記事より一部抜粋
「今後、日本の正社員比率が50%と切るともいわれる中で、個々のワーカーの働き方にも変化がでてくる。新しい働き方を実践するプラットフォームとして、クラウドソーシングが秘める可能性は非常に大きい。国内ではまだその歴史は浅いが、業界を健全に発展させるために、いまのうちから横のつながりをしっかり構築し、行政への働きかけも含め、より大きなアクションを起こしながら新しい働き方の受け皿としての土台を固めていきたい」とクラウドソーシング協議会の幹事会社でもあるクラウドワークス・吉田浩一郎社長は、業界団結の経緯と狙いを明かす。
(中略)正社員として雇用されていることのメリットは大きく3つあると考えています。仕事、教育、互助。クラウドソーシングではそのうちの仕事と教育はすでにあります」と吉田社長。社会保障についても社会システムの違い等があり、単純比較はできないものの、米クラウドソーシング企業で提供事例があり、実現への道はある。正社員だけの“特権”だった手厚い待遇が、フリーランスでもほぼ同等に受けられる日が着実に近づいている。