フリーランスとして経験を積んでいくと、1人で仕事をする楽しさや便利さだけでなく思わぬ大変さを味わう瞬間に出会います。順調なうちは1人でも無理がききますが、やはり1人でできることには限界を感じることも…。
その時に視野に入れておきたいのが「他者とパートナー契約を結ぶ」ということです。パートナー契約自体にもメリット・デメリットもありますので、どのようなパートナー契約を検討すべきか、考えてみましょう。
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フリーランスの不安を解消するためのパートナー契約
フリーランスとして活動をしていて不安になることの多くは
- 忙しくて業務を一人でこなせない
- 仕事量に波があり、安定した収入を確保できない
に大分されます。1人でできる業務にはもちろん限界があり、繁忙期に営業をし、次の案件をキープすることは容易ではありません。そのため普段は自分の業務を日々こなすのが限界で、経理や営業は後から溜めてこなすというフリーランスも少なくないでしょう。
このような不安を解消するために、パートナー契約を選択することはとてもメリットがある行為といえます。
パートナー契約①外注先か発注先か
パートナー契約の相手は、下記に分かれます。
- 発注してくれる企業、フリーランス仲間
- 繁忙期に外注に出せる企業、フリーランス仲間
また、業務そのものを委託するのではなく、業務に専念するためのフリーランスの営業マンや経理代行業と契約するのも一つの作戦です。
最初からパートナー契約を複数社と行うのではなく、仕事が足りないのであれば発注先や営業マンと提携を、仕事が多すぎるのであれば外注先や経理代行を、などと「自分に足りない部分を見極めて必要な箇所を補うこと」を意識してパートナー契約する相手を選びましょう。
パートナー契約②個人対象か企業か
パートナー契約をする相手が企業なのか、個人なのかによってもメリット・デメリットを感じることがあります。それぞれの特徴をまず見てみましょう。
【個人と契約する】
- 対象は顔見知りや知人の紹介、セミナーで知り合った同業者など、実際に会ったことのある人が多く「いざ契約するとどのような仕事をする人か」というイメージを得やすい。
- お互いに業務の進捗状況を捉えやすく、業務の依頼や受注、納期調整などが比較的柔軟に対応できる。
- 個人で請け負える内容には限界があるため、安定した受発注ができるとは限らない。
【法人と契約する】
- パートナーを公募している企業と契約した場合、遠方のクライアントとも契約でき、顔を合わせなくても業務開始できる半面、主なコミュニケーションが電話やメールなどの手段に特化しがちであり、指示に齟齬が発生することがある。
- 個人で受注している案件数より豊富な案件を抱えていることが多く、安定した発注を期待できる。
- 企業として細かな契約内容を提示していることも多く、フリーランスの都合で納期などを調整することが比較的難しい。
- 営業エージェントや経理代行などを委託した場合はノウハウが多いので安価で様々な業務をカバーしてくれやすい。
上記にあげた一例を踏まえると、どちらと契約するにしても、メリット・デメリットはありそうですが、一つのパートナー先に特化することなく、個人とも法人とも契約することでデメリットを感じることなく業務に専念できるでしょう。自分の事業や案件の規模、業種によってパートナー先を選ぶことをおすすめします。
特に関連する仕事、例えば一つのサイトを作ると仮定した際、サイトをデザインするWebデザイナー、キャッチコピーや文面を考えるライター、サイトの質を高めマーケティングを行うSEOコンサルタント、デザインしたものを形にするプログラマーなど多数の人が関わります。このように関連する仕事ができる人とパートナー契約を行っておくと、個人でやるより比較的大きなプロジェクトに関わることができるようになります。それによる単価アップ、長期案件の確保、またパートナーから仕事をもらえることで安定して案件をこなすことができるようになります。
また、クライアントとなる発注者も、ライティング、デザイン、コーディング、SEOをすべて関連のない個人に依頼するより、サイト制作として一つのチームに依頼する方が管理がしやすく、コミュニケーションの齟齬が起きにくいため安心して仕事を任すことができます。
パートナー契約で1人ではないことがフリーランスの活力になる

上記では業務量を確保するためや自身の業務に専念するためにパートナー契約をすることについて注目してきましたが、実はパートナー契約のメリットは他にもあります。
個人、法人、どのような契約を委託するか、そのいずれであってもパートナー契約の一番のメリットは「1人ではないこと」に尽きます。会社員時代にはあんなに1人で仕事をしたいと思っていたのに、いざフリーランスになると思った以上に孤独だ、と感じる人は多いのではないでしょうか。
業務で行き詰った時を想像してみてください。以前は隣の席の先輩や同僚に相談していませんでしたか?しかし個人でフリーランス活動をしていると、自分の隣に先輩はいません。そんな時にフリーランス仲間がいると様々な意見交換ができ、思わぬ発見ができることもあります。対法人の場合も、報告、連絡、相談といった会社員時代に培った能力がスムーズなコミュニケーションに繋がり、一人で営業をするよりも多くの案件を回してもらえるようになった、と感じるフリーランスもいます。
1人で仕事をすることに限界を感じ始めたら、早めに誰かとパートナーとして活動することを検討してみましょう。自分のプレゼンや日々の対応次第で、対等で自由を持たせたまま支えあえるパートナーを見つけることができるはずです。
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