外注ノウハウ
公開日: 2021.06.16 / 最終更新日: 2023.07.11

企業がクラウドソーシングを利用するメリット・デメリットを徹底解説

クラウドソーシングとは、インターネットを通じて仕事を依頼したい人や企業と、仕事を探しているワーカーとがつながり、仕事を受発注できるサービスです。オンライン上で募集・相談・発注・納品・支払いを行えるケースが多く、さまざまな業務の外注に活用されています。
今回は、クラウドソーシングで探せる人材や利用する際のメリット・デメリットなどを説明します。

企業がクラウドソーシングを活用すべき理由をさらに詳しく知りたい方は、以下の動画もご参照ください。

クラウドソーシングではどんな人材を探せる?

クラウドソーシングでは、以下のような人材を探すことができます。

高いスキルや専門知識を持つ人

クラウドソーシングでは、高度な業務スキルや専門知識を持つワーカーを探すことができます。エンジニアやプログラマー、デザイナー、通訳、作曲家などといった専門性の高い業務に関しては、社内にスキルや知識を持つ人材がいない場合もあるため、クラウドソーシングを外注先の候補とすることができます。

柔軟な働き方ができる人

クラウドソーシングでは、柔軟な働き方ができる人材も探すことができます。土日・祝日の稼働や変則的な勤務が可能な人材、週2~3日のみの稼働が可能な人材、100%リモートで稼働できる人材などが該当します。また、副業を探している人材や、家庭の事情(子育て・介護など)でフルタイム稼働が難しい人材を有効活用することもできます。

繁忙期のみ仕事を依頼したい場合や、不測の事態(エラー対応・大量の受発注など)が発生した場合などに、短期間のみ人員補充をするという使い方も可能です。

ノンコア業務のスペシャリスト

経理・総務・事務・秘書などといったノンコア業務(企業の運営には必要だが売上に直結しない業務)のスペシャリストもクラウドソーシングで探すことができます。簿記やMicrosoft Officeなどの資格保有者、バックオフィス業務に精通した人材が多数登録しているクラウドソーシングサービスを選べば、ノンコア業務のスペシャリストを見つけやすいでしょう。

クラウドソーシングのメリットとは?

次に、クラウドソーシングを利用する際のメリットについて説明します。

人材採用の手間・コストを減らせる

まず、人材採用に関する手間やコストを省けるというメリットが挙げられます。必要なスキルを持つ人材を絞り込んで探せるため、採用活動・人材育成にかかる工数や費用(広告費・教育費・人件費など)を大幅にカットできます。さらに、社員を採用する場合と違って備品や通信設備、作業スペースなどを用意する必要がなく、保険料や通勤費、各種手当などの固定費用もかかりません。

依頼したい業務に応じた発注ができる

プロジェクトの立ち上げ期や決算期のみ増員したい場合、特定の業務(請求書発行・資料作成など)のみを切り出して依頼したい場合、開発チームのリーダーを探したい場合など、依頼したい業務・ポジションに応じた発注ができるのもクラウドソーシングのメリットです。発注が可能な日数・期間などはクラウドソーシングサービスによって異なりますが、短期・長期どちらの業務も依頼できるケースが多く、単発依頼・継続依頼の使い分けもできます。

社員の業務負担軽減につながる

クラウドソーシングを活用すると、社員の負担軽減にもつながります。ノンコア業務の外注や繁忙期の増員によって、社員の業務的な負荷や時間外労働を減らす効果が期待できるためです。前述の通り、クラウドソーシングによる発注では大がかりな採用活動や人材育成を行わなくて良いため、採用・教育担当者の負担も減らすことができます。

高い費用対効果が期待できる

クラウドソーシングを活用すると、スキルや実績を持つ人材を低コストで確保することができます。くわえて、オンライン上で報酬や納期、業務範囲等の条件を明確にしてから契約を結ぶため、発注した業務が完了するまでは追加のコスト(着手金・修正費用・成果報酬など)が発生しません。そのため、予算の見通しが立てやすく、高い費用対効果が期待できるメリットがあります。

クラウドソーシングのデメリットとは?

続いて、クラウドソーシングのデメリットも確認しておきましょう。

登録料・手数料などがかかる場合がある

クラウドソーシングを利用する際、サービスによっては登録料や案件の掲載費、システム利用料などといった手数料が発生する場合があります。とくにシステム利用料は、発注者とワーカーのどちらが支払うかでトラブルに発展したケースも見られるため、事前の取り決めなどが必要です。

ワーカーのスキル判断が難しい

クラウドソーシングで人材を探す際、依頼したい業務とワーカーのスキル・経歴がマッチしているか、事前に判断が難しいケースがあります。プロフィールの情報を参考に発注を決めたものの、実際にはスキル不足だった・ビジネスマナーが守れない人材だったなどといった事例はゼロではありません。そのため、事前に面談や実績確認(作成物のサンプルを送付してもらうなど)をきちんと行えるクラウドソーシングサービスを選ぶことが重要です。

自社に業務ノウハウが蓄積できない

クラウドソーシングに限った話ではありませんが、業務の外注によって自社にスキルやノウハウが蓄積されにくいというデメリットがあります。同じ業務を長期的に外注する場合、結果として自社社員の成長機会が失われることも考えられるため、スキルレクチャーの機会をもうける、ノウハウをマニュアルへ残しておくなどの対策が必要です。

クラウドソーシングなら日本最大級の「クラウドワークス」

数あるクラウドソーシングサービスの中でも日本最大級の「クラウドワークス」には、以下のような特徴・メリットがあります。

多彩で高スキルなワーカー

クラウドワークスには400万人以上のワーカーが登録しており(2021年6月時点)、様々なスキル・経歴・資格を持った人材を探せます。ワーカーの経歴やポートフォリオがプロフィール画面から確認できるほか、事前面談やサンプル送付リクエストなども可能です。また、過去の発注者からの評価もチェックできるため、依頼前にワーカーの評判を把握することができます。

選べる発注方法

クラウドワークスには「コンペ形式」「プロジェクト形式」という3つの発注方法があり、依頼したい業務の内容や難易度、納期などに応じて選ぶことができます。

コンペ形式」は、複数の提案からより優れた案を選べる方法で、デザインやイラスト、ネーミングなどのクリエイティブな仕事を依頼する際によく利用されます。コンペはクラウドワークスのシステム上で開催することができ、採用者のみに報酬を支払えば良いため、希望に沿った提案を低コストかつ効率的に探せるメリットがあります。

プロジェクト形式」は、ワーカーのスキルや経歴を確認した上で適任者を選び、仕事を依頼する方法です。少人数のワーカーを都度連絡を取りながら進めたい業務や長期案件、高いスキルを持った人材を選びたい場合などに適しています。

最適な発注方法や予算がすぐわかる「カンタン発注プラン診断」

適した発注方法や予算をすぐに知りたい場合には「カンタン発注プラン診断」が便利です。依頼したい仕事の種類・納期の緊急度・ワーカーへの希望などの質問に選択形式で回答すると、おすすめの発注方法・予算や納期の相場・依頼の流れなどをわずか1分ほどで確認できます。

結果表示画面からは、募集要項の記入例や他社の募集例も閲覧でき、そのまま依頼に進むことも可能です。また、条件を変えて再度「カンタン発注プラン診断」を行いながら別パターンの発注を検討することもできます。

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まとめ

クラウドソーシングを利用するとさまざまなメリットが得られる反面、デメリットも存在します。クラウドソーシングサービスの特徴や料金体系はさまざまであるため、自社に合ったサービスで人材探しを検討してみてはいかがでしょうか。

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coolpolaris
広告代理店でマーケティングやストラティジックプランナー、ライター等を長年担当。専門は統合マーケティングコミュニケーションで、リサーチ実施・分析及びWEBも含めたトータルコミュニケーションプランの構築やブランディングを得意とする。WEBマーケティング経験も多数。

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