
動画のニーズは年々高まっており、今後さらに動画編集に対する需要が高まっていくでしょう。この記事では動画編集をイメージ通りに仕上げたい方向けに、動画編集のおすすめ手順を解説します。
動画に欠かせない作業といえるのが編集です。動画編集が上手くいけば、イメージ通りの完成物に仕上げることができます。動画編集のおすすめの進め方をご紹介するので、「どんな風に進めたらいいんだろう?」と思われている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
動画編集をする必要性とは?
動画編集は、なぜ必要なのでしょうか?必要性がわからなければ、動画編集に注力するのは難しいでしょう。動画編集が必要な理由は、たった1つだけです。さっそく、動画編集が必要な理由を紹介していきます。
伝えたい部分を強調できる
動画編集が必要な理由は、「伝えたい部分を強調できる」からです。動画を撮影したままでは、流れが単調になってしまい、伝えたいことが明確になっていません。伝えたいことが見た人の印象に残る動画にするためにも、編集は不可欠なのです。
また、動画の編集をすることで、伝えたいことも変えることができます。伝えたいポイントを自由に演出できるのが、動画編集なのです。
パソコンで動画編集するには?
無料ソフトを活用して自社で作る
動画編集ができる無料ソフトは、数多く登場しています。無料ソフトはコストがかからないため、動画編集を導入しやすいので、初めて動画編集を行いたいという方に向いています。実際に使ってみて、より高度な編集機能が必要であれば、有料ソフトを活用するのも一つの手でしょう。
メリット:無償ソフトを活用することで、自社で作ることも可能
デメリット: 社内にノウハウがないと、無料で導入できてもクオリティ面での不安がある
外注して高品質の動画を作成する
動画編集は必ずしも自社で行う必要はありません。外注すれば、動画編集のプロフェッショナルに作成を依頼することができます。
メリット:自分で編集をしなくても、外注すればクオリティの高い動画を作れます
デメリット:外注費が発生し、担当者とのコミュニケーションコストがかかる
自分で動画編集するのにおすすめフリーソフトは?
先ほど紹介したようにフリーソフトを使えば、自分で動画編集ができます。パソコンのOSにより、使用できるフリーソフトは変わるため、ここではWindowsとMacのフリーソフト、そして中上級者の方向けに有料の動画編集ソフトを紹介します。
WindowsならMicrosoftフォト
Windows 10に標準収録されているのが、Microsoftフォトです。自動作成機能が搭載されており、タイトルやBGMも自動で追加してくれる優れものになっています。
MacならIMovie
Macに標準搭載されているのが、iMovieです。シンプルな作りになっているため、動画編集の初心者でも使いやすくなっています。iPhoneやiPadと連携をさせやすいのも、iMovieの魅力です。
Premiere Pro CC(有料版)
有料の動画編集ソフトですが、プロのクリエイターも使用している製品です。Illustratorとか、Photoshopなどのアドビ製品と連携させることもでき、本格的な編集をしたいときにおすすめの製品と言えます。
動画編集を外部に依頼する方法とは?
動画編集を外部に依頼する前に知りたいのが、相場とスケジュールです。自社の負担が大きくなるので、相場とスケジュールについて理解した上で、外部に依頼しましょう。
外部に依頼する際の相場
業務委託とクラウドソーシングでは、相場も変わります。外部に依頼する際、利用する可能性の高い3つのサービスを比較してみました。
【業務委託】
・セミナーやイベントの撮影・編集:約5〜70万円
・Webムービーの撮影・編集:約20〜80万円
・企業PR動画の撮影・編集:約25〜100万円
【クラウドソーシング】
・セミナーやイベントの撮影・編集:約5万円前後
・Webムービーの撮影・編集:約5〜10万円
・企業PR動画の撮影・編集:約10万円前後
業務委託で企業に依頼すると間接費用なども含まれることがありますが、その点、クラウドソーシングでフリーランスなどに依頼すれば、間接費用などがかからず適正価格で依頼できる可能性が高いです。
外部に依頼するときのスケジュール
1.目的とターゲットを決める
まずは、自社で動画を作る目的とターゲットを決める必要があります。誰にどのように伝えたいかによって、動画のコンセプトが異なってしまうので、もっとも大切なプロセスであるといえます。
2.予算を決め企画を打ち合わせる
さらに予算も決めた上で、外注先と企画を打ち合わせましょう。打ち合わせを丁寧に行うことで、自社の意向を外注先とすり合わせることができるので、希望していた動画により近いものができあがります。
3.納期を決める
企画内容により納期は変わるため、自社の希望と外注先の希望をすり合わせながら全体のスケジュールを決めると、スムーズに依頼ができます。
編集した動画をニコニコ動画やYouTubeにアップするやり方は?
編集した動画は、公開しなければ意味がありません。多くの人に見てもらうためには、ニコニコ動画やYouTubeなどにアップロードするのがおすすめです。ニコニコ動画やYouTubeに、アップロードする方法を解説します。
編集した動画をYouTubeに投稿するやり方
1.チャンネルを作成する
まずはGoogleアカウントを作り、YouTubeを開きましょう。マイチャンネルでチャンネルを作成し、動画をアップロードする準備を整えます。
2.動画ファイルをアップロードする
マイチャンネルを開き、ビデオのアイコンを開いてください。アップロードをしたい動画が選び、「次へ」を押してください。
3.動画を公開する
タイトルや説明などの詳細を記載して、準備が整ったら「アップロード」を押すと全世界の視聴者に向けて動画を公開することができます。
編集した動画をニコニコ動画に投稿するやり方
1.マイページの投稿動画にアクセスする
アカウントを作成し、マイページを開きます。マイページに表示されている「投稿」をクリックしてください。
2.「動画を投稿する」ボタンをクリックする
次の画面の右側には、「動画を投稿する」というボタンが表示されます。ここをクリックしてください。
3.動画投稿のページで動画をアップする
動画ファイルを投稿できる画面に移るので、アップロードしてから投稿すれば完了です。念のため、実際にアップロードされているか確認することで、ミスを減らすことができます。
動画編集をして、イメージ通りに投稿しよう!
動画編集の必要性や編集ソフト、そしてアップロードの仕方まで解説してきました。動画は伝えることができる情報も多く、ビジネスの場面においてもより欠かせない存在になりつつあります。必要に応じて外部への依頼もしながら、イメージ通りの動画を公開してください。
まとめ
動画を編集する際には、目的、ターゲットを明確にした上で伝えたいことがなにかを考える必要があり、求めるクオリティ、スピードに応じて、外注やクラウドソーシングを活用することも一つの方法でしょう。自分で編集を行う場合は、目的や使っているパソコンに併せて編集ソフトを活用することが大切です。
仕事を外に出すにしても、自分で編集するにしても当初予定したイメージに合った動画編集を行うことが大切になってきます。