企業インタビュー
2018.10.24
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社員で解決する時代は終わった?社外のエンジニアを巻き込んだバーチャルチーム構想とは:BS12 トゥエルビ

全国無料のBS放送局BS12 トゥエルビ(ワールド・ハイビジョン・チャンネル株式会社)では、同社が運営するネット動画配信サービスで、マーケット調査をするためのツール開発においてクラウドワークスをご利用いただいております。今回はネット動画配信サービスの事業を統括されている宮井さんとweb周りを担当している森さんにインタビューさせていただきました。

 

専任スタッフ0人での初めてのネット動画配信事業

―展開している事業について教えてください。
BS12 トゥエルビではテレビ番組を放送していますが、開局10年目を迎えた2年前から、現在の事業開発部の前身を立ち上げ、放送に限らない新規事業開発を始めました。

部署最初の新規事業として落語番組「ミッドナイトよせ太郎」と経済番組「マーケット・アナライズ plus+」という二つの番組をネット上で動画配信しています。さらに「ミッドナイトよせ太郎」は、2018 年の4月から有料化し、月額980円で約300種類のコンテンツを用意しています。



―なるほど。そもそもなぜ新規事業を始めたのですか?
放送に限らない新規事業を開発することになったのですが、知見のない新規事業をやるわけにもいかないのでテレビ局の強みを活かしてWebで動画配信をやることになりました。

アマゾンプライムに代表される動画配信サービスの躍進を受け、動画を見るとしたらテレビだという文化が多様化してきたのが背景にあります。テレビを流せばみんなが見てくれる時代ではなくなってきているため、ネット事業をやろうとなりました。



―社内でネットの動画配信に注力されているのは何名のチームでしょうか?
事業開発部はテレビ事業以外というくくりなので、ネット番組の専任の人員はいません。事業開発部は4名、また(番組)制作側の人間は2名なので、多く数えても6名ですね(笑)



―様々な新規事業に関わっているのですね!ネットの動画配信事業でのお二人の主な役割を教えて下さい。
私(宮井)は、全体統括として各担当者と連携しながら事業を進めており、森はサイトの運営、構築や企画などを主に担当しています。また、クラウドワークスのワーカーの方々とのやりとりや、採用なども行いました。



―ありがとうございます!チームとして、何をKPIにしていますか。
基本的にはサービスの会員数、売上がメインです。そして各動画サービスへのセッションやPVなども重要な指標となってきます。しかし、「ミッドナイトよせ太郎」のような落語だけの動画配信サービスは今まで事例をあまり聞いたことがなかったため、事業に取り組みながら市場も調査しているような状況でもあります。要するにR&D的な役割もありますね!


スポットな業務の依頼でクラウドソーシングを活用

―どうしてクラウドワ-クスを使うことになったのですか?
きっかけは他のサービスの落語動画がどれくらい再生されているのか、落語に関する検索キーワードのボリュームの顕在ニーズを調べたかったからです。というのも、ウェブ上で落語、寄席に対して興味をもってくれているのか、興味を持っている場合はどのような動画や内容にニーズがあるのか知りたかったのです。

事業を一年くらい進めていく中で、徐々にサービスに関して知りたい情報が整理されてきたのですが、人数は少ないチームなので調査ができる人材がいませんでした。初めは、ウェブ系の制作会社や広告会社に、作業をお願いできる方を週一で派遣してくれないかとお願いしたのですが、予算の問題や週一だけの派遣だと難しいということもあり断念していました。

依頼したい業務はスポットの内容で、継続的な内容ではないため、新たに人材を雇用してまでする仕事があるわけでもないですし、会社としても契約の締結が難しかったのです。

しかし、クラウドソーシングであればスポットでの依頼も可能で、個人の方への依頼ということで柔軟性があり、依頼することに踏み切りました。予算は限られているなかで、いかに良いメンバーを集めるのかと考えると、社外にチームをつくるということが理想的だなという結論に至りました。



―なぜクラウドワークスを選んでいただけたのですか。
理由は、上場しているという安心感、大手企業との取引実績と請求書払いへの対応の三つですね。また、事前にどういうワーカーの方かわからない点を懸念していたので、過去の実績が見ることができ、また今回利用したクラウドビズマッチを利用することで、事前に依頼する可能性のあるワーカーの方とのビデオ面談が行える点は非常に良かったです。


コミュニケーションを密に取ることで納品物の質を担保

―ありがとうございます!具体的にはどのような業務を依頼したのでしょうか?
落語に関するキーワードや動画の視聴回数などのマーケット調査ができるリサーチツールをエンジニアの方に開発していただきました。



―実際に依頼してみていかがでしたか?
依頼したエンジニアの方が「報告、連絡、相談」がしっかり出来る方で、作業に対しての逆提案などもしてくださるので、コミュニケーションが円滑で満足しています。納品物も期待通りのツールが納品されました。



―逆提案とはどのような内容があったのでしょうか?
例えば、リサーチツールを作成する上で「我々が依頼した項目以外にも追加取得した方が良い」とか、「要求事項をすべて開発せず運用でカバーすることで納期を早めることが可能」といった提案で、非常に助かりました。

そもそも顔を合わせずに仕事を依頼するのが初めてでしたが、コミュニケーションも密に取れたということもあり、ワーカーの方を信頼してお仕事できました。
発注する前は納品物が不安だったのですが、コミュニケーションがきちんととれたことによって解消できました。

―クラウドワークスを使っていただいた中で工夫されたことはありますか?
レスポンスをいかにはやく返すかということに意識しました。細かく連絡を取りたいときには直接スカイプ、やり取りのエビデンスを残したいときはクラウドワークスのメッセージというように分けていました。


「なんでもかんでも社内で解決する時代ではない」





―今後クラウドワークスのどのような使い方を考えていますか?
基本的には積極的に様々な使い方を考えていきたいと思っています。これからの時代、社内だけで何かを取り組むのではなく、外の優秀な人材も巻き込みバーチャルチームのような体制を作っていくことが重要だと考えていますね。

事前に面談した方のスキルなどをヒアリングしているので、今回依頼した方のスキルと次に依頼したい内容がマッチしていれば、継続で依頼し、別のスキルが必要な業務が発生した場合はまた外部から必要なスキルを持ったワーカーの方を探し、お仕事を依頼するといったことをしていくことで、バーチャルなチームを形成していきたいです。



―ありがとうございます!ちなみに、他に社内でクラウドソーシングを活用できそうな業務はありますか?
今まではテレビ局として中国、韓国のドラマを仕入れてくる際、海外の契約書の翻訳をコツコツやっていましたが、クラウドワークスでネイティブの方に中国語や韓国語の翻訳などをお願いできるのではないかと考えています。システム開発やそれこそ翻訳もそうですが、なんでもかんでも社内で解決する時代ではないので。



まとめ

以上、BS12 トゥエルビ様のインタビューでした!バーチャルチーム構想は聞いていて非常にワクワクしました!ぜひ外部の優秀な人材に依頼を検討している方は、こちらの記事を参考にしていただければと思います。

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