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  1. 要注意!メグミルクから見るパッケージデザインの商品に与える影響力


要注意!メグミルクから見るパッケージデザインの商品に与える影響力


はじめに

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スーパーの牛乳売り場に並べられたパック牛乳、ほとんどが同じイメージであることにお気づきでしょうか。メインカラーは白、そこに青、もしくは緑を使ったさわやかなパッケージになっているでしょう。言われなくても分かる通り牛乳の色は白です。ですからパッケージの色も牛乳のイメージからかけ離れず、メインカラーを白にしているのです。では、もしこのメインカラーを変えてみたらどうなるのか。実はそれを実践している企業があるのです。

牛乳のイメージを覆す赤を取り入れたデザイン

牛乳といえば白、そのイメージを覆すがごとくパッケージのメインカラーに赤を持ってきた企業があります。日本ミルクコミュニティが赤いパッケージの牛乳・メグミルクを出した時は、テレビではこぞってニュースが流れました。映像を見た時には新しいミルク会社なのかと思いましたが、メグミルクの前身は雪印乳業です。不祥事を起こし経営再建となった雪印乳業は、牛乳部門を日本ミルクコミュニティと変え、再出発をしなければなりませんでした。そしてイメージの払拭、それが赤いミルクパッケージへと繫がったのです。

インパクトがあり目を引くが、販売には結びつかなかった

白~青が基本の牛乳売り場において、メグミルクの赤いパッケージは目立つことでしょう。ですがその目立つというインパクトがダイレクトに販売に結び付くのかというと、そんなことはありませんでした。いざ商品を購入する際には、消費者は牛乳を連想させる白いパッケージを選んだのでした。「日経デザイン」のアンケート調査によると、メグミルクの赤いパッケージを印象に残ったとした人が77%もいたのに、メグミルクを買う人は26%しかいなかったのです。
パッケージが目立つこと、イコール売上アップにはつながらなかったのです。

商品を連想させるデザインという基本をあえて破った

パッケージを見て商品を連想し、中身が違うとがっかりする、そんな経験はありませんか。メグミルクの赤いパッケージは、まさにこれをやってしまったが故の失敗だったのです。正確にいうと、牛乳という誰もが知っている商品を、おいしそうに連想させないパッケージカラーだったといえると思います。今回は中身については誰でも知っている商品だからこそ、次に来るパッケージの商品提案、おいしいとか、さわやか、味が濃いなど、商品の次にイメージされるものへの提案がなかった故に、失敗したパッケージだったといえるのではないでしょうか。ただし牛乳売り場で目立つということでは成功したといえるでしょう。

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まとめ:パッケージデザインはインパクトも大事だが基本も大事

セオリーを破るのは勇気がいることです。何でも横並びになってしまいがちな日本では、特に難しいといえるでしょう。しかし、あえてそれを行ったメグミルク、最初は失敗したともいえる結果でしたが、今では普通に売り場に並んでいても違和感を感じなくなってきました。時間をかけつつもメグミルクのブランドを確立させているといっていいかもしれません。やはり奇抜なデザインは受け入れられるの時間がかかります。インパクトを与えるのも大切ですが、基本を踏襲することもデザイン作成には大切なことでしょう。

※このページに掲載している画像は他サイトより引用しています。

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