webサイトに関する開発やデザインのお仕事が多いクラウドワークスだが、リアルな紙に関するデザインのお仕事もある。地ビールメーカーであるサンクトガーレン有限会社は、2013年2月26日に発売する期間限定の新製品「さくら」のラベルをクラウドワークスのコンペで発注した。どういった経緯でクラウドワークスを利用するに至ったのだろうか。取締役の中川美希さんにお話をお伺いした。
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miilや宅麺がクラウドワークスを使っているのを、Facebookで見かけた
miilの中村さんとFacebookフレンドであったこともあり、クラウドワークスを使ってデザインを発注していることをFacebook上で見かけて知りました。イベントなどをご一緒した機会がある宅麺さんも利用していたようで、クラウドワークスのサイト下部に設置されている、Facebookで「いいね!」と言っている知り合いのアイコンが多かったこともあり、多数の知り合いが既に利用していたという点で安心感がありました。
最初はお試しでコンペ形式が始まったくらいの時期に、年賀状のデザインをコンペに出してみました。そもそも年賀状を出すこと自体迷っていたので、募集してから応募期限も3日くらいしかなかったのですが、24案集まり、満足のいくものを選ぶことができました。軽そうな案件のコンペが1万円くらいで多数でていたので、価格的にも取り組みやすかったです。
コンペで最初の案のイメージが違う時には、「追記」で募集内容を微調整
年賀状が良かったので、新発売の地ビールのラベルのデザインもコンペで募集してみることにしました。今まではサンクトガーレンのビールを良く飲んでくれている知り合いのお客さんにラベルを作成してもらっていたりしました。
今回は心機一転して、サンクトガーレンに全く関係ない方にデザインを頼んでみるとどうなるかなという好奇心もあり、春に出す「さくら」 という新製品のラベルのコンペで募集することにしました。「さくら」といってもピンク一色のロマンティックな感じではなく、ブランドイメージに沿って黒も使いつつピンクも。という募集をしました。
正直、最初の方は黒をベースとしたデザインが多く出てきました。ビール瓶との色の兼ね合いもある中で黒ベースだとデザインが埋もれてしまうので、追記で「さくらの雰囲気をもっと…黒ベースに限定しておりません」と記載しました。
その後は華やかなデザインが増え、結果的には左の写真(参考リンク)のデザインを選定しました。私自身も一目で見てこれがいいと思い、社内でも全員一致でこのデザインが良いという話になりました。このデザインから微調整して納品頂きました。
ソーシャルギフトサービスの開発もクラウドワークスで発注を検討
ラベルのデザインはビール瓶に貼ると左の写真のようになり、瓶に映える良いデザインとなりました。年賀状、ラベルとクラウドワークスでコンペを募集してみて、満足のいくものができました。今までは身近な人にデザインを頼んでおり、はじめて外部の方に依頼しましたが、今までないながらにサンクトガーレンっぽいテイストのデザインに仕上げていただけたかと思います。
今後もデザイン関連でコンペなどで発注することもあるでしょうし、開発案件の発注も検討しています。当社はFacebookページやtwitterを積極的に活用しており、そこから拡がったお客様も多くいらっしゃいます。もっと気軽にクラフトビールを贈る機会を増やせないかとも考えており、ソーシャルログインで気軽にギフトを贈れるソーシャルギフトは相性が良いと考えており、そうしたサービスの開発を検討しています。
ソーシャルギフトの案件に関しては、クラウドワークス上で募集を開始しましたので(2013年2月28日現在)ぜひご応募頂ければと思います。
■参考記事
宅麺:少数精鋭で事業に集中したい企業にお勧め!
miil:サービスに共感するデザイナーとの『質の高い』マッチング