クラウドワークス2013年新卒の成田さんを副社長にしました

2015.03.26

本日の取締役会で承認を受け、取締役の成田さんを副社長へ昇進させました。

彼はまだ25歳にも関わらず、彼を主体としたマーケティングチームでマザーズ上場を果たし、
現在では事業計画立案やマネジメントなど幅広く手掛けて成果を上げており、
取締役会でも全員一致での副社長昇進となりました。

今後、成田さんが現在の事業を全て管掌していくことになります。
25歳の青年としては大きな勝負になると思います。

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経営としては、意思決定スピードを最速にするために判断をしました。

現在常勤役員が取締役・執行役員で6名いますが、
気づけば話し合いが増えて、意思決定が遅くなっている局面があると感じました。

成田さんの仕事ぶりと成果を考えた時に、組織の更なる成長のためにも、
圧倒的に最速で攻め続けるためにも成田さんにジャッジを集約させることが
彼自身を成長させ、また組織を成長させられる、と考えています。

一方で組織の改編も行っています。
上場まで一定の体制を維持して走り続けていましたが硬質化している部分もあり、
定期的に変わり続けることを是とする文化を醸成したいという意思です。

今回の昇進は、一方で私の決意でもあります。

現事業の当面の目標である「2017年9月期に仕事の総契約額100億突破」は成田が担い、
私は今後の更なる成長戦略を打ち出していく役割になります。

上場会社3584社(日経新聞2015/1/6より、外国企業除く)の末席に立ってみて、
高校野球なら甲子園優勝、プロ野球なら日本一を目指すように、
トップを目指していきたいと思っています。

その中ではもっともっと別の圧倒的な成長カーブに挑戦し続ける必要がある。
今の成長カーブでは全然足りない。

私はその更なる成長カーブにコミットをします。
具体的には、
1.理念「”働く”を通して人々に笑顔を」を中心とした文化形成、人事制度構築
2.仕事の総契約額100億円達成以降の成長戦略
3.株主と対話型のIR方針の基礎作り
に集中していきます。

今週、元通産官僚・経済企画庁長官の堺屋太一さんと対話する機会がありました。

堺屋太一さんは、今日(2015年)の日本は第二の敗戦状態であると話されていました。

1100兆円の借金、歳出の4割以上が借入金、
高齢者の増加で年に3兆円近く増えることによる年金破綻、
インフラの少子化の危機、地方制度の行き詰まり等など・・・

戦後日本の終焉を迎え、新しい第三の日本を立ち上げる必要があると説いておられました。

クラウドワークスは、クラウドソーシングを通して、
個人の新しい働くインフラを提供し、その第三の日本を創ることに貢献したいと思っています。

そのように思った今回の人事ですので、ユーザーの皆さま、そして株主の皆さま、
チーム一同全力を尽くして「”働く”を通して人々に笑顔を」を実現して参りますので、
引き続き今後とも末永いご支援のほどを何卒よろしくお願い申し上げます。