「新しく出店予定の和食屋さんと、その運営会社の会社名を募集いたします。」へのかわしまさんの提案一覧

「春ごろも（はるごろも）」

春衣（しゅんい）、春にまとう衣服の意味で、春の季語のひとつでもあります。

厳しい冬の季節を過ぎ、花の芽吹くころ、
重たい外套にお別れして、
やわらかな日差しをそのままかたちにしたような
優しい肌触りの薄布を身にまとい、かろやかに歩き出せるよろこび。

それはどこか、
健康というものがこよなく貴重に感じられる、病の癒えたときに似ています。

春のころもに包まれるような、安らぎを感じられる場所、
健やかなることの喜びを忘れずに、しぜんに体と心へのいたわりを思う場所、
そんな意味合いから、このことばを提案させていただきました。
よりやわらかな印象になるよう、春衣という字を訓読みでひらいて
はる・ごろも、とします。
にごりなく、はる・ころも、でもよいかもしれませんが、
電話口などでは「はる・ごろも」のほうが発声しやすく、また聞き取りやすいのではないかと考えました。


「朔月堂（さくげつどう）」

朔月は新月の意です。
有名なサーカス団、シルク・ドゥ・ソレイユの創始者であるジル・サンクロワ氏の言葉に、
「なにかプロジェクトをはじめるときは
新月にやるべきです」
というものがあります。
新月のもとでの始まりは、成功を呼ぶのだそうです。

農耕において、新月は種まきの日。
満月は収穫の日です。
自然とともに暮らす人々のなかで、それはとても重要なことなのだそうです。
これから立ち上げられる御社のご発展と、
関わられる人々の幸先を祈りまして、この名とさせていただきました。
初心を忘れないように、という意味合いもありましょうか（なにやら上から目線のようですが）

乱筆稚拙、ご容赦下さい。
お目を通していただき心より感謝いたします。