「殺処分ゼロを目指したPJのプロモーションビデオ映像のストーリー企画」へのKoonkさんの提案一覧

捨て猫、野良猫達の殺処分をゼロに

・主人公の猫：僕
・おばあちゃん（A）：８７歳、最初の飼い主、子供、親戚無し
・おばあちゃん（B）：７２歳、後の飼い主
・夫：36歳
・妻：3２歳
・子供：女の子、小学生二年生

＜ストーリー＞【】は場面展開
【１】
僕の飼い主は、夫に先立たれた一人暮らしのおばあちゃん（A）。ある日おばあちゃん（A）が倒れて死んでしまう。
僕：『もっと一緒に居たかった。』と悲しむ。
【２】
保健所の人が来て、『次の飼い主さんが見つかるまで一緒に暮らそう。仲間も沢山居るよ』
僕：不安だったけれど少し安心・ワクワク『悲しかったけど、ちょっと楽しみだな。どんな子が居るんだろう？』
【３】
先輩猫が２０匹ぐらいの部屋に入る
僕：緊張した感じ『は、初めまして、これからよろしくお願いします！』
先輩猫の番長：『おう！よろしくな！』
他の先輩猫（多数）：バラバラに『よろしくね！』
先輩猫の番長：『ところでお前は何処から来たんだ？』
僕：少し涙で『僕の飼い主さんが死んでしまって．．．』
先輩猫の番長：『そうか。そうか。それは悲しかっただろう。俺は野良猫だったんだ。
野良猫の間では、あいつら（保健所の人）は悪い奴らだって有名だったんだけど、飼い主を見つけてくれるなんて、あの噂は噓だったみたいだな（笑）。
ここには飼い主に捨てられた奴もいるんだ。ほら』
壁で泣いている猫を指差す。
先輩猫の番長：『あいつは心に深い傷を負って、ここに来てから毎日泣いているよ。
ここでは大体、先輩の俺らから新しい飼い主が決まって、集団で出て行くんだ。
たまに保健所の奴と知らない人が来て一匹で連れていかれたりする奴もいるんだけどな。
ここから集団で出て行く時、保健所の奴らが来るんだけど、その中には涙する奴も居るんだぜ！笑っちゃうよな「ﾊｯﾊｯﾊｯ！」』
僕：少し不安『そうなんだ』
先輩猫の番長：『ま、それまでよろしくな！』
僕：元気に『うん！』
【３】
集団で五匹が保健所の人に連れて行かれる。
先輩猫の番長はまだ、連れて行かれない
先輩猫の番長：『じゃあな！元気でな！』
集団猫五匹：嬉しそうに『そっちも元気でね！バイバーイ！』
僕：嬉しそうに『バイバーイ』
先輩猫の番長：『俺も早く飼い主見つかんねーかなー』
僕：『きっとすぐ見つかるよ！』
先輩猫の番長：『だよな！俺、イケメンだし！』
僕：『（笑）そうだね』
【４】
家族（夫、妻、子供）が保健所の人と来る。〈ガラス越しに、声はほとんど聞こえない〉
先輩猫の番長：『あ、また来たよ。』
僕：『また？』
先輩猫の番長：『あいつら俺のことジロジロ見ながら、何か話してんだよ』
僕：『カッコイイって噂してるんじゃない？（笑）』
先輩猫の番長：『それならいいけどな（笑）』
僕：『単純！（笑）』
先輩猫の番長：『うるせえよ！（笑）』
家族と保健所の人が帰る
子供：先輩猫の番長に向かって『バイバーイ』
僕：先輩猫の番長に向かって『バイバイって言ってるよ』
先輩猫の番長：照れながら『うるせえ！』
僕：『素直じゃないんだから（笑）』
僕：子供に向かって『バイバーイ！』
【５】
おばあちゃん（B）と保健所の人が来る。〈ガラス越しに、声はほとんど聞こえない〉
先輩猫の番長：『今日は何だか人が多いな。
おい！あのおばあちゃん（B）お前のこと見てるぞ！』
僕：『あ、本当だ！優しそうなおばあちゃん（B）だ。』
先輩猫の番長：『そうか？』
僕：『僕の亡くなっちゃったおばあちゃん（A）にそっくりだよ！なんか嬉しいな。』
先輩猫の番長：『そうか、あんな感じだったんだな。』
僕：『うん。』
おばあちゃん（B）、保健所の人が帰る。おばあちゃん（Bが一瞬、Aに見える）が僕に微笑む
僕：『アッッ！』
先輩猫の番長：微笑んだのに気づいていない『どうした？』
僕：驚きと嬉しさを隠す様に『エッ、あ、うん。何でもないよ。』
先輩猫の番長：『変な奴』
おばあちゃん（B）が見えなくなるまで僕は見続ける。
【６】
保健所の人が来て僕と先輩猫の番長を連れていく。
残りの先輩猫にお別れ
先輩猫の番長：悲しさを隠す様に『じゃあな』
僕：ワクワクした感じ『みんな元気でね！バイバーイ』
残りの先輩猫：『バイバイ！そっちも元気でね！』
連れて行かれる。『バイバーイ』の嵐
【７】
この前来た家族とおばあちゃん（B）の居る部屋まで移動中
保健所の人：『君たちは新しい飼い主が決まったよ！これからも元気でね！』
先輩猫の番長：『君たちは？君たち「は」ってことは、集団で出ていったあいつらはどうなったんだよ！』
保健所の人：『．．．』
僕：後半（涙）『もしかして．．．そんな訳ないよね？ねぇ！答えてよ！』
保健所の人：『ごめん。』
僕：悔しい（涙）大声『ごめんって何だよ！』
先輩猫の番長：僕に向かって悟った感じ『もう、やめろ！』
僕：『でも！』
先輩猫の番長：『もう、いいんだよ！』
僕：『何も良くないよ！』
先輩猫の番長：『今、俺らはペットとして育てられている。ペットは飼い主が居ないと生きて行けない。
だから飼い主に捨てられるっていうのは、俺らにとっての死を意味するんだ。俺たちはペットだ！
残念ながらそれが真実だ。』
僕：（涙）『そんな．．．そんなの悔しいよ！』
先輩猫の番長：大声『でも、それが真実なんだ！』
保健所の人：（涙）『本当にごめん．．．』
先輩猫の番長：『あなたは悪くない。本当に悪いのは自分勝手で無責任な飼い主だ！』
僕：泣く
【８】
家族とおばあちゃん（B）の居る部屋に到着（僕と先輩猫の番長は、まだ一緒）
僕：『これから離れ離れだね』
先輩猫の番長：『何言ってんだ。また何処かで会えるよ．．．きっと』
僕：（涙）『そうだよね．．．きっと』
引き取り手の前で、別々のゲージに移動
僕：（涙）『バイバイ』
先輩猫の番長：悲しみを我慢しながらも力強く『元気でな！』
僕：小さい声（涙）『．．．うん。』
家族とおばあちゃんのもとへ
〈まずは家族と先輩猫の番長〉
先輩猫の番長：ちょっと緊張
子供：『あー可愛いー！また、すねてるー！』
妻：『あら、本当ね（笑）』
夫：『これから家族になるんだから大切に育てような！』
子供：元気よく『はーい！』
保健所の人：『この子のこと、よろしくお願いします。』
家族：『はい！責任を持ってこの子を育てます。』
〈おばあちゃん（B）と僕〉
僕：『おばあちゃん（B）、よろしくね。』
おばあちゃん（B）：猫をじっくりと見て微笑む『あら、やっぱり。あの子（おばあちゃん（B）が昔育てていた猫）にそっくりだわ！
こちらこそよろしくね。』

本編終わり。


〈ハピネコプロジェクトの紹介：音声プラス文章（出来れば映像と共にエンドロール）〉
数多くの捨て猫、野良猫達の殺処分をゼロに。
ハピネコプロジェクトは、どのような活動を行えば、生まれたばかりの尊い命を守ることができるのかを考え、活動をスタートしました。近年、捨て猫や保護猫は減っているものの”殺処分0”への道のりはまだまだ遠く、様々な取り組みが必要です。SNS での発信や寄付金活動を通じて1 匹でも多くの命を救うための支援活動を行っていきます。

あなたに出来る事がある。　ハピネコプロジェクト

（HPやSNSのURLの添付）


　　終



書いていて自分にも出来ることはないかと考えさせられました。
人間の身勝手に左右されてしまう命をゼロに。
ハピネコプロジェクトさんの活動が一人でも多くの方に伝わればと思います。

ここまでお読み下さりありがとうございました。