外注ノウハウ
公開日: 2022.12.08 / 最終更新日: 2024.01.04

【2024年】Webデザイン費用の相場を紹介

今回は、Webデザイン費用の相場やおすすめの外注先、相場に差が出るポイントなどを紹介します。Webサイトを新規で制作したいときや既存サイトのデザインを刷新したいとき、レスポンシブ対応を行いたいときなどに参考にしてください。

Webデザイン費用の相場

まずは、Webデザインの費用相場を内訳ごとに紹介します。

企画構成費用 

企画構成費用とは、Webデザインの方向性や内容について打ち合わせを行い、どのようなスケジュールで仕上げるかを決めるためにかかる費用です。打ち合せでは、依頼側が「写真を多めに配置したい・公式サイトの格式を保ちたい」などの要望を出したり、依頼先に色味や雰囲気などのデザインを提案してもらったりします。

打ち合わせに使用する資料や素材の作成費、社外で打ち合わせを行う場合は会議室やプロジェクターのレンタル費などが企画構成費用に含まれ、相場金額は1万5,000円〜5万円程度です。
デザイン・レイアウトの参考になるサイトや、オウンドメディアをデザインする方法などは、以下のページで詳しく紹介しています。

関連記事:結果をだすオウンドメディアのデザインとは?参考サイト5選も紹介

トップページデザイン費用

トップページとは、Webサイトの階層構造のうち最上位にあるページのことで、サイトの入口のような役割を持ちます。Webサイト全体のデザイン(コンセプトや色味、文字のサイズなど)のベースとしてゼロからデザインを考案するケースが多いため、トップページのデザイン費用は高額になりやすい傾向にあります。

【トップページデザイン費用相場】
・PC専用:5〜13万円
・スマホ専用:5〜10万円
・レスポンシブ:8〜16万円

下層ページ、派生ページデザイン費用 

トップページから派生したページを下層ページ・派生ページといいます。下層ページや派生ページのWebデザインはトップページのデザインを踏まえて作られることが多いため、金額の相場はトップページデザイン費用の半額程度となります。

【下層ページ、派生ページデザイン費用相場】
・PC専用:1~5万円
・スマホ専用:1〜5万円
・レスポンシブ:2〜7万円

ランディングページデザイン費用 

ランディングページ(LP)とは、Googleなどで検索(あるいは広告をクリック)してサイトにアクセスしたときに、ユーザーが最初に閲覧するページのことです。縦長のレイアウトにデザインすることが一般的であり、ページの長さに応じて費用が変動します。

【ランディングページデザイン費用相場】
・PC専用:6~20万円
・スマホ専用:6〜20万円
・レスポンシブ:10〜25万円

バナーデザイン費用

Webサイト内で使用するバナーのデザイン費用は、1点あたり5,000〜5万円が相場です。静止画のバナーは比較的安く作成できますが、GIFアニメーションなどを使用するバナーは費用が高くなる傾向にあります。なお、同じデザインをリサイズして使用する場合は、新しくバナーを作るよりもデザイン費が安くなり、5,000〜2万円程度が相場になります。

ロゴデザイン費用

企業のロゴなどを新たにデザインしてもらう場合、3〜15万円が相場です。簡易的なロゴマークであれば低価格で作成できますが、企業の理念や事業のコンセプトなどを踏まえてデザインしてもらう場合は、数十万円以上かかることもあります。

デザインに関連する費用の決まり方や、各種デザイン(ロゴやバナーデザイン・DTPデザイン・プロダクトデザインなど)の費用相場については、以下のページを参照してください。

関連記事:各種デザインの発注相場は?料金の考え方や費用を抑えるコツを紹介

Webデザイン費用相場に差が出るポイント

続いて、Webデザイン費用に差が出るポイントを紹介します。

どこに(誰に)依頼するか

Webデザインの依頼先(制作会社・広告代理店・フリーランスのWebデザイナー)によって、デザイン費用は大きく異なります。

制作会社は、会社の規模やWebデザインの実績に応じた料金体系を採用しているケースが多いため、金額には幅があります。
広告代理店は費用相場が高い傾向にあるもののクオリティの高いWebデザインが期待でき、Webサイトを活用したマーケティング相談もあわせて依頼できるケースがあります。
フリーランスは費用相場が安い傾向ですが、個人によってスキルに差があるため、実績や得意分野、どこまで依頼できるかなどを事前に確認したほうがいいでしょう。

【依頼先ごとの費用・目安】
・小規模の制作会社:30〜80万円
・中規模の制作会社:60〜100万円
・大規模の制作会社:100〜300万円
・広告代理店:80〜300万円
・フリーランス:10〜30万円

制作するサイトの種類

制作するWebサイトの種類(ECサイト・コーポレートサイト・採用サイト・LPなど)に応じてデザインの難易度や工数が異なるため、相場金額も変わります。
例えば、ECサイトは商品の写真を多く使うため費用がかかる傾向にあります。テンプレートによるデザインが可能なコーポレートサイトや採用サイトなどは費用を抑えやすいものの、オリジナル画像やイラスト、CVボタンなどを多数使う場合は高額になることもあります。
サイトの種類ごとの特徴や、デザインのコツなどは以下のページで詳しく紹介しています。

関連記事:ECサイトのデザインのコツは?参考にしたいサイトや作り方も紹介

関連記事:採用ページ制作のポイントは?デザインのコツや最近の傾向を紹介!

制作するサイトの規模

制作するサイトの規模も費用を左右するポイントです。Webサイトを構成する各ページに対してデザイン作業が発生するため、ページ数や機能数が増えるほどデザイン費用は高くなります。
大規模なWebサイトを制作する際には、複数人のWebデザイナーをアサインしてプロジェクト化を行うケースもあります。このような場合はデザイナーチームの進捗管理を行うディレクターを立てる必要があり、人件費が上乗せされることになります。

逆に、複数の工程を任せられる人材を探すことができれば、コストを抑えることも可能です(詳しくは以下の動画で紹介しています)。

Webサイト制作の大まかな流れやスケジュール、注意点などは以下のページで紹介しているため、こちらもご参照ください。

関連記事:Webサイトの制作フローとは?工程の流れやスケジュール、費用相場も紹介

Webデザインの依頼は「クラウドワークス」へ 

Webデザイナーを探す方法はいくつかありますが、クラウドソーシングサービス(※)を利用する方法がおすすめです。なかでも業界最大手の「クラウドワークス」は、全国72万社以上の企業が利用しているサービスです。

Webデザイナー・HTMLコーダー・プログラマーなど、さまざまなスキルを持つ人材が多数登録しているため、集客につながるUX/UI設計やSEO対策、レスポンシブ対応など、ホームページ制作に関する作業を幅広く依頼することができます。また、Webデザインのみ・企画構成のみ・進捗管理のみなど、必要な作業のみを依頼することも可能です。

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仕事内容の相談・発注・修正依頼・納品・報酬の支払いなど、一連の作業がオンラインで完結するため、外注にかかる手間を削減することができます。サイト登録料や手数料はかからず、制作会社などに依頼するよりも費用相場が安いため、コストを抑えながら実績やスキルがあるフリーランスに依頼したい場合におすすめです。

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(※)クラウドソーシングサービスとは、仕事を発注したい人・受注したい人をインターネット上でマッチングするサービスのこと

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