健康管理も仕事のうち!フリーランスの健康診断はどうしたらいい?

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「はやとくんはちゃんと健康診断受けてるの?なんか見るからに不摂生な生活送ってそうだけど……」

「俺は大丈夫だよ!しっかり食べて、しっかり運動して、しっかり睡眠をとる!元気は俺のとりえだからね!」

「そ、そうね!元気だけがとりえだもんね……。あ、フトシ君。フトシ君はもうちょっと運動した方が良さそうね……」

「あん?俺をただのデブだと思ってもらっちゃ困るぜ!見てろよぉ、はぁ~!!」

「な、なぬーーーーー?」

「おい、俺の筋肉!かっちかちやぞ」

健康診断は、会社員時代には毎年受診することが義務付けられていますが、フリーランスになると自分で申し込みをしなければならず、ついつい後回しにして結局受けないという事態に陥ってしまいがちです。フリーランスは会社員時代以上に健康に目配りをしなければならないのに、健康診断に行く時間も惜しいという人も多いのではないでしょうか。収入と成果物の内容が直結するフリーランスでは、業務をこなせるだけの体調管理も仕事のうちといわれています。では、実際に健康診断を受ける時に、どのようなことを意識したらよいのでしょうか。ここではフリーランスの健康診断について確認していきます。

 

健康診断を定期的に受けた方がよい理由とは

01引用元:写真AC

健康診断を受けると自分の体の現状を数値や診断結果を通して視覚化することができます。健康診断の結果から生活を改め、より健康な状態を長く保つことや、既往症を悪化させないことで、長く安定してフリーランスとしてやっていくというのが一番の目的です。

会社員であれば毎年受診が義務付けられているので、大きな病気にかかる、病気が進行しているという可能性を抑えることができ、そのような事態に陥っても仕事がなくなるといリスクも、収入が激減するリスクも軽減することができます。

加えて、ほとんどの会社で健康診断は会社や提携している病院で行われ、午前中から午後にかけて健康診断が行われる時間は勤務時間内として給料に換算されます。一般的に健康診断は一般健康診断と特殊健康診断とに分かれており、上記のように会社で行われる健康診断は一般健康診断になりますが、特殊健康診断でも、仕事を行う上で発生し得る病気の予防のために行われることから、診断を受ける際の休暇や診断に要した時間分の給料をカットすることができないと決まっているなど、健康診断を受けることで損をするようなことはほとんどありません。

それに対して、フリーランスは自分で時間を見つけて健康診断を受けなくてはならず、健康診断に要した時間も報酬につながることはありません。このように目先のことだけ考えるとデメリットの多い健康診断ですが、それでもやはり長くフリーランスとして活躍するためには、定期的に日常生活を見直し、常に自分の健康状態を把握しておくことは不可欠です。フリーランスは体が資本、どれだけスキルや能力があっても病気をしてしまえば仕事をすることはままならず、会社員のように休暇の手当てもつきません。仕事ができる人ほど体に気を使っています。逆に言えば、自分の体を気遣うくらいの余裕を持った働き方ができるというのができるフリーランスの第一歩です。

 

どの項目を受診したらいいの?

では、健康診断の重要性を理解したところで、具体的にどのような健康診断を受診することが望ましいのでしょうか?まず、必ず受けたいのが会社員時代に経験したことがある人も多いでしょうが「健康診断 Aコース」と称される健康診断です(医療機関により名称が多少違うこともありますので、受診時には内容をよく確認し予約しましょう)。これは、労働安全衛生法によって義務付けられた常時雇用者に対して企業が受けさせるべき定期健康診断であり、全国統一の受診内容になっています。基本的な健康状態や、病気の発見に繋がる様々な項目がカバーされています。内容としては、以下のようなものを調べます。

  • 診察/問診・聴打診
  • 身体計測/身長・体重・BMI・腹囲
  • 血圧
  • 尿検査/糖・蛋白
  • 視力・聴力/視力・聴力(オージオメーター)
  • 胸部X線/間接撮影
  • 心電図/安静時
  • 血液検査
    ◎貧血/ヘモグロビン・赤血球数
    ◎肝機能/GOT・GPT・γーGTP
    ◎脂質/中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロール
    ◎糖尿/HbA1c

地域や医療機関によりますが、概ね1万円前後で受診できます。健診専門のクリニックも最近は増えていますので、半日あれば十分に全ての項目を終わらせることができます。若年層が企業の雇入時健診などに利用できる「健康診断Bコース(採血が省かれている)」もありますが、フリーランスがせっかく自分の時間を割いて健診をうけるのですから、できるだけ採血のあるコースを受診することをおススメします。

 

有料の人間ドックやがん検診は必要?

02引用元:Pixabay

がんや三大疾患に備える人間ドックですが、全身くまなく調べてもらおうとすると、平均して10万円以上の費用が掛かります。収入に波のできやすいフリーランスにとって、いくら自分のためとはいえ安い出費ではありません。

では受けなくてもよいのでしょうか?答えとしては「余裕がある人はもちろん受けた方がよい」「余裕がなくても健康診断で気になる数値が出ている人や、何らかの自覚症状がある人は受けられるよう行政の補助がないかなども確認したうえで受診をするのがおススメ」といえます。

そもそも定期健康診断の項目では生活習慣病を見つけることが中心となっています。そのため、がんなどの具体的な疾患の特定をするためには、どうしても、個別の診断が行える「人間ドック」や「特定がん検診」を併用する必要があります。検診内容にもよりますが、決まった時間に予約し、受診することができるため比較的拘束時間も短く、早く検査結果も知ることができるため、忙しいフリーランスでも合間を縫って受けることができます。業務量や収入に多少余裕があるのであれば短時間で様々な検診が行える人間ドックはぜひ受けておきたいところです。

まだフリーランスになったばかり、という人には高額な検診を受診することは必須ではありませんが、市町村が補助を行い比較的安価で受診できる検診もあります。例えば女性の乳がんや子宮頚がんなどの検診は、一定の年齢に対して補助金や割引クーポンが配布されることも珍しくありません。体調不安があれば、検診を安価に行える制度がないか各自治体に確認するとよいでしょう。

 

人間ドッグや健診の費用は経費にならない?!

人間ドックや健診を受ける時の「事業主自身の健康診断費用」は経費として認められないのが現状です。あくまでフリーランスの健康診断は自身の健康を確認するために実施するのであり、受診自体が義務ではなく、役所に実施の有無を報告することもありません。

このように時間もお金も掛かる健康診断ですが、それでも自身の健康を把握し、病気の予防をすることはとても重要な意味を成します。上記のように、各自治体や地域によって安く受けることのできるものもありますので、それらを賢く利用しましょう。ちなみに、経費として認められないのは「事業主自身」の健康診断費用です。すなわち、一定数以上の従業員を常時雇用した場合は受診が義務となりますので、経費として認められることになります。

 

常に健康でいることは医療費の軽減にも繋がる

そもそも、国が企業に常時雇用者の健康診断を義務付けることの意味として、「医療費の軽減」があります。早期発見し治療を行えば完治できる病も、期を脱してしまえば、莫大な医療費や精神的な負担増の原因に繋がりかねません。収入が不安定になりやすいフリーランスだからこそ、しっかり自身の健康を見つめ直すためにも、定期的な健診を確実に実施することが必須です。

健康診断で判明する内科疾患の他にも、歯科の定期検診など、様々な体のトラブルを未然に防ぐことが、自身の「フリーランス寿命」を支えると心に留めておきましょう。

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