかる

※外注コストのみでの目安です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

アンケートはうまく使うことで良質なコンテンツの源泉になります。アンケート結果をもとに、新たな企画や、サービスへの気づきを得られることもありますので、次の施策にお悩みのかたはぜひご検討ください。

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