マーケティング
公開日: 2020.10.22

【無料も】webアンケートツール5つを比較!選ぶ時のポイントは?

市場調査を迅速に実施する、収集したデータの分析結果を自社サービスの向上につなげるといった時に使えるのがWebアンケートです。この記事ではその際に活用できるツールにテーマを絞り、Webアンケートツールでできることやツールを比較するポイント、5つのおすすめツールを紹介します。

webアンケートツールとは?


Webアンケートツールとは、アンケートの作成や実施に必要な機能が搭載されたWeb上のツールのことです。質問項目の設定やアンケートの配布・収集・データ分析などはすべてオンライン上で可能なため、アンケート用紙を配布するといった手間や用紙代などのコストがかからないことが特徴です。

また、Webアンケートツールには、自社でアンケート作成から回答の集計までを行えるアンケートフォーム作成ツール型と、調査会社に在籍しているモニターにアンケートの回答を依頼するネットリサーチツール型があります。

webアンケートツールを比較するポイント


Webアンケートツールを比較する際のポイントを紹介します。

無料にするか、有料にするか

まずは、無料のツールにするか・有料のツールにするかを決める必要があります。無料のツールは利用できる機能・設定できる項目・回答数などに制限を設けていることがあり、これらを無制限で利用するには有料版へのアップグレードを必要としているツールもあります。

一方、有料ツールは上記のような制限を設けていないことがあるため、大規模に実施して数値分析を進めたいような企業に向いています。設問数などによって利用料金を決めていることもあれば、月額制や1回のみの課金にしていることもあるため、アンケートの頻度・設問数・規模などをもとに会社の予算に合うプランを選ぶ必要があります。

必要な機能は備わっているか

簡易アンケートではなく、分析を必要とするような規模の大きい調査の場合、数値分析に必要な機能が備わっているのか確認しておくことも必要です。それにくわえ、結果を自動出力できる機能・レポート機能などもあると、より迅速に結果を可視化できます。

スマートフォンから回答できるか

スマートフォンがこれだけ普及している現在、パソコンのみで回答できるアンケートでは回答率が下がってしまうことが予想されます。回答できる端末を限定しているアンケートよりも、スマートフォン・パソコン・タブレットなどの複数端末で回答できるアンケートのほうが、より幅広く回答を得ることが可能です。

webアンケートツール5つを比較


Webアンケートツールはさまざまな種類があるため、ここでは5つのおすすめツールを選定し、利用料金や機能などを比較していきます。

Google フォーム

Googleフォームは、Googleが提供する無料のWebアンケートツールです。パソコンとスマートフォンに対応しているので、外出先でアンケート作成や回答が可能です。回答は自動集計され、リアルタイムで回答状況やグラフなどを可視化した分析が行えます。

Googleアカウントの発行は必要であるものの、編集者を追加すれば共同で編集することも可能です。フォームはイラスト・画像・ロゴ・カラーなどを設定でき、あらゆるデザインの組み合わせの中から選択できます。

DIPSurvey-Free

DIPSurvey-Freeも無料で利用できるWebアンケートツールです。無料にもかかわらずアンケートの登録数・設問数・通知メールなどの制限は一切ないのが特徴で、さらに認証機能もあるため特定の人にだけアンケートを実施するといった使い方も可能です。

また、アンケート対象者への案内、未回答者への催促などをメールで通知することもできます。結果はCSVなどから出力可能です。新規登録のみで利用開始できますが、自動表示される広告を消すには有料版(月額500円)を購入する必要があります。

ミルトーク

ミルトークはマクロミルが運営するWebアンケートツールで、ミルトークに登録している利用者に対して掲示板を作成することによって、リアルタイムに意見や情報を収集することができます。

30件までのコメント閲覧ならば無料ですが、それ以上のコメント閲覧・CSVデータ出力・無制限のコメント受付などは有料プランとなり、月額20万円のベーシックプラン・月額30万円のプレミアムプランの2つがあります。無料・有料のいずれもアカウント登録が必要です。

MOMONGA

MOMONGAは、iPhoneやiPadなどのiOS環境において利用できるWebアンケートツールです。オフライン環境下で利用できるため、展示会・イベント先・営業先などでデータ収集ができることが特徴です。データはリアルタイムで自動集計され、CSVやPDFなどから出力できます。

短期利用・簡易的な設問・少なめの収集ならば無料で利用できますが、あらゆる機能を使いたい場合には有料プランとなり、月額1万円のオープンプラン、月額3万円のクローズドプラン、月額15万円のイベントパックの3つがあります。イベントパックは、回答件数無制限・端末レンタル・アンケート代行登録機能が揃ったイベントや展示会向きのプランです。

SurveyMonkey

SurveyMonkeyは世界中で活用されているwebアンケートツールで、顧客満足度・従業員満足度・市場調査などのあらゆるタイプのアンケートを作成できます。高度な分析機能を備えており、回答はリアルタイムで収集・分析が行われます。レポート機能やフィルター機能なども利用できます。

25件までの回答・アンケートあたり10問までの設問ならば無料で利用できるプランがあり、それ以上になると3つの有料プランに分かれます。1ユーザーあたりの料金として設定されており、チームアドバンテージは月額4,600円、チームプレミアは月額10,050円です。その上にあるエンタープライズを利用する場合は問い合わせが必要です。

ツールを使わずにアンケートをとる方法


Webアンケートツールを利用せずにアンケート調査を行う方法として、クラウドソーシングサービスを活用するやり方があります。中でも、ユーザー数・登録者数が国内No1のクラウドワークスがおすすめです。

クラウドワークスを活用

クラウドワークスに登録する人は350万人をこえ、医師・弁護士・税理士などの士業へのアンケート、転職経験者へのアンケート、商品の感想など、登録者数や利用者数が多いからこそ実現できる依頼範囲の広さが強みです。設問や設定する報酬額にもよりますが、1日待つだけで200件を越すほどの回答を得られることも少なくありません。

登録料や利用料は必要ないため、1件あたり50円に報酬額を設定して100人を対象に調査した場合、支払う金額はこの5,000円だけで済みます。あらゆるプロが登録しているので、アンケート調査だけでなく、調査結果をもとに分析を依頼するといった利用もできます。

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まとめ

Webアンケートツールを活用すると、アンケート作成から収集データの分析まで効率よく行えます。ツールは、アンケートの頻度・設問数・規模によって自社に合うものを見極めることが大切です。スピーディにたくさんの回答を集めたい場合、ぜひクラウドソーシングも活用してみてください。

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ippo(一歩)
ビジネス系Webメディアにて執筆を担当。カード決済会社など、複数のオウンドメディアでの執筆経験あり。自身が従業員の教育や指導で得た経験を活かした、業務効率化やビジネス知識の解説などのテーマを得意とする。ブログ運営やビジネス心理学講座で1年半以上学んだ知識や経験をもつ。

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