外注ノウハウ
公開日: 2016.03.28 / 最終更新日: 2020.11.10

【時間単価制07】「時間単価制」の発注フロー【2.契約編】

前回の記事はこちら▶【時間単価制06】「時間単価制」の発注フロー【1.発注編】

 

前回より「時間単価制」の発注フローを【1.発注編】【2.契約編】【3.業務・検収編】に分けてご紹介しております。
前回は「発注」におけるポイントをご紹介しましたが、【2.契約編】の今回は、【図16】の赤枠で囲っている契約から検収の流れまで、詳しくご紹介します!
 

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「時間単価制」では「CWタイムカード」の使用や仮払いの方法が特徴的です。
タイムカードをダウンロードするタイミングや、「時間単価制」の仮払い方法などもご紹介しますので、ぜひご覧ください。

時間単価制画面遷移7-3

【図16】「時間単価制」での仕事登録から、検収までの流れ

契約・条件交渉

通常の業務を外注する際、仕事の相談、見積もり提示、契約書締結という流れが一般的です。クラウドワークスでも、発注(仕事の相談)、条件交渉(見積もり提示)、契約締結(契約書締結)、という手続きをクラウドワークスのサービス上で行います。

仕事公開後、メンバー(受注者)様からの応募があったら、時間単価と稼働時間、仕事内容等の条件交渉を開始します。
条件交渉では、受注者/発注者間で契約金額の相互提案が可能です。
条件の再提案を行いたい場合は、メッセージの一番下にある「メッセージ送信フォームを表示」をクリックすると、「新しい条件を提示する」ボタンがあるのでこちらから条件の再提案を行う事ができます。
条件交渉画面で、条件に対して、受発注者双方が「同意」を行うと、ステータスが「条件合意」に移行し、その後「契約」となります。

「契約締結後」メンバー(受注者)様は「CWタイムカード」アプリをダウンロードできるようになります。

※応募者がいない・少ない場合は、募集している仕事の設定金額が適切かどうか、募集文面が魅力的かどうか、同じジャンルの仕事の相場と比較してみると良いかもしれません。

また、オプションを利用すると、手間をかけずに多くの方に仕事のアピールができますのでおススメです。

オプションの種類はこちらからご確認下さい。

仮払い

契約締結後、「時間単価制」では最低1週間分の報酬を仮払いして頂きます。
仮払いをする際に、1週間にどのくらい稼働するのか想定し、時間単価×1週間の稼働時間を想定してお支払いいただきます。クライアント(発注者)様の「仮払い完了」が確認できた後、メンバー(受注者)様は業務を開始します。1週間の業務が終了し、クライアント(発注者)様による検収完了後、クラウドワークスからメンバー(受注者)様に報酬をお支払いします。この仕組みにより、受発注者双方が支払い面も安心して契約する事ができます。

【図22】は、実際の仮払い画面です。仮払いは、1週間分~1ヶ月分まで、まとめて行う事が可能です。

例)時間単価1500円で1週間に10時間稼働してもらう場合は、【図22】のように設定します。

1500円×10時間で 15,000円。これを1週間分の報酬として仮払いします。

クレジットカード決済の場合は、仮払いの時点では支払いが確定されず、検収後に支払いが行われます。

【図22】仮払い画面

image01

 

 

 

 

仮払いのポイント
【ポイント1】稼働時間やルールのすり合わせを事前に行う

契約段階で、1週間あたりの稼働時間と、稼働時間が増えそうな時の連絡のタイミング等、事前にルールを決めておくと良いでしょう。また、タイムカードを起動させずに業務を開始してしまうとトラブルの原因になりますので、事前に確認しましょう。

【ポイント2】想定よりも少し多めに仮払いする
仮払いを行った時間のみ、メンバー(受注者)様が稼働できるため、差額支払いの手間を省くために、想定時間よりも少し多めに事前に仮払いを行う方が良いでしょう。未稼働分についてはクレジットカード払い以外の場合は、プロジェクト完了後に返金、プロジェクトが継続する場合は、翌週分に充当する事もできます。

【ポイント3】トライアル時の予算は少し多めにとっておく
最初の発注については、予算やかかる時間を想定する事が難しいと思います。初回発注時には、トライアル費用として少し多めに予算枠をとっておき、実際に稼働してもらった際に会社の予算を超えないように設定しておくと良いでしょう。

【ポイント4】仮払いはまとめて行う
時間単価制では、翌週分の仮払いを行わなければ、契約が終了し、再度契約を結び直す必要がございます。継続発注が決まっている場合は、2週間、1ヶ月と先にまとめて仮払いを行うと良いでしょう。仮払いした金額に満たない場合は稼働分のみ決済され、また途中終了を行った場合は、未稼働分は返金される仕組みになっています。

今回は「時間単価制」の契約から仮払いの方法をご紹介しました。

次回は、【3.業務・検収編】業務開始後の業務内容・業務時間把握方法や、検収の方法についてご紹介します。

 

▼これまでの記事一覧▼

【時間単価制01】クラウドワークス 4つの発注方法
【時間単価制02】プロジェクト形式「固定報酬制」と「時間単価制」の違い
【時間単価制03】 お仕事登録方法「公開」と「非公開」について
【時間単価制04】「スカウト」機能を使うと発注が便利に!
【時間単価制05】プロジェクト形式「時間単価制」の流れと全体像をご紹介!
【時間単価制06】「時間単価制」の発注フロー【1.発注編】

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