企業インタビュー
2019.02.12
Pocket

記事制作の修正点はどう伝えるべきか。顔の見えないやり取りならではの伝え方のノウハウを公開:株式会社クヌギ

自社メディアの記事制作を中心にアンケートでもクラウドソーシングを活用している株式会社クヌギ様。

クラウドソーシングでは、顔の見えないやり取りになることが多いですが、文字でのやり取りでも、修正点が伝わりやすいように工夫されているといいます。メディアの運営を担当されている石川さんと高城さんに、記事制作を中心にクラウドソーシングの活用のノウハウなどを伺いました。


記事制作をメインにクラウドソーシングを活用

―クヌギで展開されている事業について教えてください。
SEOコンサルティングと自社メディアの運営を行っています。半分半分の割合でどちらも伸ばしていきたいと考えていますが、メディアの比重がやや大きいです。メディアで収益源となっているのは、「お金」関係と「クレジットカード」関係の2つです。



―自社のメディアの培ったノウハウなどをSEOコンサルティングの方に活かされている形でしょうか。
自社メディアでSEO情報を検出してみて、成功したらコンサルティングで活かしてみることはよくあります。成功例をもとに情報を提供させていただくと、お客様にも納得していただきやすいです。



―クラウドソーシングはどういった領域で活用いただいていますか。
記事制作やアンケートが中心です。記事制作が8割ほどで、アンケートが1割ほど、残りがそのほかの業務の依頼です。アンケートは、たとえば、クレジットカードを使うのはどういう方か、あるいは、特定のカードでこのカードを使うのはどういった方が多いのかといったことを調べるために利用しています。



―クラウドソーシングを利用されたきっかけについて教えてください。
もともと記事制作は内製していたり、知り合いのライターさんに頼んでいたりしたのですが、まかないきれなくなったので、リソースの問題から活用し始めました。



―記事制作の方は、どの程度のレベル感のライターさんに依頼されているのでしょうか。
初心者というか、ネットで検索して調べて書かれる程度の専門的な知見のない方が6~7割以上です。知見が必要な場合はFPの有資格者の方に依頼しますが、1割もいかないかと思います。


依頼されるワーカーさんは、どのようにして見極められていますか。
応募いただいた方とのメッセージのやり取りで、自己紹介として書いてある内容や、これまでどういったメディアで書いていたことがあるかでまずは見極めています。あとはテスト記事を2,000円~3,000円で書いていただいて、本当に書けるのか記事の質の面と納期の2つの観点から見させていただいています。

ただし、金融系やクレジットカードの記事を書いたことのある方であれば、テスト記事で落とすことはほとんどでありません。



―毎月どの程度のボリュームを何人くらいのワーカーさんに依頼されていますか。
1ヵ月あたりテスト記事を除いて10~20記事程度です。定期的に毎月依頼しているワーカーさんは5人程度です。今月何記事できるか、対応できないKWがあるか確認してから、発注をかけています。


文字でのやり取りでも、問題点が上手く伝わるように工夫

―クラウドソーシングを使われている中で、メリットと感じられている点があれば教えてください。
アルバイトを雇って教えるよりも、短期間ですぐに記事を仕上げていただけるというメリットがあります。



―アルバイトと違って教える必要がないことで、納品物がイメージと違っていたようなことはありますか。
そうですね、あります。クラウドワーカーさんに教えていないというよりも、私が伝えていなかったということも考えられるので、「伝えていなかった場合は申し訳ないのですが、これを追加していただけますか?」といった形でお願いすることはあります。

あるいは、「こうやってください」と伝えていたのに少し違う場合には、「これ少し違うのですよ」と伝えたうえで、何が違ったのかわかるように、何かしらの形で文章でも例示すると、ワーカーさんも問題点がわかるのではと考えています。初めのうちは長めにフィートバックをしています。



―反対にクラウドソーシングのデメリットはいかがでしょうか。
隣で「これちょっと違うよ、直して。」と指を差して指示できないので、文字情報で伝えなければならない点がデメリットですね。クラウドワークス上で、Wordファイルにコメント機能を使って伝えていますが手間がかかりますし、認識の違いが起こる可能性があるので気をつけています。

修正依頼をするときには、ただあれが悪いこれが悪いという形にならないように気をつけています。感情論にならずに問題点を指摘できるように、「ここの部分は修正した方が良いです」という指示とともに、「この部分は良かったです」というのを入れるようにしています。


契約方法の工夫でインセンティブの支払いも

―クラウドワークスを利用する際に、何か工夫されていることはありますか。
複数のワーカーさんとやり取りしているときは、メッセージの管理が大変なので、返信する時間を分けて返信するようにしています。そうすることで、時間毎にワーカーさんが綺麗に並び、やり取りが整理されて管理がしやすくなります。



―レスポンスが悪い方への対応はどのようにされていますか。
レスポンスがないワーカーさんに関しては、メッセージが埋もれていってしまいますので、エクセルシートか何かにメモをしておいて、1週間後に連絡を入れるようにしたりしています。



―レスポンスがなくなってしまうワーカーさんは結構いるのでしょうか。
そうですね。レスポンスが早い方は早いですし、これは本当にワーカーさん次第ですね。レスポンスがないと思ったら、クラウドワークスの契約自体を解約していたりすることもあります。契約前でしたら問題ありませんが、契約後に1週間返事がなく、解約しているようなケースは困りますね。



―実際にトラブルになったことはありますか。
「今月は8記事ね」といったような形で、半年くらい続けて契約をしていたワーカーさんと、一月分の契約を結んだ後に、連絡がとれなくなってしまったことがあります。



―長くやり取りが続いて、信頼しているワーカーさんの場合、契約後に連絡がとれなくなることへの対策が難しいと思われますが、対処策は考えられましたか。
多くの記事数を書かなければ、納品が完了せず報酬が支払われないというシステムだと、ライターさんの負担が大きいので、8記事や10記事といったように、記事数が多くなるときには契約を小分けにするとか、マイルストーン払いで4記事分を一度支払うといった形にすることで、リスク管理ができるのではと考えています。



―記事の発注方法で、工夫されていることはありますか。
ライターさんに、インセンティブをお支払いすることがあります。たとえば、ライターさんに、今月5記事発注して、インセンティブもお渡ししたいなというときは、インセンティブの分を記事の発注分とは別に契約を結んで、お支払いしています。



―ライターさんも先にインセンティブをいただいているので、しっかりやらなくてはという気持ちになりそうですね。最後に、今後、クラウドソーシングの利用で何か考えていらっしゃることはありますか。
アンケートの方では体験談の割合を大きくして、実際にクレジットカードを使っているワーカーさんに聞くなど、調査に重きを置きたいと考えています。あとは、たとえば、「クレジットカードのイメージってどういうものですか?」などアンケート形式で口コミを集めたいですね。

Pocket


掲載企業

SEO施策を提供するSEO業者サービスと、自社のメディア運営、企業講演など3つの事業を幅広く展開。

コメントは受け付けていません。