個人 / 男性 / 30代後半 ( - )
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これまで医薬品容器の設計/開発を専門に働いてきました。射出成形やブロー成形されるプラスチック成形品の開発経験があり、プラスチック材料の知識を保有し、金型構造上可能な形状を提案できます。美術大学出身で専門は工業デザインですが、高校が高専で機械工学を学んでいたことから、ネジ/ラチェット/歯車/フリップロックといった機械要素設計も可能です。美観と機能の両立を目指すならお役に立てると存じます。
【私の実績】
個人作品:TOYAMA DESIGN COMEPETITION 2022 入賞
職務発明:公開8件 内3件が石川県デザイン展という地元のコンペティションで入賞し、内1件が最高賞である石川県知事賞を受賞。また、容器設計を担当した産学連携プロジェクトが国家プロジェクトに採択された経験が2回あります。
【私の特徴】
3Dモデルを作成する際には、RhinocerosとGrasshopperを多用します。幾何学的な模様やシボを立体的に配置制御したり、多条テーパネジといった複雑な螺旋形状や、葉脈やひび割れといったフラクタル形状、落下シミュレーション、折紙構造物、曲率連続した形状の制御など、普通のCADで作るには時間がかかってしまうようなモデリングを得意しており、さらにフォトリアリスティックなCGパースも提供できます。私は機能と外観を探求できるスキルセットを準備しています。
【私のデザイン観】
仕事を通じて、容器のデザインとは "内容物と使う人間との境界を形作る"ことであると考えるようになりました。例えば、目薬という液体だけでは直接人間の目に投与することはできませんが、1滴に変換できる容器を通じて人は自分の目に薬を投与することができ、その境界を形作るのがデザインの作業である、というように。
この"内容物=コンテンツと使う人間との境界を形作る"という考え方は容器のデザインだけでなく、他のデザインにも言えると思っています。例えば、照明を「光の容器」とするなら、「光をユーザに届けるための良い境界は何か?」と考えます。他にも、スプーンなら「掬うというコンテンツの容器」ペンなら「書くというコンテンツの容器」と考えてデザインします。
【最後に】
これまでの経験を活かして、薬の容器に限らず、様々な工業デザインの仕事を引き受けたいと思っています。迅速・丁寧な仕事を心がけています。なんでもお気軽にご相談ください。