前回より、クラウドワークスの「コンペ形式」で発注する際に知っておきたい基礎知識をご紹介しています。
前回は「コンペ形式とは何か?」「どんな仕事がコンペ形式に向いているか?」といった内容をご紹介してまいりました。(前篇の記事はコチラ)
【後編】の今回は、実際に「コンペ形式」の発注方法や、発注時に役立つ機能のご紹介をします!
目次
コンペ形式発注方法
【その1】仕事依頼画面から、依頼したいお仕事の仕事カテゴリを選びます。
※依頼したいお仕事のカテゴリが見つからない場合は、「すべてのカテゴリから選択」か、検索窓から探してください。
【その2】依頼の形式を選択します。
(デザインとネーミングのお仕事は初期状態でコンペ形式が選択されています。)
【その3】仕事の依頼内容の詳細を記入します。
<タイトルの記載方法>
仕事の内容が分かりやすいタイトルをつけましょう。
また、「女性向け商品」「経験不問」など特筆すべきことがあれば記入しましょう。
(例)女性向け求人サイトのロゴデザイン
<目的、依頼詳細>
依頼内容の詳細のほか、以下の項目を記入しましょう。
・その制作物の利用目的
・納品スケジュール
・制作物のサイズや作業量
・納品形式
・受注者に求めるスキルや経験など
【その4】応募期限と契約金額を選択します。
<契約金額>
予算をもとに契約金額のプランを選びます。プランごとに「提案保証人数」が定められており、仕事を公開したにもかかわらず提案人数が「提案保証人数」に満たない場合は、キャンセルの手続きをしていただくと契約金額の全額が返金されます。
※プランだけでなく、「カスタム」を選択することで任意の金額を選択することも可能です。※提案人数が「提案保証人数」より多かった場合のキャンセルについては後述します。
<応募期限>
最大で14日後まで設定できます。
※募集期間を延長したい場合は「募集期間延長オプション(税込6,480円)」によって、1週間延長することが可能です。
※急募の場合は、「特急ボーナスオプション(税込54,000円)」が利用できます。
※オプションの詳細については10ページ参照
【その5】オプションを選択します
【その6】必要に応じて補足事項を決めます。
・提案の閲覧制限:募集終了するまで、受注者が提案した内容が非公開になります。
・採用確約:提案の中から必ず一つ以上採用することを保証する制度。提案保証人数に関わらずコンペのキャンセル(返金)ができなくなりますが、メンバーが安心して提案できるため提案が集まりやすくなります。
【採用確約の確認方法】:仕事詳細画面の「仕事の概要」で確認できます
他の人にコンペの内容を見られたくないとき
非公開でコンペを実施するには4つの選択肢があります。
【会員限定公開(+提案非公開)オプション、会員限定公開オプション、閲覧制限】
会員限定公開(+提案非公開)オプション(8,000円+税)
仕事依頼文面を検索エンジンや未ログインユーザーから非公開にします。
また、受注者から提案された内容が募集終了後も非公開となります。
会員限定公開オプション(6,000円+税)
仕事依頼文面を検索エンジンや未ログインユーザーから非公開にします。
会員限定公開オプション(6,000円+税)+閲覧制限(無料)
仕事依頼文面を検索エンジンや未ログインユーザーから非公開にします。募集終了までの間、仕事を依頼した発注者以外は受注者からの提案内容が見られなくなります。
閲覧制限(無料)
募集終了までの間、仕事を依頼した発注者以外は受注者からの提案内容が見られなくなります。募集終了後は全てのユーザーに対し、受注者からの提案内容が公開されます。
依頼内容の変更や追加情報を入力したいとき
コンペ形式の場合は、仮払いが終わってお仕事が公開されたら、依頼内容を変更することはできません。
【編集・追記・削除・キャンセル】
契約金額,記載内容含め、公開後に依頼内容を変更することは基本的に不可能(追記のみ)
※ただし、「相談」と「提案」が0人の場合、契約金額以外は編集することが可能です。
【操作方法】
仕事管理画面から、該当の案件の右端にある「▼操作を選択」をクリックし、「追記する」を選択します。
募集期間や選定期間の変更、追加採用について
- 思ったように募集が集まらなかったから、募集期間を延長したい!
- あまりにたくさんの提案が集まったものだから、2週間だけでは選定しきれない!
このような場合はオプションによって期間を1週間延長することができます。
募集期間とは:応募者から作品が提案される期間(最大2週間)
選定期間とは:募集期間終了後、発注者が採用案を選定する期間(最大2週間)
【期間の延長可否タイミング】
【追加採用】
・複数採用したい提案があった場合に利用する機能
・一点目を採用後であれば、いつでも追加採用が可能
・契約金額は採用案毎に決めることが可能
※最初に仮払いいただいた金額で採用できるのは1点のみのため、追加採用した分の支払いが再度必要
・応募者との交渉が必要になる
コンペをキャンセルしたいとき
・提案された内容に、採用したいものが無いからキャンセルしたい
・社内の事情でコンペの開催が難しくなってしまった
このような場合はコンペのキャンセルができる場合があります。
【キャンセルできるタイミング】
・選定期間内であればキャンセルの手続きが可能
・募集期間中の場合は早期終了する必要がある
【キャンセル手数料】
・キャンセル手数料が発生する場合がある
・発生するか否かは採用確約の有無,提案保証人数,提案人数によって決まる。
・提案保証人数は契約金額のプランによって異なる。
・キャンセル手数料が発生した場合、その金額は提案人数によって異なる。
・キャンセル手数料は受注者に分配される
【返金】
・契約金額からキャンセル手数料を引いた金額が発注者に返金される
・返金された契約金額は仮払い充当金になる
・返金された契約金額を発注者の口座に戻すには別途手続きが必要であり、振込手数料がかかる
【採用確約とは】
提案の中から必ず一つ以上採用することを保証する制度。提案保証人数に関わらずコンペのキャンセル(返金)ができなくなるが、メンバーが安心して提案できるため提案が集まりやすくなる。
※提案人数が0人の場合は全額返金
【提案保証人数とは】
・クラウドワークスが保証している、 1つのコンペに対し提案してくれる受注者の人数。
・提案保証人数はプランごとに異なる。
・提案人数が提案保証人数以下だった場合は全額返金。
【採用確約あり】
提案人数が0人の場合は全額返金、1人以上の場合はキャンセル不可(返金なし)
【採用確約なし】
・キャンセル料は提案保証人数と提案人数により異なる
・提案保証人数はカテゴリにより異なる
・キャンセル料は応募者に分配される
・返金された契約金額は仮払い充当金になる
・返金された契約金額を口座に戻すには別途手続きが必要であり、振込手数料がかかる
▼キャンセル料
▼ご契約金額を50,000円とした場合のキャンセル料とご返金金額
【選定期間終了後のキャンセル】
・キャンセル不可(返金なし)
・契約金額は分配
【キャンセル料シミュレーション】
修正について
コンペをキャンセルする際にはキャンセル料が発生する場合がありますが、多少であれば修正をお願いすることができます
【修正可能期間】
募集期間並びに募集期間終了後の選定期間中(最大14日間)であれば、無料で修正依頼を出すことが可能
<注意事項>
※採用決定後には、原則としては修正依頼が出来なくなりますので、修正する場合は選定が終了するまでに行ってください。
※修正依頼に応じるか否かはメンバーの方の判断となります。
※複数の方に修正依頼を出す際には、「選定作品を迷っている」旨をお伝えいただけるとよりスムーズにやりとりが進むかと思います。
【操作方法】
1.仕事管理画面より、該当の案件のお仕事サマリー内にある「提案件数」をクリックします。
2.提案内容一覧画面より、修正してほしい作品を選択します。
3.ページ下部に表示されるメッセージフォームより修正依頼をすることができます。
コンペで採用した提案の著作権について
サービス内での知的財産権(著作権含む)については、利用規約第14条にて定義されています。
▼データ確認が完了し受注者への報酬が確定した時点で、採用した作品の知的財産権は発注者に譲渡されます。
▼受注者が本取引開始前より有している知的財産権については、発注者に移転・帰属しません。ただし、受注者がもともと保持していた知的財産権を、発注者が作品を利用するために必要な範囲で利用することを受注者は無償で許諾するものとします。
▼第三者の保有する知的財産権について、第三者の許可を得たうえで受注者が提案する内容に利用した場合、該当する知的財産権は、発注者に移転・帰属しません。
▼受注者の方が他の著作権を侵害していないかどうか、あらかじめ採用前にご自身で確認していただくことをおすすめいたします。
今回は「コンペ形式」の発注方法や、便利な機能のご紹介をしました!
機能の使い方はわかったけれど、相場観がわからない!初めての発注は不安だから電話で相談したい!という企業様は、電話で発注相談ができるCWコンシェルジュにご相談ください!(無料)