外注ノウハウ
公開日: 2021.07.27 / 最終更新日: 2023.04.10

ロゴを和風デザインに!ロゴ作成アプリや和風フォント、外注先も紹介

企業や店舗のロゴには、和風のデザインを効果的に取り入れたものが多数見られます。今回は、和風のロゴデザインの特徴や和風ロゴに使えるフォント、ツールなどを紹介します。

和風ロゴにはどんなデザインがある?

はじめに、和風ロゴのデザインにはどのようなものがあるか紹介します。

日本らしさを生かしたデザイン

まず、日本らしさを生かしたデザインが挙げられます。日本の自然や草花(富士山や桜・梅など)、文化・習慣(扇子・茶碗・箸など)をモチーフにデザインされたロゴは目を引きやすく、海外へのPRにも適しています。

漢字やひらがなを使ったデザイン

ロゴデザインに漢字・ひらがなの特性を生かす場合もあります。漢字一文字で力強さを表現したり、あえてひらがな表記にして親しみやすさを持たせたりするほか、使用するフォントの種類によって見る人の印象を左右することも可能です(硬派・格式高い・柔らかい・かわいらしいなど)。ロゴに筆文字を使用することで、より「和」を感じさせるデザインに仕上げる例もあります。

家紋や和柄の入ったデザイン

家紋や和柄の入ったロゴデザインも見られます。桔梗(ききょう)や井桁(いげた)などの家紋は、代々続く店舗の屋号と合わせてロゴデザインに使われるケースがあります。鹿の子(かのこ)・矢絣(やがすり)などの伝統文様には縁起の良い柄もあり、繁栄を願う企業や個人事業主に好まれる傾向にあります。

また、日本の伝統色(橙や藤など)を使用したロゴは落ち着いた色味になり、品の良さや奥ゆかしさを感じさせます。

和風フォントの種類や使用上の注意点は?

次に、和風フォントの種類や使用上の注意点を紹介します。

和風フォントの種類

和風フォントにはさまざまな種類があるため、企業やブランドの特徴・イメージに合ったものを選びましょう。主な和風フォントとして、なめらかさや力強さ、勢いを表現できる「毛筆体」、柔らかく繊細でありながら凜とした印象を与える「明朝体」などが挙げられます。

独特のフォルムが風合いを生み出す「手書き風フォント」や、懐かしい雰囲気のある「レトロ系フォント」、ユニークで存在感のある「個性派フォント」など、デザイン性の高いフォントもあります。

無料フォントと有料フォントの違い

Windows・Macに搭載されている標準フォントや、フォントの配布サイトなどでダウンロード可能なフリーフォントは無料で利用できます(フリーフォント使用時の注意については後ほど詳しく紹介するため、そちらをご参照ください)。

一方、書体のデザインにこだわりたい、他社のロゴと差別化を図りたいなどの意図がある場合には、有料フォントが適しています。一般的な和文フォントは1書体あたり数千円~数万円、欧文フォントは1,000円~5,000円が相場といえ、書体のセット価格で販売されているケースもあります。

フリーフォントを使う際の注意点

フリーフォントのなかには、使用できる文字が制限されているものや商用利用ができないものがあるため、使用前に確認が必要です。

商用利用とは、そのフォントを使った成果物(ロゴを含む)によってお金などの対価を得る行為のことです。フリーフォントを使う場合は、配布サイトの利用規約やライセンスに記載された「商用利用の可否」について事前に確認しましょう。

和風ロゴが作れるアプリやジェネレーター

続いて、和風ロゴを作成できるアプリやジェネレーターを紹介します。ロゴ作成ツールによっては日本語フォントに非対応の場合もありますが、ここでは日本語に対応しているアプリやジェネレーターを扱います。

色紙

色紙」は、手書きの文字を書道家風の筆文字に自動変換するiOS専用アプリです。7種類の書体から好きなものを選ぶことができ、図形やマーク(ただし複雑でないもの)も筆文字に変換できるため、文字とマークをどちらも用いた和風ロゴが作成できます。

LINE・Twitter・Instagramなど多くのSNSへデータ連携ができ、ロゴを使った年賀状や企業ロゴグッズなどを作成する際にも役立ちます。

和風ロゴのデザイン外注なら「クラウドワークス」

和風ロゴの作成が難しい場合は、依頼したい人とワーカーをマッチングする「クラウドソーシングサービス」の利用がおすすめです。業界最大手の「クラウドワークス」にはロゴの作成経験が豊富なデザイナーが多数在籍しており、ポートフォリオや実績、デザインサンプルを確認してから発注相手を決めることができます。

発注形式には「プロジェクト形式」と「コンペ形式」の2種類があり、複数のデザイン案から気に入ったロゴを選びたい場合にはコンペ形式が適しています。クラウドワークスのコンペ実績は3万件以上もあり、一般企業・自治体・行政機関・ECサイトなどで活用されています。

サイト登録料・システム利用料は無料で、追加料金・オプション料金なども発生しないため、制作会社などに依頼するよりもコストを抑えることができます。また、人材選びに迷った際には、一定の基準を満たし高い評価を得ている「プロクラウドワーカー」の中からロゴ作成可能なワーカーを探す方法もあります。

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まとめ

和風のロゴデザインには、日本らしいモチーフや漢字・ひらがなを生かしたものなどがあります。文字のフォントや使用色を和風にすることもでき、デザインのバリエーションは多彩です。和風のロゴはアプリやジェネレーターで自作することもできますが、外部へ作成を依頼することも可能です。希望に沿った和風ロゴをリーズナブルに依頼したい場合には、クラウドソーシングサービスの活用もおすすめの方法です。

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coolpolaris
広告代理店でマーケティングやストラティジックプランナー、ライター等を長年担当。専門は統合マーケティングコミュニケーションで、リサーチ実施・分析及びWEBも含めたトータルコミュニケーションプランの構築やブランディングを得意とする。WEBマーケティング経験も多数。

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