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  1. 組み込みソフト開発に必要なスキルについて


組み込みソフト開発に必要なスキルについて


はじめに

組み込みソフトウェア開発は多岐に渡り、非常に幅広いスキルが求められます。そのため開発現場ではその場その場で必要な技能を習得していくような状況で、ともすれば必要がない技能は全く身に付かない状態の技術者もいます。そして組み込みソフト開発は慢性的に人手が足りない、人はいるのにスキルが不十分ということになってしまいます。自分のいる現場以外にいくとそこでまた一から勉強しなおさなくてはならないのです。そこで行政主導のスキルの物差しが作られました。それがEmbedded Technology Skill Standards (ETSS)です。このスキルの物差しをもとにして、適正な人材を適正な現場に配置することができ、不足しているスキルを効率的に習得することができるのです。ETSSは組み込みソフト開発者に必要なスキル(組込みスキル標準を三つ、スキル基準、キャリア基準、教育研修基準に分けられます。三つのスキルはそれぞれいくつかの技術に分かれています。「スキルがある」とはこれらのスキルの中にある「技術」を使いこなせることなのです。ETSSを目安に自分に不足している技術を取得していくと、段々スキルアップして行くことができます。

組み込みソフト開発に必要なスキル-スキル基準

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引用元:無料写真素材 写真AC

最初のスキル基準ですが、これはまたさらに細かいカテゴリに分けられます。スキル基準で設定されている技術は、通信や情報などの実際に取り扱った機器に直接組み込まれる技術で、それらを統合して使いこなす技術です。限られたリソースの中で効率の良いプログラムを書くために必要な実際的な技術と、それらを組み合わせて使う技術です。スキル基準で設定される技術は幅広く、基礎的な技術を網羅しています。これら、組み込み開発に使われる技術は、組み込み開発だけではなく、一般的なシステム開発やアプリ開発などにも利用できる技術であり、身に付ける価値のあるものです。

組み込みソフト開発に必要なスキル-キャリア基準

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引用元:無料写真素材 写真AC

キャリア基準は、組み込みソフト開発に関わる技術者をキャリアごとに名付けて分類しています。例えばプロダクトマネージャなら統合的なマネジメントができ、コスト管理や時間管理などができます。また、問題解決能力があり、リーダーシップやネゴシエーションスキルを持っています。このようにキャリアを分けることで、各エンジニアの現在の各分野での位置と必要な技術力が分かり、さらにキャリアアップを目指す動機づけになります。キャリア基準にはプロダクトマネージャの他にプロジェクトマネージャ、ドメインスペシャリスト、システムアーキテクトなど10の分野に分かれています。それぞれの分野でさらに知識を深めるために必要なことがわかるようになっています。

組み込みソフト開発に必要なスキル-教育研修基準

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引用元:無料写真素材 写真AC

組み込みソフト開発をする人たちは現場で行き当たりばったりに教育を受けることが多く、自分のスキルアップやキャリアアップのために、どんな教育を受けて行けば良いか分かりませんでした。そこでETSSではその基準を明確にし、次に何を勉強すればいいのか、自分に不足しているのはどの分野かなどが分かるように指標化しました。これにより個人や会社が教育プログラムを組む時に、過不足なく効率の良い教育を準備し、確実に目標に近づけるようになったのです。自分がいる現場以外の知識でも、必要な教育を準備できるため、プロダクトマネージャからドメインスペシャリストというように他分野への移動ができるようになり、人材不足を補うことができると考えられています。

終わりに

ETEC(組込み技術者試験制度)だけでなく、組み込みソフト開発に役立つ資格試験はたくさんあります。例えばC言語プログラミング能力認定試験やJavaプログラミング能力認定試験などです。それらの資格試験は組み込みソフト開発だけではなくシステム開発やアプリケーション開発などにも必要な知識です。ですから自分の技術の幅を広げるためにもぜひ取得したいものですね。

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※このページに掲載している画像は他サイトより引用しています。

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