外注ノウハウ
公開日: 2020.02.05 / 最終更新日: 2021.07.22

名刺作成の相場は?デザイナーへの発注価格やデザインの事例も紹介

名刺はデザインによって相手に与える印象が変わります。デザインから印刷まで、すべての工程を自社内で作成することもできますが、印象に残るデザインの名刺にするためにはデザイナーに依頼するのが賢明です。名刺作成の相場や外注時の気になるポイントをまとめました。

コストを抑えつつプロに名刺をデザインしてもらうには?
全国のプロが登録する「クラウドソーシング」がおすすめです。利用企業の声やサービス利用の流れはこちらです。▶クラウドソーシングの利用企業500社から聞いた調査結果を大公開

名刺制作を発注するときの相場


名刺制作を発注するとなると、トータルでどれだけのコストがかかるのか気になるのではないでしょうか。名刺発注における費用や相場を紹介します。

デザイン料

名刺制作において費用の大部分を占めるのはデザイン料です。一般的には3,000~30,000円ほどですが、著名なデザイナーに依頼すると十数万円かかる場合もあります。デザイン料は「定価」があるわけではなく、そのデザイナーの実績やブランド力によって変動するため、価格に差が生じやすくなります。

印刷料

印刷は、白黒なのか・カラーなのか、紙の質はどのくらいこだわるのか、印刷枚数はどうするのかなどの条件によって変わります。平均的な相場例だと、モノクロ片面100枚で2,000円程度、両面印刷100枚で3,000円程度になります。また、カラー片面100枚で2,500円程度、カラー両面100枚で4,000円程度が相場です。印刷枚数が増えれば増えるほど1枚あたりの単価は安くなるので、大量に印刷するほうがお得です。

その他(ロゴ料、イラスト料など)

コーポレーションロゴを作成したり、ワンポイントでイラストを加えたり、名刺にオプションをつける場合はそれに応じた費用がかかります。イラストはシンプルなものでは数千円、ロゴ作成は最低でも数万円必要です。名刺につけるオプションは凝れば凝るほど工程が増え、金額も高くなる傾向にあるため予算を決めた上で検討していくのが良いでしょう。

ロゴ作成の費用や依頼時のポイントなどは以下の記事で解説しています。
関連記事:ロゴ作成を依頼するには?依頼時のコツや依頼先・相場を解説!

紙の種類によって相場は変わる?


名刺印刷は印刷する紙によっても金額が変わります。名刺には多様な種類の用紙を使用することができますが、安く作りたい場合には一般的なケント紙がおすすめです。モノクロ片面印刷(100枚)だとおよそ2,000円前後になります。

光沢のある紙や厚みのある紙の場合は費用が上がり、モノクロ片面印刷(100枚)では約3,000円です。和紙や半透明フィルムなど特別な紙を使う場合はさらに高くなります。

名刺制作を外注する方法とは?


名刺制作は自分で行うことも可能ですが、デザイン、印刷の両方を自身で制作するのは難しいこともあります。クオリティの差異があることはもちろん、枚数が多くなればなるほど外注したほうが安くなることも多くなるからです。名刺制作を外注する方法について、デザイン、印刷それぞれの側面から見てみましょう。

デザインを外注する方法

デザインを外注するには3つの方法があります。

印刷会社に外注

1つ目は、印刷会社でデザインから印刷までのすべてをお任せする方法です。一元化して依頼できるので、確認や工程管理が楽になります。

テンプレートを使用

2つ目は、テンプレートを使って自分でデザインをつくる方法です。特にデザインにこだわりがなければ、印刷会社のサイト上にあるテンプレートを活用して制作するのも手です。

クラウドソーシングで外注

3つ目はクラウドソーシングでの外注です。クラウドソーシングとは、インターネット上で企業と個人がつながり、相手と一度も会うことなくお仕事を受発注できるサービスです。受注者(クラウドワーカー)として登録しているのは、あらゆるスキルを持つ全国のプロ達。このようなサービスを活用することで、あらゆるリソース不足に対応する企業が増えてきています。

クラウドソーシングを利用することで、どうしてもこだわりたいロゴやイラストだけ、というようなピンポイントでの外注が可能です。ピンポイントで外注することで価格を抑えられるだけでなく、印刷会社に丸投げするよりもこだわりの詰まった名刺が作れるのもメリットです。

クラウドワークスのサービス説明資料はこちらでダウンロードできます。
【無料ダウンロード】「クラウドワークス」のサービス特徴・導入事例・発注相場などを紹介

印刷工程を外注する方法

名刺の印刷は一般的なプリンタや複合機でも可能です。しかし、大量印刷となるとその間プリンタが使えなくなり、他の業務に支障をきたすことも考えられます。

そのため、他の業務とのバランスも考えて印刷の外注を検討しましょう。印刷工程を印刷会社に外注するメリットとしては、早くてきれいな仕上がりになることです。指定された形式で名刺データを印刷会社に送り、紙や色など選択すれば、外注工程は完了します。

名刺デザインならクラウドワークス


名刺制作する方法のひとつとしてクラウドソーシングがあることは、すでに上で紹介したとおりです。ここでは、数あるクラウドソーシングサービスの中でも「クラウドワークス」を活用して外注するメリットを紹介します。

クラウドワークスの登録はこちらから

名刺デザイン可能な個人が多数在籍

クラウドワークスは、国内最大級のユーザー数を誇るクラウドソーシングサイトです。デザインを専門にしており、自社が求める技術や経験を持つクラウドワーカー(受注者)も多数登録されているため、自社の条件に合う人材を絞り込んで選ぶことができます。どのようなクラウドワーカーが登録しているのか気になる方は、ぜひ下記リンクからご覧ください。

名刺デザインのスキルを持つクラウドワーカー一覧を見る

多数の企業がクラウドワークスを利用して名刺制作を実際に発注しています。こちらのリンクからは、ほかの企業がどのようにして発注しているのか、案件の内容や設定している報酬額などを確認できます。ぜひ依頼時の参考にしてみてください。

名刺デザインのお仕事の募集一覧ページを見る

コンペ形式のメリットとデザイン事例

クラウドワークスでお仕事を依頼する場合、いくつかの依頼形式があるため、お仕事によってどの形式にするか選んでいただくことができます。今回の名刺デザインの依頼に関しては「コンペ形式」がおすすめです。

コンペ形式とは、不特定多数のクラウドワーカーが提案した作品の中から、もっとも気に入ったものを採用できるスタイルです。明確なイメージが決まっていなかったり、さまざまな案の中から好きなテイストを選びたかったりするときに便利です。

実際の名刺作成コンペで採用された名刺デザインの例はこちらから確認できますので、ぜひご覧ください。

名刺作成コンペの採用デザイン一覧

まとめ

名刺制作にかかる費用の内訳は、主にデザイン費と印刷費です。シンプルなものであれば5,000円程度で印刷まで完了しますが、有名デザイナーに依頼したり紙質にこだわったりすると、十数万円かかることもあります。予算やこだわりたいポイントに応じて、印刷会社やクラウドワークスに外注し、オリジナリティのある名刺を作ってみてください。

クラウドワークスの発注相場一覧表はこちら

クラウドワークスのサービス資料
サービス特徴、活用事例、発注相場などを紹介しています。

本資料ではクラウドワークスの特徴、事例、使い方、ワーカーの属性、発注相場などサービスの情報をまとめています。

【こんな方におすすめ】
・サービスを詳しく知りたい
・外部人材の活用を検討したい
・発注相場や事例を知りたい

伊藤孝介
セールスプロモーション会社を経て独立し、フリーランスで地方自治体や中小企業のマーケティングリサーチ、販促企画などに携わる。 業務拡大のため2017年に合同会社を設立し、現在経営中。 マーケティング系ライター歴5年。マーケティング用語の解説や、事例紹介、WEBマーケティングなどが得意。

コメントは受け付けていません。