
株式会社温泉道場
取締役 齊藤綾子さん
事業内容:温浴・宿泊施設の開発・運営
会社規模:グループ 367名(うち正社員62名) ※2025年3月時点
埼玉県を中心に、温浴施設や宿泊施設の開発・運営を手がける株式会社温泉道場。2016年頃から店舗数が年に1〜2店舗のペースで増え、2022年には約7店舗を運営していました。当時は各店舗のスタッフが仕訳入力を担っていたため、入力内容の確認や修正をめぐる店舗と本社のやり取りに、多くの工数を要していました。
そこで同社が活用したのが、クラウドワークス エージェントです。経理経験を持つアシスタントに全店舗の仕訳を集約したことで、仕訳の誤りや確認のやり取りが減少。店舗スタッフは、接客など本来の業務に、より時間を割けるようになりました。
今回は取締役の齊藤氏に、導入前の課題やマッチングの決め手、受け入れ後の変化、今後の活用方針について伺いました。
| 導入の目的 |
仕訳業務を外部のプロフェッショナルに任せ、社員や店舗スタッフが本来注力すべき業務に時間を割ける体制を構築すること |
| 課題 |
・店舗数の増加に伴い、仕訳の確認をはじめとする経理業務の負担が大きくなっていた |
| 効果 |
・全店舗の仕訳を経理経験のあるアシスタントに集約し、店舗スタッフの入力作業がなくなった |
目次
7店舗を2名で支える経理・総務体制。仕訳の修正や確認のやり取りが大きな負担に
──まずは事業内容について教えてください。
齊藤:埼玉県を中心に、温浴施設や宿泊施設の開発・運営を行っています。現在は直営店舗が10店舗ほどあり、「おふろcafé」という温浴ブランドのフランチャイズも全国で展開しています。

私たちの特徴は、居抜き店舗の再生を得意としている点です。もともとある温浴施設をリノベーションし、新たな価値を生み出すことで集客に繋げています。こうした経験を活かし、集客に課題を抱える全国の温浴施設や宿泊施設に向けたコンサルティングにも取り組んでいます。
──クラウドワークス エージェントの導入前は、どのような課題を抱えていましたか?
齊藤:最大の課題は、店舗数の増加に伴い、経理・総務担当者の業務負担が大きくなっていたことです。弊社は2011年に創業し、2016年頃から運営施設が年に1〜2店舗のペースで増えていきました。2022年時点で7店舗ほどを運営していましたが、経理・総務は2名体制でした。
店舗数に応じて、各店舗とのやり取りや仕訳内容の精査にかかる工数も増えていました。新規事業をはじめとする複数の業務を兼任していたため、本来注力したい業務に十分な時間を割きにくい状況でした。そこで、ある程度進め方が決まっている経理業務は、専任の方にお願いしたほうがよいという議論になりました。
──特にどのような業務に工数がかかっていましたか?
齊藤:当時、仕訳を入力していたのは、経理業務の経験がない各店の店舗スタッフでした。本社の経理担当者が入力内容を確認し、誤りがあれば店舗の支配人に確認したうえで修正していたため、手間と時間がかかっていました。
仕訳は毎日入力するルールでしたが、対応できるスタッフが店舗に出勤していなければ作業を進められず、予定どおりに入力されないこともありました。本社の経理担当者も毎日確認することは難しく、まとめて確認するタイミングで多くのやり取りが発生していました。
経理経験者へ柔軟に依頼。交代可能な仕組みが受け入れの決め手に
──バックオフィス業務を正社員ではなく、フリーランスの方に依頼しようと考えた理由を教えてください。
齊藤:経理の中核となる仕訳業務は、経験者にお願いしたほうが格段に早く、正確に進められるためです。弊社は毎年新卒が10名ほど入社しており、若いメンバーが多く在籍しています。若手メンバーに経理経験を積んでもらうには、相応の時間が必要です。
一方、正社員として経理経験が豊富な方を受け入れた場合、自社との相性は実際に業務を始めてみなければわからない部分もあります。クラウドワークス エージェントには、お互いに合わなかった際は別の方へ交代できる仕組みがあり、受け入れに伴うリスクを軽減できます。この点に大きな魅力を感じました。
──クラウドワークス エージェントの活用にあたり、どのような条件を重視しましたか?
齊藤:弊社と同等以上の事業規模を持つ企業での経理経験がある方を、ご提案いただくようお願いしました。リモートでのやり取りになるため、円滑にコミュニケーションをとれることも重要な条件でした。
加えて、副業ではなく、専業で業務に携わっていただける方を希望しました。ほかの業務の状況に左右されにくく、必要なときに連絡がとりやすい体制を重視したためです。
他社のサービスとも比較しましたが、条件に合う方をすぐにご提案いただけたため、クラウドワークス エージェントの導入を決めました。
──面談から受け入れまでの流れや、提案された方の印象はいかがでしたか?
齊藤:面談から受け入れまでは非常にスピーディーで、すぐに業務を引き継ぐことができました。初回面談でお会いしたアシスタントはとても人当たりがよく、その場で受け入れを決めています。
その方はお子さんが小さく、在宅で働きたいという背景も明確でした。クラウドワークス エージェントを利用し、フリーランスとして活動されている事情をきちんと理解できたため、安心して業務をお任せできました。
全店舗の仕訳を外部パートナーに集約。手戻りをなくし、大幅な工数削減を実現
──アシスタントにお任せしている業務と、導入後の変化について教えてください。
齊藤:株式会社温泉道場で運営している「おふろcafé」全店舗に加えて、2023年に設立した持株会社である株式会社ONDOホールディングスの入力や仕訳業務もお任せしています。

店舗スタッフが担っていた入力業務をアシスタントに集約したことで、入力ミスが減り、経理担当者と店舗の間で発生していた確認や修正のやり取りもなくなりました。これまで確認や修正に割いていた時間を削減でき、私を含む担当者が新しいことに時間を使える体制になっています。
──パートナーのスキルや業務の進め方については、どのように感じていますか?
齊藤:仕訳のスピードが非常に速く、効率的な進め方にとても助けられています。
これまで1件ずつ手入力していた作業も、CSVを活用して一括で取り込んだり、まとめて修正したりと、効率よく進めていただいています。社内だけでは手が回っていなかった部分も、カバーできるようになりました。
受け身で作業するのではなく、「ここはどのようになっていますか」と積極的に質問してくださる点も心強いですね。経理として、責任感を持って取り組んでいただいていると強く感じます。
──リモートで円滑に業務を進めるため、どのような工夫をしていますか?
齊藤:必要な情報を円滑に共有できるよう、社内ツールを活用しています。
各店舗と経理担当者が参加するチャットにアシスタントにも入っていただき、店舗と直接やり取りできる環境を整えました。チャット上の会話から、必要な情報を拾い上げていただくこともあります。
私も日頃から感謝を伝えるようにしています。アシスタントご自身が積極的に動いてくださることもあり、リモートでも非常に円滑に業務を進められています。
異業種2社の経理も外部パートナーへ。バックオフィスを集約し、本来の業務に注力できる環境を整備
──2人目の経理担当者を探すにあたり、クラウドワークス エージェントを再度活用した理由を教えてください。
齊藤:1人目の方とのマッチングにより非常に助かっているため、同様の活躍を期待して、2人目のご提案をお願いしました。今回は、株式会社ONDOホールディングス傘下で、プロ野球の独立リーグに所属する「埼玉武蔵ヒートベアーズ」と、陸上養殖事業を運営する「株式会社さかなと」の経理をお任せする予定です。現在お願いしている温浴事業とは業種が異なり、仕訳の内容も大きく変わります。
今回は他社サービスを検討せず、クラウドワークス エージェント一択でした。経理経験などの条件に合う方をご提案いただけることに加え、登録者数が多く、自社に合う方とマッチングしやすいという安心感があるからです。
弊社の会計ソフトは操作が少しわかりづらいのですが、すでに業務を担っているアシスタントから、新しい方へ使い方を共有していただける点も心強く感じています。
──今後の事業展開と、クラウドワークス エージェントへの期待をお聞かせください。
齊藤:私たちは温浴施設の運営からスタートしましたが、現在はプロ野球チームやフットサルチーム、陸上養殖など、温浴以外の領域にも事業が広がっています。今後は、これまで各子会社が担ってきた経理業務を、ホールディングスのバックオフィス部門へ集約していく方針です。その一環として2人目の受け入れを進めており、今後は3人目の受け入れも視野に入れています。

経理以外では、結構工数がかかる採用面談の日程調整なども、外部パートナーへお願いする業務の候補になると感じています。正確な対応が求められ、工数もかかる業務だからこそ、今後は経理以外のバックオフィス業務にも活用範囲を広げていく可能性があります。
──クラウドワークス エージェントをどのような企業におすすめしたいですか?
齊藤:自身の経験を踏まえると、経理をはじめとするバックオフィスのプロフェッショナル人材を探している企業におすすめしたいサービスです。
弊社のように、社員にはお客様と接するコア業務へ集中してもらいながら、バックオフィスの実務を担う体制も整えたい企業には、特に適していると思います。
必要な業務や期間に応じて柔軟に体制を構築したい企業にとって、自社の状況に合ったプロフェッショナルをご提案いただけるクラウドワークス エージェントは、心強いパートナーになるでしょう。






