在宅ライターの1日~ブログから一念発起したフリーライター2年生の場合

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1. はじめに

在宅ライターの1日

「ライターって、どんな働き方をしているんだろう?」

――そのような疑問を持ったことのある人は、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

もちろん一口に「ライター」と言っても、その仕事内容は多種多彩。常にあちらこちらへ取材に飛びまわっているニュースライターがいれば、自分の内からわき出る言葉を連ねるエッセイストもいます。肩書きだけでもコピーライターやゴーストライターといった分類ができますし、編集者やサイト運営者も見方によっては「ライター」の括りに入るでしょう。

実際、インターネット上で「ライター」を名乗っている人の生活の様子を見ると、常日頃から取材に飛びまわっている人も少なくないように思います。ノートパソコンにICレコーダー、一眼レフカメラにメモ帳といった取材道具を鞄に収め、どこへでも赴くフリーライター。

……いやー、憧れます。僕自身も何度か取材に行ったことはありますが、そんな頻繁に取材案件があるわけでもなく、散発的すぎてなかなか慣れないんですよね……。「これからガンガン依頼しますので!」と言ってくださった某メディアは、いつの間にか音信不通になっていましたし。残念。

――と、申し遅れました。わたくし、フリーのライターとして活動を始めて2年目になる、けいろー(@Y_Yoshimune)と申します。

普段は自分のブログで好き勝手に文章を書き散らしつつ、たまにブログ経由で記事執筆のご依頼をいただいている、初心者ライターです。ライティング以外では、ライブパンフレットの制作に携わったり、オウンドメディア運営のお手伝いをしたり、ブログのコンサルタントっぽいことを頼まれたり――ということも。我ながらよくわからない立ち位置ながら、いただいたご依頼を日々こなしている在宅ライターです。以後、お見知りおきを。

そんな働き方をしていることもあり、同業さんの「ライター事情」は気になるところ。副業・在宅ライターの数が格段に増えた印象もありますし。

ところが、そのような在宅ライターさんの働き方って、ネットで調べても意外と出てこないんですよね……。在宅に限らず、それこそ取材に飛びまわっているようなライターさんに関しても、どういった生活を送っているのかは謎に包まれているイメージがあります。……Twitterを見るかぎり、むちゃくちゃ忙しそうにしている印象は強いですが。

そこで本記事では、そのような「在宅ライター」の一人として、自分の働き方をざっくりとご紹介。ライター業を始めてまだ2年の駆け出しの身ではありますが、普段の自分の働き方・スケジュールをざっくばらんにまとめました。

“在宅”と書きつつ家にあまりいなかったり、でもその割に取材に飛びまわっているわけでもなかったりしますので……あくまで、一例として読んでいただければと思います。また、他の先輩ライターさんがどのような働き方をしているかは、個人的にも気になる部分。もしよろしければ、「こんな感じで働いてるよ!」と教えていただけると嬉しいです。

2. 1日のスケジュール

1日のスケジュール

さて、まずは1日の流れですが――ぶっちゃけ、「いつもこうしてます!」という決まったスケジュールはありません。自分の場合、仕事の大多数がパソコンひとつで取り組める記事執筆・編集・校正作業であるため、そのときどきで作業場所や行動が変わります。

と同時に、原稿にはもちろん締め切りがありますし、取材が必要な案件も少なからず舞いこんできます。そこで、以下ではそういった取材や打ち合わせが入ったケースも考慮しつつ、自分の「とある1日」の生活の様子をざっくりと追いかけてみようと思います。

【8:30】起床

起床の時間は前後しますが、おおよそ8:30くらい。日中に眠くならないように、睡眠はたっぷりと取ります。朝食やら着替えやら洗顔やらアニメ消化やらの諸々を済ませつつ、すぐに返信する必要のある連絡がないかメールをチェック。おはようございまーす。

【10:00~13:00】喫茶店で作業

喫茶店で作業

喫茶店に移動して、いざお仕事。

近所のスターバックスにおじゃますることが多いですが、用事があるときは都心に出て駅前のスタバへ。また、用事がなくても都心駅前のスタバに行きます。どこのスタバ――もとい喫茶店に行くかは気分と予定次第ですが、基本的には午前中いっぱい、お店でノートPCに向かっていることが多いですね。

メールの返信が終わったら、あとはカタカタと原稿に取り組むのみ。管理を任されているウェブサイトの更新作業が正午にあるため、少なくともそれが完了するまでは喫茶店にとどまっています。更新が終わったら、RSSに登録しているニュースサイトやブログの巡回へ。気になる話題やイベントの告知などは、都度メモをして忘れないようにしています。

【13:00~14:00】昼食

自宅に帰って出来合いのもので済ませることもあれば、外で飲食店に入ることも。外食する場合はランチタイムのピークと重ならないよう、少し遅めに入店しています。時間に急かされることなく混雑していないお店でランチをいただけるのは、(割と暇な)フリーランスの強みと言えるかもしれませんね。

【14:00~20:00】作業(or 打ち合わせ or 取材)

午後は、ひたすら作業に取り組む日が多め。作業場所は自宅に帰って机に向かうか、あるいは、またどこか別の喫茶店におじゃまさせてもらうか。クライアントさんとの打ち合わせや取材の予定が入る日もあります。

そういった用事がない場合も、暗くなるまでぶっ続けでパソコンに向かっているわけではありません。集中力が切れてきたら、その辺をふらっと散歩することもしばしば。カメラ片手に街を歩いたり、スマホを手に『ポケモンGO』や『Ingress』で遊んだり。また、あまり喫茶店に長居しすぎるのも考えものなので、混雑してきたらお店を出るようにしています。

また、念のために付け加えておくと――そもそも、常に仕事がたっぷりあるような、売れっ子ライターではない自分。そこまでがっつり忙しい日は稀なので、自分のブログを書いたり、読書の時間にあてたりする日も少なくありません。そのような活動が後になって依頼に結びつくこともあるので……どこまでが「仕事」かと考えると、区別が難しいとも感じますね。

【20:00~24:00】夕食・自由時間

夕食・自由時間

主だった作業は日中に終わらせ、夜は自由時間に。テレビはあまり見ないので、読書にゲーム、アニメ鑑賞にネットサーフィンなど、結局は机に向かってのんべんだらりと過ごす夜が多い感じです。

また、取材・打ち合わせ・飲み会・イベントなどで外出した日の終わりには、一人で夜の街をぶらぶらとさまようこともしばしば。純粋に「街を歩くのが好き」というのも理由のひとつですが、それによってブログのネタが見つかったり、何かの記事執筆の際に役立ったりすることも。これまた、どこまでが「仕事」かと考えるとどうも曖昧な印象があります。

【25:00】就寝

最近はちょっと夜更かししがちですが、1:00までには布団に入りたいところ。あとちょっとだけ……などとゲームアプリを遊んでいると、どうしても遅くなっちゃうんですよね……。このあたりは要改善ポイント。APがもったいないとか言ってる場合じゃねえ!

やることを終わらせ、さあ、寝るべ――と布団に入る前にも念のため、翌日の予定やタスクなどを最終確認。忘れそうな事柄は紙に書き出して、起きてすぐ目に入るところにメモを置くようにしています。そうしたら、あとは眠るだけ。おやすみなさーい。

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3. まとめ

――とまあ、我ながらとっちらかった内容ではありますが、おおよそこのような感じで、ゆるーい生活を送っております。

もちろん、世間的に注目を集めている「ライター」さんの多くは、こんなの比じゃないくらいに忙しく仕事をこなしているはず。名前を前面に出して活動している売れっ子ライターさんはもちろんのこと、名前を出さず、裏方として大量の原稿を捌いている人もいらっしゃることでしょう。

そういった「ライター」の前提から見ると、どちらかと言えば自分の働き方は「副業ライター」寄りだと言えるかもしれません。家に居ながらにして記事執筆をする「在宅ライター」であり、その生活は、良くも悪くも自由気まま。自分のペースで働けますし、気分によって作業環境を変えることもできるため、たしかに“自由”ではあるように思います。

しかし一方で、「自分のペースで働ける」ということは、「締め切りをはじめとするスケジュールや、仕事のモチベーションをすべて自分一人で管理する必要がある」こととイコールでもあります。それはある意味で、“不自由”だと言えなくもありません。

作業環境にしても、喫茶店にばかり長居するのは考えもの。周囲の目やお店の迷惑を気にする必要があり、「混雑してきたら退店する」「同じ店に留まるのは2時間までにする」など、たとえお店から注意されなくても、自分なりにルールを決めておきたいところです。

そしてなにより、こんな働き方では、まったくもって稼ぐことはできません! ――いや、もしかしたら、似たようなお仕事スタイルでガッポガッポ儲けている在宅ライターさんもいるのかもしれませんが……自分の場合はそりゃもう、さっぱりでございます。おしごとください。

そんなこんなで、至極個人的な「在宅ライターの働き方」としてまとめてみましたが、はたして参考になるのかしら……。冒頭にも書いたように、他の「ライター」さんのお仕事事情も気になるので、差し支えなければコメントなどで教えていただけると嬉しいです。


執筆者:けいろー

プロフ
フリーライター。インターネット大好きゆとり世代。新卒入社したメーカーで営業職として働くも、身体を壊して退職。無職期間にブログを書いていたら仕事をもらえるようになったので、ノリで独立。ウェブメディアで記事を書いたり、ライブパンフレット制作のお手伝いをしたりしています。はやくにんげんになりたい(おしごとください)。
Twitter:@Y_Yoshimune
ブログ:ぐるりみち。

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