組織状態を示すエンゲージメントスコアがAAA・70突破しました

2019.10.30

2017年3月末にエンゲージメントサーベイ導入してレイティングCCC・スコア47.1だったところから、企業文化をメンバーと共に一つ一つ構築して2年半、ついにレイティングAAA・スコア70.5になりました。

リンクアンドモチベーション社に伺ったところ、サーベイ実施全企業の中でトップ3%ぐらいの目安とのこと。ようやくここまで来ました。今までの取り組みやメンバーの声をキックオフの写真と共に報告させて頂きます。

これまで
・ミッション・ビジョン・バリューとカルチャーを示すミッションカード
・ミッションカードをプロダクトと捉えて、メンバーと対話しながらQごとにリビルド
・マネジメントイノベーションキャンプの定期開催
・キックオフやアワードのプレゼン文化と表彰の仕組み創り
・SDGs実践による包括性プロジェクト
・1on1やマネジメント手法のノウハウ化
など、この2年半試行錯誤しながら一つ一つ積み上げてきた文化は他社が真似できないほど強固なものとなってきていると感じています。

昨年度のスローガンである「Be agile」は、今年から正式にバリューとして採用し、新しい働き方が生まれ始めている複雑な社会に対して経験学習しながら変化し続ける自律的な組織になってきました。

以下は、メンバーの日報から抜粋

「改めてこの会社と働くメンバーに出会えて良かったです!!!」

「率直に、入社して本当に毎日が楽しくてたまらないのですが、その理由は、とてもフラットな組織風土かつ、個々人を尊重して、経験学習をさせていただける環境がそう思わせてくれているからだと思います。心より感謝をしています。」

” Mr. Yoshida has very noble goals. I believe Japan will change drastically in the near future. Whether it changes for the better or for the worse is up to us. I want to do my part. ”
(※今期よりダイバーシティを重視し、多様な国籍の方を積極的に採用し始めています。社内も一部の部門から英語化していく予定です。)

「改めてこの会社に入って良かったなーと感じました。今自分自身がやっていることに、本当に夢があるなと思います。市場を変える楽しさ・価値観を変える。社会全体のしくみすら変えることができるなと。一瞬で一日が過ぎるが、確実に自分自身が成長しているとも実感。」

「ミッションカードの説明で、ワークスキル6などエンジニアバイトをしていた自分が欲していたものがそのまま言語化されていて感動しました。自分もこの環境で頑張っていきたいです。」



この2年半を通して目標は目指せば必ず到達する、ということを組織において感じました。事業も同じです。ビジョンである「世界で最も報酬を届ける会社になる」、総契約額2.27兆円を必ず実現できる、と改めて確信しています。

組織文化が強固なものになってきたので、次は事業と業績の仕組み化に着手しています。もちろん今までも事業や業績に取り組んでいたのですが、土台の上に強い建物を改めて建てるイメージです。

生産性管理において一段高い仕組み化と目標への要求に応えられる事業部とコーポレートになってきたと感じていますので、今期は特に経営管理を強化し、社会と株主の期待に継続的に応え続けられる体制を創っていきます。この1年で成果を出し、今期の終わりには経営管理の革新についてまたブログで報告できれば良いなと思っています。

クラウドワークスのメンバーへ、日本の働き方を変えられるのは私たちだ。日本とそして世界をけん引する最高の会社を創ろう、引き続きよろしく。

クライアントやワーカーや地方行政の皆さま、そして株主やメディアの皆さま、引き続き社会に高い付加価値を提供できる会社を創っていきますので、末永いお付き合いのほどをどうぞよろしくお願い申し上げます。

マネジメントにおける「当事者意識を持て」という言葉の死

2018.10.18

Qに1度開催しているマネージャー合宿を続けて1年が経ちますが、今回の合宿で組織の価値観を話し合っていた時に、我々の中ではマネジメントにおける「当事者意識を持て」という言葉の明確な死、終わりを感じました。s_Image from iOS (1) (1)

と言っても、当事者意識という言葉自体を否定しているわけでありません。今でも当事者意識を持つことは重要だと思ってはいます。

あくまで、現在のクラウドワークスのマネジメントにおいては「当事者意識を持て」という言葉は死んだと感じた次第です。その経緯と理由を以下にまとめておきます。

(また、弊社株主を始めとして当事者意識という言葉でマネジメントしている会社があると認識していますので、他社についてとやかく言うつもりもありませんし、他社は他社でそのようなマネジメントで成果を出しているのだと思います。現在の日本社会を背景としてゼロから組織を作っているクラウドワークスでの話が原則です。)

■1.不確実性の時代における組織戦略が求められている

言わずもがなですが、改めて今の日本の状況を整理してみます。

・2018年段階で65歳高齢者が4人に1人を超え、28.1%
・人口減少により国内市場は2020年をピークに縮小する(人口オーナス)
・全労働力のうち48.9%が既に正社員以外の労働形態へ
・個人にとっての報酬源の多様化(仕事・生活×役務・モノ):仕事×役務ならクラウドワークス、生活×役務ならココナラ、生活×モノならメルカリなど

これらは20世紀的な「長期に保証された枠組み」の効果が急速に縮小し、個人や企業にとっての不確実性が増していることを示しています。

情報の流通が早まり、ある固定的な一つのやり方が通じる期間が非常に短くなっている中で、クラウドワークスでは不確実性の時代における組織戦略として、ソフトウェア開発の概念として知られている「アジャイル型組織」を全社において実行することを決め、2019年9月期は「Be Agile」というスローガンを掲げることにしました。
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■2.個人を指導する時代から、個人を認め高める時代へ

私がサラリーマン時代に受けたマネジメントは、「あなたは物事を知らない人」としての扱いでした。

例えば、
「あなたは、まだこの仕事の仕方を知らないから教えるね」
「あなたは、まだ考え方を知らないと思うので教えるね」
といったものでした。

ところが、クラウドワークスの組織スコアであるエンゲージメントサーベイでAAAを取っているマネージャー達へヒアリングを重ね、共通する傾向を導き出したところ、それとは真逆の傾向が見られました。

例えば、(相手が新卒であったとしても)
「あなたの考えたとおりに自由にやってみてください」
「わからなければ私なりの考えは持っているので聞いてください。その上で参考にしてもいいですし、自分の思うやり方でやってみても良いです」
といったものです。

エンゲージメントスコアAAAのマネージャーに共通した考え方として、
・目標の合意プロセスを経た上では、
・一人一人の手段は一切の制限無く自由を持たせる
というものがありました。
(これらはスクラム開発やアジャイルの考え方とも共通しています)

また「目標に対する考え方」も違いが見られました。

私がサラリーマン時代に受けたマネジメントでは、
「目標を達成したらあなたは認められる。達成しなければあなたは認められない」
といったものでした。

一方でAAAを取っているマネージャーたちの傾向は
「あなたは認められた存在であり、あなたが自分で考えたあらゆる手段を実行できる状態をサポートします。そこであなたがワクワクしていれば自然に目標も達成しているでしょう」
あるいは
「目標を達成することは大事ですが、それ以上に、自分の考えで試行錯誤することが大事です。それが当たり前になれば、自然に目標も達成されていくでしょう。」
といったものでした。

そして驚くべきことに、これらは実にエンジニアサイドやビジネスサイドといった職種の垣根が無く共通している傾向だったのです。
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■3.これからのマネジメントに必要な「組織の持続性」という観点

ビジネスサイドの中ではもちろん管理型のマネジメント、具体的には、目標を分解したKPIのロジックツリーを作り、マネージャーが1人1人のKPIを日次で管理して達成へ導くやり方で目標達成をしているチームもありました。

ではそれはクラウドワークスにおいてはどのように評価しているのでしょうか?

ここで重要な視点が「組織の持続性」という観点です。

目標へ向かう時に、社員一人一人レベルでのKPI管理のみに「手段を固定化し、全員を管理することは、成果をあげることはできるが、組織の持続性の点で疑問が残ると考えています。

クラウドワークスの中では、そのKPI管理についていけるメンバーが限られていること、そして、ついていけるメンバーも時として燃え尽きてしまうケースがあることなどがわかってきています。

※補足として重要なことは、エンゲージメントスコアAAAのマネージャーも全員がKPIのロジックツリーは持っていて、メンバーレベルでどうしたらよいかという仮説自体は持っています。

ですが、そのKPIマネジメントをメンバーに要求すること無く、手段を自分やチームで考えさせ、それをサポートして、手段が自由な状態を担保している、という点が大きく異なりました。

その中でメンバーが日次のKPI管理を選択するのももちろん自由です。手段が固定化されていないことが重要であり、特定の手段を否定するものではないことを追記しておきます。

【組織の持続性の観点から優れているセールスフォースのOhanaカルチャー】

ここで他社の例として、セールスフォースのOhanaカルチャーの事実を紹介します。

私がサンフランシスコでOhanaカルチャーに衝撃を受け、日本でも訪問してOhanaカルチャーだけを再度説明してもらったのですが、強烈な透明性とフィードバック文化を兼ね備えているものでした。

Salesforce の Ohana 文化
https://trailhead.salesforce.com/ja/modules/manage_the_sfdc_way_ohana

以下の”Why It’s Important for Companies to Embrace Culture”のくだり
https://trailhead.salesforce.com/content/learn/modules/manage_the_sfdc_way_ohana/msfw_ohana_culture_matters

私なりに要約すると、

「現代はインターネットにより透明性の時代となり、社員が不満を持った状態だとそれが外部に漏れる可能性が高くなっていて実際にYelp(日本で言う食べログ)を見て飲食店を選ぶように、Glassdoorを見て企業を選ぶようになっている。

また既存の社員もGlassdoorを見て、プライドを高めたり傷ついていたりする。魅力的な文化は、社員の体験を魅力的なものにして社員が誇りを持ち、その結果、ユーザーにもよりよい顧客体験を届けるようになる。

それらはGPTW(Great Place To Work、社員満足度調査の一つ)と株式市場のリターンの相関関係の事実としても証明されている」

といった流れかと思います。

つまり、メンバー1人1人のレベルまで徹底したKPIマネジメントを全社で固定的に行うような経営は、成果をあげられる可能性があるが、手段を固定化しているがゆえに「メンバーの体験を魅力的なものにしているか」という点では疑問が残り、メンバー一人一人が誇りを持てる仕事や組織としての持続性という観点からはネガティブに働く可能性がある、と現状では仮説立てています。

個人的に、この現段階の仮説は、これまでの私自身のビジネスキャリアの否定と感じるぐらいに衝撃的でした。

少なくとも営業(ビジネスサイド)については「体系だったやり方で全員が同じやり方をして拡大再生産することが有効な状況はあるはずだ」と私自身がまだ思っていたところがあるのですが、成果をあげていて、かつ、エンゲージメントスコアAAAのビジネスサイドのマネージャーが、スクラム開発やアジャイルと共通した「目標に合意したら手段はフリーである」といったやり方でマネジメントしていることに驚くとともに、20世紀的な日本企業のマネジメントが終わりを告げていることを痛感しました。
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■4.マネジメントにおける「当事者意識を持て」という言葉の死

「当事者意識を持て」この言葉は私自身何回というか何千回言ってきたかわかりません。

経営者としてメンバー間の意識の差に焦るたびに「当事者意識が重要だ」「当事者意識を持ってください」「当事者意識があれば変わる」「当事者意識を持てばわかるはず」と言ってきたと思っています。

ですが、ここ1年特にこの言葉に違和感を持っていて、その理由が最近わかりました。

「当事者意識を持て」という言葉は、現段階のメンバーの思考を否定するニュアンスを含んでいると感じています。今のあなたではなく、もっと意識を引き上げろ、もっと高みを目指せ、今のあなたよりもっとできるはずだ、というニュアンスですね。

それは高度経済成長期に未来という時間軸で働いていた時代の産物のように思います。未来のために今を否定する働き方、「当事者意識を持て」にはそういったニュアンスが含まれていると感じます。

「当事者意識を持つと幸せになれるが、当事者意識を持たないと幸せになれない」という条件付きの承認。

今の時代は未来が不確実である以上、現在という時間軸で今のメンバーを承認、肯定するマネジメントが求められているのだと考えています。

その意味において、今のあなたを否定するニュアンスを含む「当事者意識を持て」という言葉は死んだ、と感じています。

その中で先日、スターバックスの組織文化に触れる機会がありました。スターバックスのパートナー(働く人全員をこのように呼びます)全員に求めるスタースキルの最初の一文が「自信を保ち、さらに高める」であること、またスターバックスにおいてはパートナー全員を「学習者」と定義して、学習、つまり成長し続けることへの支援を約束していることに感動を覚えました。

A:「あなたは当事者意識を持ってください」
B:「あなたの学びや成長を支援させてください」

どうでしょうか、現在のあなたを承認し、力を持たせる言葉という意味ではBのほうが有効だと私は考えています。

■5.「Be Agile」我々は個の力を最大限活性化するアジャイル型組織を実現します

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・メンバーへ「当事者意識を持て」と伝えて意識を引き上げるのではなく、

・メンバーを承認し、自由を与えて力を引き出し、結果として「当事者意識を持っている」状態を導く

それがまさにアジャイル型組織の一つの要素であると考えています。
そしてこの組織戦略が情報の流通が早い現代における組織の持続性という観点でも有効であると確信を持っています。

ちなみにアジャイル型組織については、ハーバードビジネスレビュー2018年7月号特集「アジャイル人事」が詳しいので興味がある方はご一読ください。

2018年7月号 目次 | 特集:アジャイル人事 俊敏な組織に進化する
http://www.dhbr.net/ud/backnumber/5b0f81ef77656132ca000000

クラウドワークスは創業当初から一貫して掲げている言葉があります。

「個の力を最大限活性化し、社会の発展と個人の幸せに貢献する」

これは時としてミッションになったり、ビジョンになったり、現在はバリューになっていますが、常に変わらない言葉として掲げています。

この1年のマネージャー合宿を通して導いたマネジメント仮説であるアジャイル型組織は必ずメンバー一人一人の承認から力を引き出し、それが結果として今後クラウドワークスが「個人のための新しい就業インフラ」となっていくことを確信しています。


2019年9月期のスローガンは「Be Agile」、この組織戦略を通して我々は日本社会で最も働く価値がある職場になろうと思います。

※絶賛人材募集中ですので、お気軽にエントリーください。個人の力を引き出す全く新しい組織の在り方を一緒に創りましょう。

Be Agileな組織で一緒に働き方革命を起こしませんか!
https://www.wantedly.com/projects/250020

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2018年3Q決算とクラウドワークスの強みである「エフェクチュエーション経営」

2018.08.14
クラウドワークス3Q決算発表をしました。想定通りの決算で今期も順調に事業推進しています。

■1.サマリー

・ 前年同期比 売上高約2.4倍、売上総利益約1.7倍
・M&A関連で一時費用を計上するが、通期営業利益の見通し0円に変更なし(※一時費用については2Qで事前告知済)
・営業利益は前年同期比263百万円増加
・リンクアンドモチベーションによる組織状態を示すエンゲージメント・レイティング」でAAA(実施企業の上位3%)を獲得

■2.トピック

また、会員数が200万人を突破したほか、ファクタリング領域の新サービス、事業提携、そしてブロックチェーンの新会社共同設立を発表しています。
1.フリーランスの報酬を保証する請求代行サービス 「フィークル(feecle)」提供開始
https://feecle.works/
https://crowdworks.jp/press/?p=7744
2. 世界190ヵ国650社で導入「SAP Fieldglass」とのソリューション連携を発表
https://crowdworks.jp/press/?p=7749
3.会員数が200万人を突破 ~「ありがとうボタン」で贈りあった感謝の数は1000万回に~
https://crowdworks.jp/press/?p=7748
4.ブロックチェーン技術を活用した自律分散組織(DAO)のプラットフォームを開発する株式会社volvoxを共同設立
https://crowdworks.jp/press/?p=7750

■3.諸藤さんとの対話によって見出されたクラウドワークスの強み「エフェクチュエーション経営」

昨年末ごろからリアプラ代表の諸藤さん(エス・エム・エス創業者)と意気投合して、20時間以上2人で1on1を続けてきました。多数の投資先を抱えている諸藤さんにこれだけのお時間を割いて頂いたこと感謝いたします。
この時間を通して、諸藤さんがどういう経緯を経て今の挑戦に至ったのかが良く理解できまして、諸藤さんの明確な目的と意志を知るとともに私としてもリアプラ社の大いなる成功を祈っています。これらの対話を通して諸藤さんは私の経営メンターの一人であり、人生の盟友であると考えています。
その中で諸藤さんから
「吉田さんほどエフェクチュアル(未来を予測するのではなく、行動を通して未来を創り出す)な人は見たことない」
という言葉があり、恥ずかしながら諸藤さんから言われるまでエフェクチュエーションという経営における言葉を知らなかったので、そこから調べ始めました。
諸藤さんをご存知の方は良く知っているかと思いますが、諸藤さんはあらゆる歴代の経営者を研究しており、その中から経営手法の再現性を追求しています。(※再現性の追求の理由は諸藤さんのこれまでの人生にあるのですが、それは長くなるのでまた別の機会にします)
元々はサラス・サラスバシー氏による著書「Effectuation: Elements of Entrepreneurial Expertise」から来ている言葉で、その著書は『「1つ以上の企業を創立し、フルタイムで10年以上働き、最低でも1社を株式公開した人物」を研究した結果、最初に浮上してきたテーマは「熟達した起業家は、マーケットリサーチを信用しない」ということだった』というくだりから始まります。
一番大きな違いは、コーゼーションは「未来は予測可能であるもので、そこから逆算した現在の目的を持てる」と考えているのに対して、エフェクチュエーションでは「未来は不確実なもので、人間の行為によってコントロールされ、また創造される」と考えています。
エフェクチュエーションとコーゼーションという考え方は以下に良くまとまっているかと思います。

クラウドワークスにおけるこれまでの経営判断と成果を整理してみます。

・創業1年目で(教育コストがかかる)新卒採用開始、その中からプラットフォームのリードデザイナーが生まれ活躍している
・創業1年目で、慶応在学中の学生の成田を執行役員に抜擢、現在は取締役副社長 兼 COOとしてマネジメントしている
・創業1年目で3億円調達、その後創業2年目で11億円調達、3年目でマザーズ上場承認
・上場直後に29名の正社員の状態から100名新規採用し、新規事業を(私以外の役員・社員によって)多数起ち上げ、撤退もある中で現在は新規5事業が年率50-240%で成長
・上場4年目でMUFGグループと大和証券と業務資本提携、未経験の領域であるFintech事業を続々リリース、ウォレット事業「クラウドウォレット」、ファクタリング「フィークル」など
これらの事象は、実は「過去のその時点では、行動規範によって今あるリソースの中で判断しただけであり、そのような結果を生むとは予想していなかった行動」によってもたらされています。
例えば、MUFGグループとの資本提携の原点は、実は2012年の私の行動にあったと提携後に先方からお伝え頂きました。その時点で資本提携など考えてもいなかったことです。単に行動規範に基づいて行動していて、それが結果を引き寄せていた。

そして皆さんにとってわかりやすい話で言えば、成田の抜擢も当時賛否両論があり、「うまくいくはずがない」と複数人に言われました。私も未来を全て見通していたわけでは無く、成田のその当時の悔しさからくるエネルギーの量の大きさを見ていたにすぎません。

 

クラウドワークスは、不確実な中で意思決定をして、不確実な中で行動し成果をあげる力が強い会社であると考えています。

また、過去の経営判断における重要な局面では、第二位株主である私の最大のメンターであるサイバーエージェント藤田晋さんのアドバイスによって行動仮説を生み出したことが複数回あるのですが、藤田さんのアドバイスは常に非連続な特徴があり、その論理性を説明されたことはありません。そういう中で、私は藤田さんのアドバイスを基に考え実践して成果を出していったことが数多くあります。
それらが2018年諸藤さんとの対話によって、 それらの経営判断が 一つの線となり、クラウドワークスの強みを明確にすることができました。
藤田さんは多くは語らないのですが、おそらく私にある種の「エフェクチュエーション」的な特性を見出し、当時サイバーエージェントの外部出資としては過去最大額の10億円の投資を行っていただけたのではないかと今は推察したりします。
私自身、上場社長と数多く話していて思うのは、「コーゼーション」を強みにしている創業者が基本的には多いですし、コーゼーションによる合理化を追求することによって未来からの論理性を維持し、利益を創出していくというのが一般的には理解しやすいアプローチなのだと思います。一方で、例えばサイバーエージェントは一つ一つの打ち手は今あるリソースを活用しているが、一見不可解だったり無謀だったりする打ち手になっているように見える中で、最終的に確実に利益へ結実していってると思います。
クラウドワークスの打ち手の一つ一つも同様でその時点では未来からの逆算では無いように見えるため数多くの批判を浴びますが、これまで一つ一つ成果をあげて成長を続け未来を創り出しています。
我々クラウドワークスは、未来が規定されていて逆算して答えがあるのではなく、我々の行動によって未来が創り出されていると考える会社です。
諸藤さんによって気づかされたクラウドワークスの強みは、間違いなく「エフェクチュエーション経営」です。もちろんコーゼーションによる「未来から逆算する形での計画と実行」も行っていますが、その中で発生した不整合や不都合、失敗に対してもエフェクチュエーション経営の中で消化され、必ず成果をあげると考えています。
この「エフェクチュエーション経営」は、今後長期にわたって世界のあらゆる上場企業や市場に対してクラウドワークスが最も優位性をもって推進していけると確信しており、その気づきを頂いた諸藤さんに重ねて感謝を申し上げます。
想定通りの2018年3Q決算の中で、来期以降の経営計画を経営陣で立案していますが、クラウドワークスが掲げる「世界で最もたくさんの人に報酬を届ける会社になる」というビジョンの実現イメージがさらに深まり非常にワクワクしています。今後とも末永くどうぞよろしくお願い申し上げます
8/14追記:友人からご質問を頂きまして、『そもそも「世界で最もたくさんの人に報酬を届ける会社になる」というビジョンはどのようにして生まれたのですか?』と聞かれたのですが、考えてみればこのオンリーワンの価値指標自体が、上場後2,3年経過して
「売上・利益では無い我々独自の価値提供とは何だろうか?」
「創業時から掲げる総契約額という指標は何の価値を提供しているのだろうか?」
と今一度考えた末に創出されたものでした。
(※創業から上場までは総契約額の最大化を指標としており、クライアントの発注金額の最大化こそが社会への価値提供としていました。それが上場を経て考え続けた結果、変革した形になります。)
つまり創業時にこのような指標設定は無く、創業後5,6年して生み出された「未来」になります。これこそがまさにエフェクチュエーション経営の好例と言えるかと思い、追記しておきます。

一緒に個人のための新しい世界を創りませんか?:クラウドワークス初の全社ミートアップ開催

2018.01.30

個人のための新しい世界と既存社会のコンフリクト

ビジョン「働き方革命 ~世界で最もたくさんの人に報酬を届ける会社になる~」を掲げて以来、シェアリングエコノミー領域およびFintech領域で数多くの企業や個人から相談を頂けるようになっています。

その相談には共通しているものがあると感じています。それは、

「個人と個人が繋がる新しい世界」

「既存の社会」
のコンフリクトに関する悩み
です。

コンフリクトの内容は具体的には、

1.新しい市場が生まれることには確信を持っているが(短期的には)儲からない

 1-1.現状では複雑性が高く単純化させるには量が必要だが、量を生むには時間がかかる

 1-2.需要喚起型ではなく、供給喚起型になるので
ロングテールのマーケティングコストが高い

等々・・・

2.既存社会の政府・企業に協力を求めたいが、どのように相談・折衝してよいかわからない

3.既存の法律ではNGになるがどのようにすれば受け入れられる形で進められるかがわからない

と、その後もコンフリクトの内容は色々続きます。

我々はその新しい世界と既存社会のコンフリクトに向き合い続け、既存社会と協調しながら新しい世界を創ることを目指して7年目となるベンチャーです。

クラウドソーシングは、米国でも政府が活用する個人の新しい市場です
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シェアリング・Fintech領域において新しい個人の世界を創りたいと思っている方がいれば、できる限りたくさんの方に今のタイミングのクラウドワークスに参画して欲しいと思っています。

クラウドワークスはこれまでの実績として
・175万人の個人
・23万社の大企業・中小企業
・政府11省庁
地域80以上の行政
との仕事・連携の実績があります。

環境省と連携して、全国の個人によって生まれた環境省公式萌えキャラクター
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我々は個人の新しい世界を創るために、既存社会のあらゆる団体・個人と連携して努力を重ねてきました。また、株主としてもサイバーエージェント、リクルート、AOKIホールディングスなどの各業界のNo.1企業が今後の我々の成長を見据え、長期保有して頂いている状況です。

新しい世界を創るための課題に対してもちろん全ての答えは持っていませんが、トライアンドエラーの経験は豊富にありますので、ぜひ我々と一緒に「個人のための新しい世界」を創ってみませんか?

CrowdWorks Meetup #1の申込みはこちらから
https://crowdworks.doorkeeper.jp/events/69911

クラウドワークスのこれまでとこれからの新しいステージ

クラウドワークスは、クラウドソーシングをイノベーションの切り口として、21世紀急速に進んでいる「人材の流動化」という、日本における根源的な課題経済活性化のチャンスに挑戦し続けています。

全く新しい個人の市場創造へ向けて投資を継続して流通量を増やし続けたまま赤字で上場させて頂き、その後も成長を続け2017年9月期第4Qでは上場後初めてのQ黒字化を果たしています。

今後は(現段階で公表している)通期でのEBITDA黒字化を目指し、次のフェーズに入っていきます。

具体的には自社で生み出した利益による再投資を継続的に行っていく体制になり、できることも増えていくと考えていますし、実際に事業体も増えてきました。

クラウドワークス、WoWme!、Cyta、クラウドテック、ビズアシスタントオンライン、ブレーンパートナー、クラウドテックシェア、Graviee社、電縁社、アイオーシステム社などなど・・・

17年9月期スローガン「いいチームをつくりましょう」実際に、次々といいチームが生まれた年になりました
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様々なシェアリング領域の事業が次々に起ちあがっています。凄く面白いタイミングだと思っています。

そしてこれからFintech領域もCampfireとの連携からのレンディングを皮切りにクラウドスコア構想を一つ一つ形にしていこうと思っています。

今回のミートアップは、これらの全事業から役員・社員が参加し、プレゼンや質問・交流ができる貴重な機会となります。
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CrowdWorks Meetup #1の申込みはこちらから
https://crowdworks.doorkeeper.jp/events/69911

クラウドワークス初の全社ミートアップにぜひお立ち寄りください

クラウドワークスは
・上場企業として、社会に向けて新しい価値提供をする場に立たせて頂きながら、
一方で
・ベンチャーとして、新しい市場を創造するべくできる限り投資を継続している
そんなことを両立している日本でも稀有な会社です。

「個人のための新しい世界」に興味があるあなたがもし参画した暁には、クラウドワークスでの経験の一つ一つが、
シェアリングエコノミーを通して個人の新しい価値を創造し、
Fintechによって個人のための新しいインフラを提供する
という、ここでしかできない経験をすることができる、と確信しています。

部門間交流の福利厚生「シャッフルランチ」での一コマ
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ぜひお気軽にお申し込みください!
CrowdWorks Meetup #1
https://crowdworks.doorkeeper.jp/events/69911

我々はこういったユーザー感謝祭のようなイベントも、業者に頼ること無く役員・社員とユーザーが一体となって企画・運営しています。
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私ももちろん参加しますので、当日皆さまに会場でお会いすることを楽しみにしています。

中期経営計画「働き方革命」と「クラウドスコア構想」

2017.11.16
上場時に掲げた総契約額100億円が今期見えたこのタイミングで中期経営計画「働き方革命」と「クラウドスコア構想」を発表しました。
数値目標は2020年総契約額400億円、EBITDA20億円、そして早期に総契約額1000億円突破を目指します。
クラウドスコア構想は「働き方革命」に基づき、
1.ブロックチェーン技術:プラットフォーム外のP2P取引を想定
  AI:働き方の自動化、および個人の信用スコアリング

2.個人のための新しい与信インフラ:AIスコアリング「クラウドスコア」

3.個人の新しい経済圏「クラウド経済圏」=「シェアリングエコノミー」+「Fintech」

4.個人へ届ける報酬額1.7兆円(日本人平均年収422万円×40万人)を達成

を通して、個人のための新しい社会を構築し、
ミッション「”働く”を通して人々に笑顔を」を提供することを目指しています。
中期経営計画に基づき昨日、今日と早速多くのリリースが出ており、記事にもして頂いています。

1.ブロックチェーン技術:プラットフォーム外のP2P取引を想定 / AI:働き方の自動化、および個人の信用スコアリング

・また、AIの取り組みはサービス改善にも利用されており、人工知能学会で発表しておりますので詳細は中期経営計画P22をご覧ください。

2.個人のための与信インフラ:AIスコアリング「クラウドスコア」

・クラウドソーシング業界初の取り組み、報酬前払いサービス開始
日本経済新聞
働き手に「報酬前払い」、クラウドワークスが融資で
こちらは家入さん率いるCampfire社と提携して実現しています。

・AIスコア・レンディング「クラウドキャッシュ」を年内開始~クラウドソーシング業界初・仕事の完了前の報酬受取を可能に~

・クラウドワークス、中期経営方針として「クラウドスコア構想」を発表 ~「報酬の記録」が個人の信用となる世界の実現へ~キャプチャ

報酬データを貯めるためのタイムカードシステムは特許を取得、知財戦略も着々と進めています。
・オンラインで稼働時間をカウントできるアプリ「CWタイムカード」の特許を取得 時間単価制契約の急成長を支える

3.個人の新しい経済圏「クラウド経済圏」=「シェアリングエコノミー」+「Fintech」

1社の買収と、2社の子会社設立、2社の投資を発表しています。いずれもシェアリングエコノミー、Fintech領域の進出です。

特に電縁社はクラウドワークスとしては大型の9.6億円の買収(今回はその67%を取得)し、EBITDA約1.3億円の取り込みと共にブロックチェーン開発で連携していく予定です。

株式会社電縁の子会社化に関するお知らせ~ブロックチェーン領域で連携し「クラウド経済圏」の形成を加速~rere_DSC_3671

 急成長事業を分社化、「株式会社ビズアシ」設立のお知らせ
23634222_1493420834081472_2132817489_oバケーションレンタル事業を展開する株式会社トマルバへの出資のお知らせ 個人の報酬最大化に向けてシェアリングエコノミーへの投資を加速
そして最後にビッグニュースとして、元GREE CFOの青柳さんに社外取締役となってもらう予定です。上場前のGREEから時価総額数千億へ達する躍進の過程や海外展開など、我々がこれから挑戦するあらゆる世界の経験をお持ちで今後の経営のアドバイスをいただく予定です。
2018年9月期は「働き方革命」で総契約額100億円を突破し、2020年総契約額400億円、そして次の総契約額1000億円に向けて急ピッチで進めて参りますので引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
中期経営計画「働き方革命」はこちらからご覧ください
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