外注ノウハウ

公開日: 2022.12.09 / 最終更新日: 2023.01.10

【2023年】タガログ語翻訳の料金相場

フィリピンの公用語は、タガログ語(フィリピン語)と英語です。現地メディアやビジネスシーンで使われるのはタガログ語で、英語を不得意とするフィリピン人も多くいます。そのため、フィリピンへのビジネス展開を考えている場合などは、英語だけでなく、タガログ語への翻訳が必要になります。今回は、タガログ語翻訳の料金相場や費用の決まり方、タガログ語翻訳を依頼する際のポイント、おすすめの依頼先を紹介します。

タガログ語翻訳の料金相場

タガログ語翻訳を外注する際は、「日本語1文字あたりの単価」あるいは「タガログ語1ワードあたりの単価」で翻訳料金を算出します。

・日本語1文字あたりの単価:10~20円
・タガログ語1ワードあたりの単価:18~35円

また、翻訳を依頼したい原稿の種類(一般文書・専門文書・公的文書)にも料金が左右されるため、およそ以下のような料金相場となります。

【翻訳依頼時の料金相場】 ※原稿用紙1枚(400文字/200ワード)の料金相場
◆一般文書(手紙、書籍、パンフレットなど)
日本語→タガログ語の翻訳:4,000~5,000円
タガログ語→日本語の翻訳:3,500~5,000円

◆専門文書(ビジネス文書、取扱説明書、学術論文など)
日本語→タガログ語の翻訳:5,000~6,500円
タガログ語→日本語の翻訳:4,500~6,000円

◆公的文書(申請書、契約書、証明書類など)
日本語→タガログ語の翻訳:6,000~8,000円
タガログ語→日本語の翻訳:5,500~7,000円

翻訳を依頼できる会社・サービスについては、以下のページを参照してください。

関連記事:翻訳を依頼したい会社・サービス4選!依頼の流れや料金も解説

タガログ語翻訳の費用相場はどう決まる?

続いて、タガログ語翻訳の費用相場の決まり方を紹介します。

翻訳対象の分量(文字数・単語数など)

タガログ語翻訳の費用は、原稿の分量(文字数・ワード数など)に応じて決まります。
訳文(翻訳後の原稿)の分量が予測できる場合であれば、翻訳後に「訳文の分量×単価」で費用を算出するケースが一般的です。翻訳後の文章ボリュームが予測できない場合は、翻訳前に「原文の分量×単価」であらかじめ費用を算出します。

また、ミニマムチャージ(最低依頼料金)の有無によって料金が変わることもあります。通常であれば、文字単価15円で400文字のタガログ語翻訳を依頼すると翻訳費用は6,000円です。しかし、ミニマムチャージを1万円に設定している依頼先では、料金が1万円以下となる条件の翻訳依頼に対してミニマムチャージが適用されるため、翻訳費用は1万円となります。

翻訳の難易度

翻訳の難易度に応じて、日本語1文字(またはタガログ語1ワード)あたりの単価が変わることもあります。
タガログ語は利用者が2,000万人前後いるものの、それほどメジャーな言語とはいえません。くわえて、文法が複雑であること・翻訳者の人数が少ないことから翻訳の難易度が高い言語といえます。さらに、専門用語・固有名詞・人名・地名などが多い文書の翻訳には高度な知識やスキルが必要となるため、相場より費用が高くなることもあります。

納期

翻訳の納期によって費用が変動するケースもあります。
短納期で依頼すると、納期に間に合うように高スキルの翻訳者をアテンドしたり、複数の翻訳者で担当したりする場合があり、翻訳料金が割高になります。納期に応じて、1文字(1ワード)あたり3~4円程度の割増料金が発生する場合もあるため、余裕のあるスケジュールで依頼しましょう。

タガログ語翻訳の一般的な納期は、2,000文字以内の原稿であれば「1~3営業日程度」、2,000~1万文字の場合は「4~8営業日程度」が目安になります。

原稿の形式

翻訳を依頼する原稿の形式によって費用が変わる場合もあります。
データ化された原稿(Word・Excel・PDFなど)であれば、文字数・ワード数を自動カウントできるため、比較的簡単に見積もりを作成できます。しかし、手書きの原稿や音声データをもとに翻訳を依頼する場合は、手動で文字数をカウントしたり、音声をテキストデータに書き起こしたりする手間がかかるため、その分料金が高くなります。

翻訳の依頼先によっては、「テキストデータのみ対応可」「音声データは対応不可」などの制限を設けている場合もあるため、依頼可能な原稿の形式を事前に確認しましょう。

校正やネイティブチェックの有無

ネイティブチェックとは、タガログ語を母国語とする人が訳文をチェックし、現地の人が読んでも違和感のない文章に仕上げる作業のことです。文法やスペルなどのチェック、文章の校正が主な作業となり、通常の翻訳料金に加えて「ネイティブチェック料金」や「校正料金」が別途かかります。

フィリピンでは、タガログ語(Tagalog)と英語(English)が混ざった「タグリッシュ」と呼ばれる言語が日常会話で使われており、普段は英語表現で話される単語を無理にタガログ語へ翻訳すると文章が不自然になってしまうケースがあります。そのため、翻訳に正確性が求められる文書や、現地の人向けの文書を翻訳する場合などはネイティブチェックが必要です。

タガログ語翻訳を依頼する際のポイント

ここでは、タガログ語翻訳を依頼する際のポイントをいくつか紹介します。

法定翻訳に対応しているか

法定翻訳とは、翻訳の品質を国が保証する制度のことで、国から権限を与えられた一部の翻訳者のみが対応できます。法定翻訳が必要になるのは、フィリピン大使館や日本の出入国在留管理庁へ公的文書(戸籍謄本・住民票・会社登記簿ほか)を提出する場合などです。
また、各国の在日大使館から法定翻訳に対応できる翻訳会社(あるいは翻訳者)を指定されるケース、アポスティーユ(※1)や法定翻訳査証(※2)の取得を求められるケースもあります。
法定翻訳を依頼する場合は、法定翻訳者の指定はあるか、アポスティーユや法定翻訳査証の取得が必要かどうかについて、大使館や総領事館へ事前確認を行いましょう。

(※1)アポスティーユとは、ハーグ条約(外国公文書の認証を不要とする条約)にもとづく外務省の証明のこと
(※2)法定翻訳査証とは、原本の日本語と訳文のタガログ語が同じ内容である旨が記載された証明書のこと

文法や発音の地域差に対応しているか

フィリピンは7,600以上の島が集まってできた国で、島によって文法や発音に地域差があります。国内にはビサヤ語やイロカノ語など、約150~170種類の言語(方言)が存在するとされており、現地の人同士でも通じないほど文法や発音が異なることが特徴です。
一方、フィリピンではタガログ語を「国語」として義務教育で学ぶため、多くのフィリピン人はタガログ語を話すことができます。そのため、他言語をフィリピン現地の人に向けて翻訳する際は、タガログ語へ翻訳するケースが一般的です。

翻訳時に反映してほしい言語・地域などがある場合は依頼時に前もって伝えるとともに、文法や発音の細かな違いに対応できる翻訳者を選ぶようにしましょう。

タガログ語翻訳の依頼は「クラウドワークス」へ

タガログ語翻訳の外注先はいくつかありますが、オンライン上で翻訳依頼から納品まですべて完了するクラウドソーシングサービス(※)を利用する方法がおすすめです。
なかでも業界最大手の「クラウドワークス」は登録ワーカー数が480万人を超えており、タガログ語翻訳を得意とするプロの翻訳者や、ビサヤ語などの方言に詳しい人材が多数登録しています。

登録ワーカーのプロフィールを見れば、タガログ語翻訳の実績や対応可能な言語の種類、翻訳料金の目安などを確認できるため、依頼する条件に合った人材を探すことができます。さまざまな言語の翻訳に対応できる人材も多く、日本語→タガログ語、タガログ語→日本語の翻訳だけでなく、英語→タガログ語、タガログ語→多言語(中国語・韓国語など)の翻訳も依頼可能です。

タガログ語翻訳を依頼できる人材は2,000名以上!実際のワーカーのプロフィールを見てみる

また、映像翻訳・メディア翻訳・出版翻訳など、タガログ語翻訳を依頼する目的や用途に合わせて登録ワーカーを絞り込み検索することもできます。大量の翻訳を時給制(1,000~1,500円程度)で依頼したり、ミニマムチャージ無しで少量から発注したりできるため、翻訳コストを抑えたい場合にもおすすめです。

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