こんにちは。現役女子大生のヌイです。
突然ですが、あなたには黒歴史がありますか?誰しもが人にはなかなか言えない恥ずかしい過去を、1つや2つを持っていると思います。一般的には、黒歴史ってどうしてもマイナスなイメージを持たれがちですよね。
でも本当にマイナスな面だけでしょうか?私はここ1年で価値観が変わっていて、黒歴史は何かに挑戦したり没頭した証拠だと思っています。そして、今の私を形成してくれている、大切なパーツの1つです。
今回は私の経験談を下に、もう少し深掘りして綴っていきたいと思います。この記事を読んで下さっているあなたに、すこしでも勇気づけることができたらうれしいです。
私があった黒歴史とは
中1のとき、私はどうしても携帯がほしくて両親にねだりました。無理言って誕生日に携帯+パケ放題プラン(ネット使い放題)も入れてもらい、そのときから私のネット生活がスタートしています。
私は特に中学生のころ、大きなコンプレックスを抱えていました。いつも一緒にいる友達が優秀すぎて、その子たちと比べては自己嫌悪に。勉強も部活も社会性も特に秀でていない私は、大きな強みがありませんでした。悔しさを通り越して、無気力な毎日です。
取り柄がない私は、そのときの気持ちを日記にして綴っていくことが、唯一の楽しみ。ただただ楽しくて、無心に書いていました。まさか、こうやって書くお仕事を頂いているだなんて、想像もしていませんでしたよ。
私は94年生まれなのですが、中高生の頃に流行っていた前略プロフィールからはじまり、モバゲーやmixi、リアル(日記サービス)、Twitterに自分の気持ちをつらつらと。ついには、2016年11月にWordpressで自分メディア「ヌイの脳内」も立ち上げてます。
普段あまりオープンにしゃべるタイプではないのですが、ネット上ではもっと素でいられるんですよね。ポエム口調で書いたり、ときにはブラックな一面を出してみたり自分の中で試行錯誤していました。
中高生のころは、ツアーライブやCDを全部集めちゃうくらいコブクロが大好きだったのですが、ギターの小淵さんの歌詞に憧れていて、自分も歌詞っぽいことを書いていたこともありました。
細かい内容はもう5、6年以上も前なので定かではないのですが、たくさんの痛いことを呟いていたと思います。その頃は、友達にしか見せる相手がいませんでしたが、「なに書いてるの?」と内心思われていたと思いますよ。
今考えると、何者かになりたかったんだと思います。なにか自分の強み探したかったし、自分だからこそ書けることを書きたいと思っていました。コンプレックスが大きいからこそ、より強く思っていたのかもしれません。
黒歴史は視点を変えれば挑戦した証拠。今の私に与えてくれていることとは
視点を変えると、何かに没頭したり挑戦した証拠
先ほどまで私の過去を触れてきたのですが、やっぱりちょっと恥ずかしくなりました。黒歴史ってやっぱり、恥ずかしいものです。
でも最近の私は、黒歴史に対してポジティブに考えるようにしています。自分のブログにも過去に書いたのですが、何かに挑戦したり没頭した証拠だと思っています。
私は他の子と比べて、学校生活で大きくアピールするものがなかったので、自分だからこそできる「勝てるフィールド」がほしかった。その中で書くことが大好きだったから、ずっと書きつづけてきました。
今思えば痛いことも呟いてきたかもしれないけど、文章を書くことは、唯一没頭できてずっと続けられた好きなことです。そして周りの友達の中でも、ダントツにインターネットと関わっていました。
最近では、よく自分の過去記事を読むこともあるのですが、最後まで読むに堪えないこともあります。「誰に向けて書いているの?」と思わず呆れてしまうのですが、俯瞰的に考えると成長した印でもあるんですよね。
チャレンジしてこなかったら、そもそも黒歴史の誕生はないし、恥ずかしいと思うこともできないと思います。だからもっとポジティブに捉えてもいい。
今の私に与えてくれたものとは
私が中1のときから書くことを続けてきてくれたお陰で、私のブログを通してファンができたり、お仕事も頂いています。
執筆させてもらっているパラレルジャーナルさんでの寄稿も、ブログをはじめていなかったら絶対になかったご縁だと思います。そして自分の基盤となっているのは、やはり中高生の私。
点と点は、意外なところで繋がって線になります。当時は両親や周りの人にも、もっとその時間を違うところに充てなさいと言われたこともありますが、今は過去の自分に感謝しています。そして黒歴史にも、感謝です。
おわりに
今回は、黒歴史は視点を変えると何かに没頭したりチャレンジした証拠だということを、自分の体験談を下に綴ってきました。あなたの背中を、そっと押せたらうれしいです。
ぜひあなたも自分の過去を振り返ってみて、前向きに捉えてください。むだなことなんて1つもないし、挑戦も没頭もしたことない人は、そもそも黒歴史はつくれません。
どんどん挑戦して没頭して、自分のキャリアをつくっていきましょう。意外なところで、新たな出会いがあるかもしれませんよ。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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【執筆者】
ヌイ
94年生まれの現役女子大生。自分メディア「ヌイの脳内」では、エッセイ、大学生活、就活、複業を中心に綴っています。ここ2年間ほど、複業がしたいと言い続けてきました。春から社会人なのでコツコツ積み重ねていきます。
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▶ヌイさんのTwitter:@nui_nounai