これから社会人になるあなたは、今どんな気持ちですか?
不安や期待など、たくさんの感情が入り混じっているかもしれません。中には社会人になりたくなさすぎて、「憂鬱」を感じている方もいるのかもしれません。
私も18卒として就活を終えた大学4年生。
いよいよ4月から社会人になります。正確に言えば1年間休学をしていたので、友達とは1年遅れました。
私もあなたと同じで、不安も期待もあります。でも私は「期待」や「楽しみ」な感情を抱けたのは、「自分で稼げるようになった」からなんです。
今回の記事では、社会人になるのが憂鬱・不安に感じるあなたに向けて、その原因と対処法を綴っていきたいと思います。
少しでも参考になれたり、行動を起こすきっかけになれたらうれしいです。
社会人になることに、不安や憂鬱を感じる2つの理由
ここからは「不安」「憂鬱」になる理由を、2つに分けて綴っていきたいと思います。
①会社員しか収入源はなく、働き続けなければいけないと考えている
学生時代に、多くの人が「アルバイト」をしてきたと思います。主な収入源でしたよね。
アルバイト以外に収入を得るとしたら、インターン位しか思いつかない人がほとんどだと思います。お金を稼ぐのは、いずれにせよ「雇われる側」でした。
学業や何かのきっかけで休む期間が多いと、その分収入源は減ってしまいますし、バイト先が急に閉店になると収入源はある日突然止まります。
そんな私たちはこの感覚があるので、潜在的に「休むことへの恐怖」をわかっています。辞めてしまうと、止まる感覚が住み着いているのです。
②パワハラやブラック企業ではないかと不安
セクハラ・パワハラ問題は、日本ではよくネットやメディアを耳にします。「自分もあったらどうしよう」と不安に感じることはありませんか?
最近ネット上では、自らが受けた性暴力について語る「#metoo」という連携が話題となりました。アメリカが発端となった活動です。
日本では、ブロガー・作家として活動するはあちゅうさんの、電通時代に受けたセクハラとパワハラが話題となりました。次の様に証言しています。
「本社に異動した頃、岸さんから『今すぐ飲みの場所に来い。手ぶらで来るな。可愛い女も一緒に連れてこい。お前みたいな利用価値のない人間には人の紹介くらいしかやれることはない』などと言われるようになりました」
当時、上司だった岸さんに直接言われた証言です。ひどい話ですよね。
ほんの一部なので、詳細を知りたい方はぜひ読んでみてください。また、Twitterで「#metoo」で調べてみると他の方の証言もたくさん出てきます。
上下関係を重んじる日本では、なかなか部下が強気にいけず、「NO」とは言いづらい関係性。基本は上司を選べないので、回避がむずかしいです。
私はこの記事や証言を読んで、とても不安に思いましたし、他人事では考えられません。
このような記事を目にしたり耳にすると、誰でも怖いと思います。あなたも不安を感じていませんか?
社会人への不安を、少しでも取り除くための3つの対処法
ここからは、今まで挙げた2つの原因の対処法を踏まえて、具体的な対処法を考えてみました。社会人になる前にぜひ意識してみてください。
①会社員以外で収入を稼ぐことができることを知る
まず漠然と不安に感じている人は「自分でも稼げるんだ!」という認識をインプットし、実際に成功体験を積んでみることをおすすめします。
「フリーランス」は、特別な人しかなれないと思っていませんか?「私なんて無理」って思っていませんか?まずはその考え方を捨てましょう。
例えば私の場合、主にブログから収入を得ています。お陰様で、バイトをしなくても大丈夫な額をやっと稼げるようになりました。
パラレルジャーナルさんとも、私のブログを通して出会い、お仕事をいただいてます。
今の時代はとてもありがたい時代で、「自分のスキル」や「自分の好き」を伝えたり、発揮できるプラットフォームは揃っています。
こんな素敵な時代なのに、自分を表現できていない人は損しています。
もし副業でどうお金を稼げばいいのかわからない人は、ぜひ「副業 稼ぎ方」で調べてみてください。何かピンとくるはずです。
「雇われ側」でしか収入源がないということはありません。まずはその先入観を捨てて、「自分でも稼げるんだ」と思えるようにしましょう。自ずと自信がつくはずです。
②万が一のために「逃げ道」を構築する
先ほどは「知る」が大切なのに対して、こちらは「構築」になります。
パワハラ・セクハラはどの企業でも多少はあるかもしれませんし、そう簡単に避けられる問題でもないかもしれません。
なので、万が一に備えて「逃げ道」の構築は大切です。
例えば私は、自分のブログが逃げ道の1つになっています。もちろん大好きだから書きつづけていれていますが、万が一の備えにもなっています。
コツコツ積み上げている私の記事は、1つ1つが資産になっています。半不労所得になっているのです。
学生期間は時間があります。その貴重な時間は、ぜひ将来のために投資してください。
自分が合っている副業に手を出し、実際に行動し、逃げ道を構築していきましょう。
③自分が舵を取り、自分が輝けるフィールドを創る
自分が舵を取れること。自分が輝けるフィールドを創ること。これらはきっと、あなたの栄養になるはずです。
まだ会社員ではないので実体験ではありませんが、雇われている以上、好きなこと「だけ」の追及ってほぼ不可能ですよね。あまりやりたくない仕事に気が進まない人もいるはずです。
YouTuberの魅力と憧れる背景。私たちも複業で自分が輝ける場所を創ろうでも書いたのですが、自分勝手にできるフィールドは結局は自分自身でしか創れません。
そして、会社は基本的には、誰かが辞めてしまっても大丈夫な仕組みになっています。どの業務になってもできるように、教育されているのです。
そこに寂しさを感じてしまうと怖いのは、「会社の歯車でしかないんだ」という認識が強まることです。
「おもしろみを感じなくなる」のが怖いのなら、自分でやっちゃいましょう。自分が舵を取れて、輝けるのなら楽しいと思いませんか?
実際に創れると、とても楽しいですよ。私はブログを通して、「ヌイさんの文章が大好きです」と言われると、発信してよかったなと思うし、栄養になります。
おわりに:少しでも自信をつけて社会人前に備えよう
- 自分の力でお金を稼げることを知る
- 実際に行動し、収入源を構築する
- 自分で舵を取り、自分が輝ける環境を創る
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【執筆者】
ヌイ
94年生まれの現役女子大生。自分メディア「ヌイの脳内」では、エッセイ、大学生活、就活、複業を中心に綴っています。ここ2年間ほど、複業がしたいと言い続けてきました。春から社会人なのでコツコツ積み重ねていきます。
▶ヌイさんのブログ:ヌイの脳内
▶ヌイさんのTwitter:@nui_nounai