「Windowsストアアプリを開発したいけど、まだ新しい分野なので、受けてくれる相手がいない、時間がない」
そんな悩みをネットイヤーゼロ株式会社の今井さんは抱えていた。
「Windowsストアアプリを開発するのに必要なスキルを持ったエンジニアをタグで検索して探せるのがとても良いですし、大いに助かりました」
というコメントを寄せていただき、クラウドワークスを通してWindowsストアアプリ開発の悩みを解決した、株式会社ネットイヤーの今井正明氏にお話を伺った。
目次
Windowsアプリ制作の経験のあるエンジニアを求め、クラウドワークスを利用
ークラウドワークスを知ったきっかけは?
クラウドソーシングサービスに元々興味があり、3年前くらいに自分でサービスを立ち上げようと海外のクラウドソーシングサービスを研究していたこともありました。クラウドワークス自体は、何かしらのオンラインメディアで見かけて知った覚えがあります。
ークラウドワークスを利用しようと思った経緯を教えて下さい
Windowsストアアプリの「Ippin」というアプリ制作プロジェクトがあり、納期まで残り1ヶ月しかなく、Windowsアプリ制作の経験がある外注先も見つからず、困っていました。
そこでクラウドワークスを思い出し、Microsoftのアプリを製作するときに比較的よく使用される開発言語である「C#」タグをスキル登録しているエンジニアを検索して探しました。公開案件として募集を始め、応募も数件ありましたが、「C#」タグをスキル登録している方数人にスカウトメールを送り、その中から選定しました。
こちらがタブレット用Windowsアプリの「Ippin」
こんなにも理想的なアジャイル開発はないというほど、息の合った仕事になった
ーエンジニア選定と決め手となったのはどのような点でしょうか?
最初は「C#」タグの方にスカウトメールを送りましたが、今回の開発で最も必要とされる「XAML」という言語を使用できるか否かを聞いていきました。結果的に、XAMLも仕様でき、法人として2名で対応頂けるという安心感もあり、株式会社CFlatの方々に依頼しました。
ー実際に仕事をされてみていかがでしたか?
やりやすかったですね。今回は仕様書も作成せず、企画も開発もアジャイルで進めていきました。CFlatの方々は開発以外の企画やデザインに関しても積極的に意見して下さり、チーム全体として活発に意見が出て、より良いアプリにしようという流れが出来たことは良かったです。
仕事の過程、最終的な成果物、共にとても満足しています。仲も良くなり、CFlatの方々に別のクライアント候補をご紹介したりもするようになりました。
ー仕事を進める上で工夫された点はございますか?
メールなどのテキストで依頼するのみでなく、スクリーンショットを撮ってそこにコメントを書き加えて添付して意図を伝えようとしていました。このやり方の方がイメージは伝わりやすく、良かったかなと思っています。
あとはBasecampというグループウェアを利用して仕事を進めていました。様々な情報が共有しやすいので、クラウドソーシングでの仕事と相性が良いグループウェアだと思います。
C#などの特殊言語を操るスキルの高いエンジニアが、クラウドワークスで見つかる
ークラウドワークスを利用する際に、どういうニーズがあると思われますか?
今回の事例がまさにそうなのですが、Windowsストアアプリのように、まだエンジニアの方々がこなれていないようなアプリケーションを開発したい時にエンジニアを探すのはとても大変です。
クラウドワークス内に「特殊言語スキルを持つエンジニア特集」のようなコーナーがあれば、確実なニーズがあると思います。
特殊言語スキルを持つエンジニアは市場でもなかなか見つからないので、高い料金をお支払いしてでもお願いしたいという発注主の方は少なくないのではないでしょうか。
実際に今回は「C#」が使えて「XAML」が使えるという、かなりマニアックな条件でしたが、それでもエンジニアが見つかりました。ピンポイントの強いニーズに応えられるというのはサービスとして価値が高いと感じます。
今後のWeb・アプリ制作の流れとして、まだまだ少ないタブレットアプリの開発ができる方や、開発だけではなくUX設計のセンスも兼ね備えたエンジニアの需要が高まっていくと思います。