障がいがあってもなくても同じステージ。後遺障がいで知った、強みがあれば成功するライター業

初めまして。クラウドワークス上ではセカンドギアというライター名で自動車案件を中心にライティングを行っております。クラウドワークスとの出会は今年になってからでまだ新参者ですが、ライター歴は約5年になります。

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考える時間の多さが武器になるありあまる時間を有効活用

私がライターを目指したのは、心筋梗塞により「体幹麻痺」という後遺障がいを患ってからでした。それまで体が資本であったり、人とのコミュニケーションが必要な仕事をしていた私は、その手段の全てを突然失って、「何にも出来ない」状況をただ過ごしていたのです。

健常者と違って、歩行が困難な場合なので外出もままならないし、そもそもやること(やれること?)が少ないのです。つまり、極端な言い方をすれば一つの案件を24時間考える時間があるということです。考えることなら一般の方と差はありません。余計なことを考えなくてすむので時間をかけることも可能ですが、問題としては、無駄にダラダラと時間をかけてしまいかけかねないので、時間の管理は在宅ワークの永遠の課題なのです。

違う視点が文章の個性になる”地上1.3mの視点”

障がいのある私でも、幸いなことにPCで文章を書くことはできるので、ブログの様なことをやってみようかと、ネット上を調べた時に、「ライター」という仕事があることを知ったのです。文章は書けてもサイトを運営することに抵抗があった私にとって、経験がない素人が依頼された案件を執筆し、それが仕事になるというのは画期的な発見でした。

車椅子を利用していると、一般の方とは目線の高さが違います車いす使用者の目の高さは、床から 1.1m~1.3m程度。そうすると、見える風景も見え方のそものも異なって見えることがあります。カッコイイと思ってた車がブサイクに見えたり、便利なバックゲートが恐ろしい凶器に感じられたりします。同じものを見て、人と異なる意見を持てれば、それだけで個性ある文章を書くことが可能になります。人によってはデメリットでしかないことも、考えようによってはメリットとして活用できることがあります。

けっして自分で選べることではありませんが、与えられた環境を大いに利用することで、説得力あるライティングが読み手に伝わります。

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年齢も関係ない”10代VS60代”

健常者であっても障がいがあっても、10代の女の子でも還暦のおっさんでも、同じようにWeb上で活躍出来るのがWebライターという仕事です。そこにはなんの”障害”もありません。障がい者にとっては大変ありがたい反面、障がい者だからといって特別に配慮されることもありません。ダメなものはダメ、クライアントから求められるスキルは同じなのですから。

Webライターは、オリンピックとパラリンピックの様な区別がない競技ともいえます。体力も年齢制限もないこの競技は、結果だけが評価されます。ひょっとすると競争相手はプロの選手かも知れません。その努力の過程を評価してもらったり共感してもらうなら、個人的な「ブログ」の方が良いでしょう。

成功体験次へ進む原動力

私は自動車ディーラーの営業をしていたこともあり、自動車に関連したライティングに特化しておりますが、最初はあらゆるものに手を出していました。”挑戦”というよりも、”手を出す”といった言い方が正解でしょう。「初心者歓迎」という言葉に惑わされたのかも知れませんが、簡単に出来そうだと思って色々と応募してみたのですが、結果はひどいもので、求められる文字数を埋めるだけで精いっぱいで、Webライターを続ける自信もなくなりかけていました。

そんな時にあるところで、「自動車業界に詳しい人」という条件のある募集に出会いました。以前にも同じようなものは見かけましたが、「ただそこで働いていただけで、詳しいとは言えないよなー」と思っていました。良く話をきいてみると、そんな私程度の知識でも問題なく、車に興味を持つ人に向けての記事内容が書ければよいという事でした。

つまり、読み手は専門家ではなく、一般の消費者なのです。それならと、試しに文字単価も低い短い文章からやらしてもらうと、自分でも驚くほどサクサク書くことができるのです。次第に文字数の多いものも受けるようになり、自分でも自信が持てるようになりました。

Webライティングということに特別なイメージを持っていて、知らない業界に足を踏み込んだと思っていましたが、自分の得意とすることを言葉にするだけだと考えれば良かったのです。このことが自信につながり、異なるクライアントの案件も受けることも可能になり、クラウドワークスを利用させてもらうことで、多くの経験も積ませてもらっています。

自分の得意な分野に絞り込んで、簡単な案件で成功体験を積み、良いクライアントさんに出会う事が出来たら長く携わってスキルを高めるのが成功するポイントではないでしょうか?

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https://crowdworks.jp/public/employees/112817