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Tradosなどの翻訳ソフトを使用して翻訳業を行っている方にお聞きしたいです。
当方は基本的にそういったソフトは使用せずに案件受注を行っていたのですが、案件の増加に伴って、
翻訳ソフトの導入を検討しています。
実際にソフトを使用した場合、
ー翻訳業務の効率性が実質的に上がるか
ーソフトの使用方法を覚えるのに時間がかかるか
ーソフトを使用することでの、かかる費用以外でのデメリットはあるか
ーソフトの導入の動機
ということをお伺いしたいです。
よろしくお願い致します。
私は数か月前(2013年10-11月くらい?)から導入しています。
先に結論から言うと、
ー翻訳業務の効率性が実質的に上がるか
⇒確かに、上がりました。
ーソフトの使用方法を覚えるのに時間がかかるか
⇒PCの利用にそもそもあまり抵抗のない方は、すぐ慣れると思います。
もちろん、何ができるかとかどこでどうするかとか気にはなるので、1~2日くらいかけて
使用方法概要は覚えた方が好いに超したことはないですね。
ーソフトを使用することでの、かかる費用以外でのデメリットはあるか
⇒有償・無償ソフトがあるので、それにもよるかと思います。
デメリットでは無いとは思うのですが、いくつか懸念事項はあります。
1)ソフトによっては、翻訳メモリが蓄積されない、案件によっては蓄積できない(今後の参考に残らない)。
2)オンラインに一度アップするGTT系は、機密保持の観点から案件によっては利用できない。
3)過去の参考を捉えて訳そうとすると、自分で考えるアウトプットする力を衰えさせたり、
バイアスがかかって、大きな勘違いも作るかも *効率を上げるための工夫ではありますが、
頼り切る姿勢はよくないかもしれません。
ーソフトの導入の動機
私も、作業効率を上げるためにと思い、上の懸念はあったものの導入して利用しています。
あと、クライアントがそれらの翻訳ソフトでの案件を依頼してくるので、それも導入の理由です。
ソフトはどれを導入する予定ですか?
takeshikm様
詳しい回答ありがとうございます。
私は特にクライアント様からソフト導入を要請されたわけではないので、あくまで作業の効率化用にと考えています。
ソフトはTradosがやはり一番名前をきく機会が多いので、そちらを考えていますが、takeshikm様はtradosを使用していらっしゃいますか?
高いお金を払ってソフトを購入することで、得られる作業効率が値段相応のものであればよいのですが、、
まわりに翻訳ソフトを使用している翻訳者仲間がおらず、正直想像がつかないでいました。
しかしtakeshikm様のお話ですと、やはりソフトを使ったほうが作業効率はあがるようですね。
noo_cat様
私はクライアントから指定のソフトを利用して翻訳するよう要求された案件もあって、複数利用しています。有名なTradosは使っていません。
1. OmegaT... 翻訳者仲間が教えてくれて、ダウンロードしたものの、始めは見た目がクラシック過ぎて利用を敬遠していました。ただ、後述のGTTはconfidential documents等を第三者に公開することに繋がりかねないという懸念を鑑み、これをつい最近メインで使い始めました。慣れたら便利です。
2. Poedit... 翻訳会社が案件によって利用を指定してきたためダウンロードしました。依頼があれば使います。
3. Google Translator Toolkit... 翻訳会社が案件によって利用を指定してきます。翻訳メモリや機械翻訳の参照が便利だと思って使い始めましたが、1.で述べている通り、機密情報等の関係もあるので、翻訳メモリ増強などの効率アップを目的とした活用は止めており、翻訳会社から利用を要求されない限り使用しません。
1.-3.いずれもフリーです。これまで培ってきた翻訳内容を有効活用してよりよい訳を提供とするなれば、1.か2.を使い続けていくとどんどん自分の翻訳の質も上げられると思いますが、頼りすぎて足元をすくわれることにならないかが気になる今日この頃です。
TradosやAccross、MemoQなど、有料ソフトは特に開発した会社(TradosだとSDL)が案件依頼に有効活用している以外に、他のクライアント・翻訳会社もこのソフトの使用を絶対条件に案件依頼をしてくることがありますが、無いと「翻訳」の仕事が出来ないのかというとそうでもないので、果たして800ドルほど出してまで買おうものか、私も悩んでいます。
正直、まだ購入は必要ないかなと思っている一方で、数年後必要と思った頃には、翻訳メモリを一から積み上げていくことになりますし、それまでに培ったOmegaTの翻訳メモリがもったいないとかそういう話に発展するかなとも気にはなっています。(少し調べれば移動操作とかできるんでしょうけど)
こういう場で情報共有できることはとてもいいですね。
takeshikm 様
詳しくご回答いただきありがとうございます。
本当に・・・横のつながりがない自分にとっては、このような場で情報共有していただけるのはありがたいです。
翻訳は言葉を扱うものですから、翻訳機なんて・・と知識もないのに敬遠していましたが、
お話を伺っていると自分の翻訳感覚を相殺しない範囲で使いこなすとかなり便利なツールのようですね。
(ちなみに、こちらは差し支えない範囲でご回答いただけると嬉しいのですが、
翻訳ソフトを指定されるのはどういった案件の場合なのでしょうか?)
記載いただきました翻訳ソフトの方、私も試してみたいと思います。
noo_cat様
google Adwordsの翻訳案件は、翻訳会社からgoogle translator toolkitに原文があがるので、それを訳すということで、GTTの使用を指定されました。
それと、*.po形式の翻訳テキストを扱うことはありますか?私は最近始めてそのような形式ファイルがあることを知りましたが、ある翻訳会社がPoeditを使って編集して欲しいと指定してきたので、ダウンロードして対応した次第です。Poeditは複数の翻訳会社から指定されることがあったので、案件の提供ファイル形式によるのでしょうね。でも、*.po形式はPoeditに限らず編集可能なソフトは他にもあるらしいので、どうしてこれかというのが私はわかりません・・・。でも、フリーソフトですし、もしそのような案件が来た時の為に持っておくのも好いかもしれません。
noo_cat様
私はクライアントから指定のソフトを利用して翻訳するよう要求された案件もあって、複数利用しています。有名なTradosは使っていません。
1. OmegaT... 翻訳者仲間が教えてくれて、ダウンロードしたものの、始めは見た目がクラシック過ぎて利用を敬遠していました。ただ、後述のGTTはconfidential documents等を第三者に公開することに繋がりかねないという懸念を鑑み、これをつい最近メインで使い始めました。慣れたら便利です。
2. Poedit... 翻訳会社が案件によって利用を指定してきたためダウンロードしました。依頼があれば使います。
3. Google Translator Toolkit... 翻訳会社が案件によって利用を指定してきます。翻訳メモリや機械翻訳の参照が便利だと思って使い始めましたが、1.で述べている通り、機密情報等の関係もあるので、翻訳メモリ増強などの効率アップを目的とした活用は止めており、翻訳会社から利用を要求されない限り使用しません。
1.-3.いずれもフリーです。これまで培ってきた翻訳内容を有効活用してよりよい訳を提供とするなれば、1.か2.を使い続けていくとどんどん自分の翻訳の質も上げられると思いますが、頼りすぎて足元をすくわれることにならないかが気になる今日この頃です。
TradosやAccross、MemoQなど、有料ソフトは特に開発した会社(TradosだとSDL)が案件依頼に有効活用している以外に、他のクライアント・翻訳会社もこのソフトの使用を絶対条件に案件依頼をしてくることがありますが、無いと「翻訳」の仕事が出来ないのかというとそうでもないので、果たして800ドルほど出してまで買おうものか、私も悩んでいます。
正直、まだ購入は必要ないかなと思っている一方で、数年後必要と思った頃には、翻訳メモリを一から積み上げていくことになりますし、それまでに培ったOmegaTの翻訳メモリがもったいないとかそういう話に発展するかなとも気にはなっています。(少し調べれば移動操作とかできるんでしょうけど)
こういう場で情報共有できることはとてもいいですね。
ベストアンサー制度があるのに気付かず。。
大変遅くなってしまって申し訳有りません。
この度は詳しく教えて頂き、とても参考になりました。この場で有意義な情報共有ができましたことに感謝致します。
また何かありましたら是非アドバイス頂けますと幸いです。