ビジネスカードにはさまざまな種類があるため、何を基準に選べばよいか悩んでいる人というは多いのではないでしょうか。他の人がどのようなビジネスカードを使っているのか参考にしたい、どのような経費をビジネスカードで決済しているのか気になるという声も聞かれます。
そこで今回は、ビジネスカード利用者へ向けたアンケート調査を行いました。得られた結果の中から「普段使っているビジネスカードの種類」や「ビジネスカードを選んだ理由」、「カード決済している経費の種類」などをご紹介します。
普段使っているビジネスカードは?
アンケートの設問は「普段使っているビジネスカードに関する内容」とし、個人事業主やサラリーマンを中心とする20代から50代の男女を対象に回答してもらいました。
まず、メインで使っているビジネスカードの種類を調査したところ、「三井住友」と「アメリカン・エキスプレス」が全体の7割以上を占め、「JCB CARD」「セゾン」「その他」が続く結果となりました。
シェア上位を獲得しているカードのうち、法人代表者・個人事業主に適したビジネスカードをいくつかご紹介します。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カードは、開業から日が浅い企業の代表者や個人事業主、フリーランスでも発行することが可能です。交換可能マイルや付帯保険が充実しており、クラウド会計ソフトとのデータ連携や全国のシェアオフィス・コワーキングスペースの利用優待、ビジネス情報サービスの無料利用など、ビジネス関連の特典が多いというメリットがあります。
「メンバーシップ・リワード」というポイントプログラムがあり、利用金額100円あたり1ポイントが付与されます。また、経費の支払いでもポイントが貯まり、世界各国にある提携航空会社のマイルやホテル・グループのポイントへ移行することができます。通常年会費は34,100円(税込)ですが、申し込み経路によっては初年度の年会費が無料となります。
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三井住友ビジネスゴールドカード for Owners
三井住友ビジネスカード for Ownersは、発行のしやすさが特徴です。申込時には決算書や登記簿謄本が不要で、最短3営業日での発行が可能となる場合もあります(カード到着までは約1週間)。支払いに利用する店によってポイント還元率が変わり、事前登録した任意の店舗でポイント還元率がアップする「Vポイント」というサービスもあります。航空券やタクシーなどに関する優待がありますが、主要な提携マイルはANAマイレージのみとなっています。
年会費は初年度無料、2年目以降1,375円(税込)です。申込者が法人代表者の場合は法人名義口座、個人事業主の場合は申込者本人の個人名義口座(もしくは個人事業主名・屋号名の口座)を決済に利用できます。
JCB CARD Biz
JCB CARD Bizのカードステータスは、一般・ゴールド・プラチナの3種類が展開されています。法人代表者または個人事業主である申込者本人につき1枚のみ(追加カードとしてETCカード1枚)の発行が可能です。
年会費はステータスに応じた金額となっており、一般は1,375円(税込)・ゴールドは11,000円(税込)・プラチナは33,000円(税込)です(一般とゴールドは初年度年会費が無料)。ボーナス1回払い、ショッピングリボ払い、分割払い、スキップ払いなどの支払い方法に対応しており、Apple PayやGoogle Payも利用できます 。利用金額1,000円あたり1ポイント」が付与される「OkiDokiポイント」というポイントプログラムがあり、ポイントの有効期限はカードのステータスによって異なります。
どのビジネスカードにもいえることですが、申し込み時には審査があります。開業直後でも発行できるカードや審査に通りやすいカード、比較的短期間で発行してもらえるカードなど、発行の条件やカードの特徴を事前にチェックしておきましょう。
そのビジネスカードを選んだ理由は?
続いて、メインで使っているビジネスカードを選んだ理由や使用時の感想・評価などをご紹介します。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カードを選んだ人の意見は以下のとおりです。
- カードの信用性が高くステータスが感じられる
- ポイントがしっかりと貯まり、出張時に役立つサービスがある
- ポイント還元がよく、サポートと保証が手厚い
- 経費精算システムへ自動連携されるため便利
- ポイントが貯まりやすく、交換できるマイルの種類
- 利用可能額に制限がなく、大きな経費の引き落としにも利用しやすい
三井住友ビジネスゴールドカード for Owners
三井住友ビジネスカード for Ownersを選んだ人の意見は以下のとおりです。
- スマホアプリから支払い確認などができて便利
- お店によってポイント還元率が高くなるのが良い
- 使用している銀行と同じなので、安心感がある
- カードが写真付きなので証明書代わりになる
- 提携サービスが利用しやすい
JCB CARD Biz
JCB CARD Bizを選んだ人の意見は以下のとおりです。
- ギフトカードやポイントの使い道が幅広くて便利
- いろいろな支払方法を選べるところが良い
- 交通費や宿泊費など、決済がスムーズで便利
- 海外でも使える場所が多い
- 基本サービス・提携サービスが使いやすい
上記のほか、「カードのデザイン性が気に入っている」「地元の店舗で利用しやすい」といった少数意見もありました。
ビジネスカード決済している経費の種類は?
今回のアンケート回答者の中には、ビジネスカードでさまざまな経費を支払っている企業や個人事業主が多く見られました。ビジネスカードを経費の支払いに利用すると、会計処理や管理の手間を軽減できるというメリットがあります。アンケートの結果によると、ビジネスカードで決済している経費の種類は以下のグラフのようになっています。
最も回答数が多かった項目は消耗品の購入費です。オフィスのサプライ用品からパソコン・タブレットなどの機器にいたるまで、幅広くビジネスカードで決済を行うケースが見られました。
次いで多かった経費は通信費です。通信費として経費計上できる費用には、オフィスの電話代・切手代・従業員の携帯電話代・プロバイダ費用などが含まれます。
上位2項目に続いて、水道光熱費、支払い手数料、外注費などをビジネスカードで決済している人も一定数に上りました。ちなみに、ビジネスカードの年会費も「支払い手数料」や「諸会費」として経費計上が可能です。また、接待交際費や旅費交通費、税金(租税公課)、設備投資や資材の仕入費用などもビジネスカードで決済できる場合が多く、経費計上も可能です。
さらに、従業員の給与をビジネスカードで決済する事例も増加傾向にあります。給与デジタル払い制度の動向なども注目される中、今後はますますビジネスカード決済の機会が増えることが予測されます。
ビジネスカードによる決済の利点として、費用の用途や金額の大小によらず経費精算を集約できること、経費の見える化がしやすくなることなどが挙げられます。経理業務の効率化もつながるため、積極的に利用したいという声も多く聞かれました。
まとめ
今回は、ビジネスカード利用者に向けたアンケート調査を元に、「普段使っているビジネスカードの種類」「ビジネスカードを選んだ理由」「カード決済している経費の種類」をご紹介しました。
アンケートの結果からは、ビジネスカード利用者の多くがさまざまな観点からメインカードを選んでいること、多彩な経費をカード決済で支払っていることなどがわかりました。
カードを選んだ理由や使用時の感想を比較してみると、ビジネスシーンでメリットを感じている人が多かったのがアメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カードです。
ビジネスに関連した特典が多いことにくわえ、ビジネスカードの中ではポイント還元率が高いため、大きな金額の経費を支払うたびにポイントが貯まります。開業から間もない企業の代表者や個人事業主でも申し込めること、サポート・保証面が充実していることなども大きなメリットといえるのではないでしょうか。
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