“好きなこと”で大成功したミュージシャン。その始まりは、クラウドワークスの『ライティング』にあった?

プロのミュージシャンやクリエイターとして働く右季(ゆうき)さん。元々はフリーランスで活動していましたが、会社を立ち上げたことから、現在は経営者でもあります。

驚きの経歴を持つ右季さんですが、実は、成功のルーツの一つはクラウドワークスにあったといいます。
「困窮を極めていた」という過去から、どのようにして現在の成功に行きついたのかインタビューしました。

ピンチの中“可能性”を感じたクラウドワークスとの出会い

―まず現在のお仕事について、詳しく教えていただいても良いでしょうか?

本業はミュージシャンですが、クリエイターとしては色々なお仕事に携わらせていただくことが多くて。コンテンツ制作、ディレクション、デザイン、ライティング、SEとか…モノづくり関連で依頼があれば広く対応したりしています。

―めちゃくちゃ幅広いですね!いろんなお仕事をされていますが、クラウドワークスと出会ったキッカケはどういったものだったのでしょう?

プロになる前は、全然食べれていなかった時期があって。
だけど、だんだん周りの人が音楽をやめたり、就職して働きだしたりする中でも、『音楽とかモノづくりとかをちゃんと仕事にしたいな』って気持ちが強かったんですよ。

その当時、パソコンすら持っていないくらい貧乏だったんですけど…ケータイで検索をしてたときに見つけたのが「クラウドワークス」で。
サイトでお仕事を受注・発注できるというシステムに“可能性”を感じて、登録したのが始まりです。

―“可能性”を感じた、というのはどんなものだったのでしょう?

僕、学歴がほぼほぼ無いに等しいので、一般の会社に入るのが難しいような立場だったんですよ。バイトとかもしてたんですが『ずっとやってくのもつらいな』とも思ってたので、自分の好きなことや得意なことを、クラウドワークスを使うことで活かせるんじゃないかと。

―興味深いです。ちなみに初めて受注したときのエピソードなどは覚えていたりしますか?

クラウドワークスに登録したあとに案件を見てみたら、その頃は音楽とかより、SEとかライティング関連の業務が多かったんですよ。
そこで『こういう仕事に需要があるんだ』って気づいたのと、『アカウントや個人としての実績を作らないといけない』と思ったのがあって。
そんな考えから、一番最初に受注したのは、案件の数が多かったライター業務でした。
たしか映画のレビュー記事のようなもので、比較的簡単で単価もそんなに高くない案件でしたが、『これが自分にとっての第一歩になる』と思って、しっかりまじめにやってた記憶があります。

案件を経て気づいた『実績』と『信頼』の重さ

―業務を実際にやってみて、その後、変化があったポイントとかあれば教えていただきたいです。たとえば、スムーズに受注できるようになったタイミングなどはありますか?

明確なこれ!っていうのは難しいんですけど、あるタイミングくらいから、お仕事をいただくことにあまり難しさを感じなくなったり、業務終了後の評価で☆5とかがずっと続く…みたいな時期があって。そこかなと思います。

―そのようになったのは、何かキッカケや定量的なものはあったりしますか?

たぶん、シンプルに小さい仕事を重ねていった結果、『この人なら任せても大丈夫』と判断してもらえるようになったのかなと。

―実績や評価が積み重なったことで、クラウドワークスでの活躍のしやすさに紐づいたということですかね。業務を継続したことで、右季さんのお仕事やライフスタイルにはどんな影響や変化がありましたか?

やっぱり仕事を通しての変化が大きいと思っていて。
ライター業務で言えば、渋谷にあるお茶のお店の記事を作った時があったんですよ。“お店やHPにずっと残って、お客さんに読んでもらう”ような記事に携われたことで、より強い信頼を寄せてもらえるようになった気がします。

他の案件や依頼をお受けする際も、その実績は、大きなプラスとして見てもらえているようです。

―クラウドワークスを通じて、自分のポートフォリオが充実していったということですね。ライフスタイル面の変化に関してはどうでしょう?

正直いうと、最初はそんなに大きくは変わらなかったです。ただ、上手くいくのに比例して、クラウドワークスの自由な働き方は生活にハマっていった気がします。

“ミュージシャンの右季”ならではの働き方が活きている

―ミュージシャンとして培ったスタンスや働き方が、ほかの業務にも活きていると感じることはあるでしょうか?

『好きなことや得意なことで働く』というのを実現できるようになったのは大きいと思っています。
あとは、『成果が出ない時の頑張り方』もそうかな。音楽で食えない時期に培ったマインドみたいなものですが、プラスになっていると思います。

―なるほど。現在に至るまでのお仕事で、心がけていることなどはありますか?工夫などあればお聞きしたいです。

僕、良くも悪くも仕事にあまり『やりがい』とか『こだわり』とかなくて。仕事をするときに感情を入れないので、自分の主観とかでモノを作るって基本ないんですよ。

有名アニメに出演してるベテラン声優さんの話になるんですが、その人は作品に参加するときは自分の感覚で演じずに、監督と細かいすり合わせを事前にするらしいんです。

僕の働き方もそれに近い感じです。クラウドワークスで言うと、制作を開始する前に、発注元のクライアントさんに条件や目的とかをガッツリ確認するようにしてました。

―相手のニーズに沿ってしっかり業務を実行する…というのを大切にしてきたことが、今の成功につながっているんですね。

これはミュージシャンともつながる部分かなと思うんですが、アマチュアだと“クオリティの高いものを作ればOK”みたいな空気感があるんですけど、プロになるとそこに成果も求められるようになったりするんですよね。それはたとえば再生数だったり、売上げだったり…目的を達成できたかどうかもかなり重要になります。

クラウドワークスで働くときも同じで、PVなどの数字をしっかり稼げる制作物にしたりだとか、クライアントさんが持つニーズや目的にコミットできるように努めていました。
自分本位でモノを作らないようにしていたのが、良い方向にいったのかもしれないですね。

―今後も、クラウドワークスを使ったりしていきたいと思いますか?たとえば現代だと、会社員のほか、常駐の業務委託とかさまざまな働き方があると思うのですが。

たぶん僕って人生で、会社員をやれないと思うんですよ。その、早起きとか苦手なので…。
決まった時間に会社に行って働いて、タスクを終わらせるために残業するみたいな、ルーティンワークっぽい働き方も結構苦手です。業務委託だとまだ可能性があるんですが、それでも条件によっては難しいような気がします。

クラウドワークスだと、自分のタイミングや働き方に合わせた稼働ができるので、お仕事と需要があれば全然使いたいですね。

継続とトライの先に、新しい未来がある

―いまクラウドワークスで頑張っているユーザーや、登録したてのワーカーに、成功に近づくためのメッセージをお願いいたします!

とりあえず続けてみること。そして色々トライしてみること、かな。

たとえばミュージシャンのケースで言うなら、「音楽以外の業務はやらない!」のようなスタンスが王道だと思うんですよ。
もちろんそれも一つの選択として間違いではないけど、『これまでの自分から変わりたいな』とか『新しい成果を手にしたいな』と考えるなら、自分がやれることからトライしてみるのも良いと思います。
一度やって終わりにするんじゃなくて、それをまた続けてみることで信頼は増していくし、信頼が増すことで大きなお仕事にもつながるので。
小さな返済を積み重ねることで大きな金額を融資してもらえるようになる、銀行のローンとちょっと似てますよね(笑)

実際、今はプロのミュージシャンでもイラストや動画の制作をしたりする人も多く、プラスアルファの能力が求められたりする世の中なので、いろいろなお仕事を持つことは、時代を踏まえると自然なことだと思います。

自分がやれること・好きなこと・得意なこと。
この3つならある程度継続をすることもできると思うので、まずは3ヶ月とか半年の間でも、続けてみてほしいです。
そうやって信頼を積み上げたら今度は、自分から積極的に営業をしてみたり、次の選択を試してみるのもいいと思います。

クラウドワークスには難易度の異なる案件がいろいろあって、自分のレベルに合わせて業務を選ぶこともできるので、始めたばかりの人にも良いですよね。

コツコツ頑張ってちゃんと成果を出していけば、自分の好きなことで会社だって立てられるし、ポルシェに乗ったりタワマンに住んだりもできます。
一歩踏み出して、しっかりと進み続ければ、その先には新しい未来がありますよ。

右季(ゆうき)
ミュージシャン、クリエイター。現在は、音楽とクリエイティブ関連の会社の経営者としての顔も持つ。その実績の中には、ライティングなど、クラウドワークスに登録したのち積み上げたものも複数あり。
培った経験や能力から、音楽やクリエイティブな業務においてはもちろんのこと、各方面から高い評価が寄せられている。