外注ノウハウ
公開日: 2016.07.14 / 最終更新日: 2020.03.30

コンペ発注マニュアル【前編】

クラウドワークスでは多くの発注者様からコンペ形式の発注をいただいています。

初めての方にとっては「コンペ形式って何?」「どんな仕事が向いているの?」「発注のコツは何かあるの?」と疑問に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

コンペ形式で発注するときに知っておきたい基本を【前編】・【後編】に分けてご紹介します!

1.コンペ形式って?

 

c1

こんな時は「コンペ形式」がおすすめです!

2.コンペ形式でできること

コンペ形式とは、集まった複数の提案の中から気に入ったものを採用できる形式です。

こんなお仕事におすすめ!c2

C3

3.その仕事、コンペ形式じゃないほうがいいかも!?

コンペ形式で依頼する際にはまずは以下の4点を確認してください。

1.提案してもらう内容のイメージは明確ですか?

コンペ形式は、でき上がったものを提案していたいただく形式ですので、提案してもらう内容のイメージが曖昧だと受注者は提案しづらいと感じてしまいます。また、たくさんの応募が来ても気に入った提案がなかなか来ないということにもなりかねません。

2.成果物の規模は大きすぎませんか?

(例)ページ数の多いパンフレットやカタログ、複数のデザインの依頼など

デザインの統一感の問題上、同じ人に複数の成果物を依頼したい場合や、ひとつの成果物の規模が大きい場合はプロジェクト形式で依頼するか、規模を小さくして依頼するようにしましょう。

3.継続的に依頼する予定はありますか?

(例)広告用のバナー作成、チラシの挿絵、複数のもののデザインの依頼など

継続的に依頼したい場合や複数の制作を依頼したい場合にはコンペ形式は不向きです。プロジェクト形式で依頼しましょう。受注者のトライアルをコンペ形式で実施して、その後プロジェクト形式で依頼することは可能です。

4.急ぎの案件ですか?

コンペ形式では、多くの提案が集まるまでは時間がかかる場合があります。急ぎの案件の場合はプロジェクト形式の方がスケジュールの調整がしやすいです。

4.コンペ形式発注のコツ

【提案してもらう内容は明確に!】

  • 制作物の完成イメージに近い作品などがあれば、URLやファイル添付して共有しましょう。
  • 納品時のファイル形式が決まっている場合は明記しましょう。

※迷ったときは「編集できる形式」「書き出した形式」を指定しましょう

【受注者の注目が集まるキーワードを盛り込む】

タイトルには、受注者からの注目が集まりやすいキーワードを盛り込みましょう。

こんなキーワードがあるとオススメ!

  • ラフ、ワイヤー、構成案有り
  • 素材有り
  • テキスト用意あり
  • リニューアル

→ゼロから作る必要がないことで、着手しやすいと思ってもらえます

そのほかにこんなキーワードも人気!

  • 高額(プレミアム以上の金額を設定しているとき)
  • 継続依頼(コンペ開催後に継続して依頼したい仕事があるとき)
  • ネームバリューがきくキーワード
    例)NPONGO/地方自治体/有名な商品・商材の関連など

いかがでしたでしょうか?

以上のポイントを抑えて、コンペ形式での発注を成功させましょう。

次回はコンペ形式での発注の方法についてや、キャンセル、著作権についてご紹介します。

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