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公開日: 2019.08.17 / 最終更新日: 2020.01.06

採用ページ制作のポイントは?デザインのコツや最近の傾向を紹介!

企業の採用で重要な役割を果たす「採用ページ」は、盛り込むべきコンテンツや、求職者を効果的に誘引して応募につなげるデザインを工夫しなくてはいけません。ここでは、最近の採用ページにおけるデザインの傾向やコンテンツ、デザインをするコツや方法などを紹介します。

最近の採用ページデザインの傾向は?


最初に、最近の採用ページにおけるデザインの傾向について説明します。

フラットデザインで全画面型

新卒を中心とした求職者の大半がスマホを利用して求人情報を集めるため、スマホで見ることを意識したフラットデザイン(パネル型)や、全画面型のコンテンツ配置が現在は主流となっています。

固定サイドバーを置く

固定のサイドバーが設置されていることが多いため、ページをスクロールしてもいつでも見たいページに遷移できるようになっています。細かなメニューをサイドに納めることで、メインビジュアルを大きく引き立たせて見せる効果もあります。

アニメーションを活用

アニメーションがあるのも最新の傾向ですが、アニメーションがあると自然と注意がそこに向き、印象に残すことが可能です。たとえば、採用ページ内の社員紹介コンテンツで、各社員のイラストアイコンがカーソルを近づけたときに動き出すようなものだと、何度も試したくなり滞留率・回遊率も向上します。

採用ページのデザインのコツは?


実際に採用ページをデザインするには、どのようなコツがいるのでしょうか。

印象に残るデザインにする

特に学生は多数のWebサイトを見ているので、そのサイトのデザイン性や見やすさなどに対する評価は厳しく、情報がわかりづらい・印象に残らないページはすぐに離脱する恐れがあります。

そのためにも、学生の印象に残るデザインに仕上げることが重要となります。色調、フォント、画面構成、自社のブランディングにマッチするデザインテイストなどを詳細に吟味しましょう。「おしゃれ」「かっこいい」などは彼らが見るサイトの必須条件であり、そのときのトレンドも取り入れたデザインを意識します。

憧れ感を抱かせるスタイリッシュなデザイン、奇抜さを狙ったユニークな構成、有名人などを起用した話題づくりなど、さまざまな工夫を検討してみましょう。

情報の伝わりやすさを重視

採用ページは、求職者が自社を知り研究を行うための有益なツールであるため、発信する情報はわかりやすく整理することが不可欠です。

求職者にとっては、仕事内容や社風、他社に比べた強みのほか、年収や福利厚生なども重要な判断ポイントです。特に、求職者が入社後に仕事をする環境をイメージしやすいよう、入社1年目の社員や各職種の社員、子育て中の女性などのインタビューなどを掲載すると、理解促進と応募への誘引につながります。

採用ページの主なコンテンツとは?


採用ページには具体的にどのようなことを掲載するとよいのでしょうか。あくまでも、求職者目線に立ち、求職者が知りたがっている・欲しがっている情報をメインにコンテンツを組み立てることがおすすめです。

TOPページ

トップページは、求職者と企業を最初に結ぶファーストアプローチの場なので、ここで訪問者を惹きつけておく必要があります。自社がどんな会社で、どんな人材を求めているかがわかるキャッチコピーを掲載するなど、インパクトを重視しましょう。また、トップページで採用の意図やコンセプトがすぐにわかるように、これらも簡潔にまとめておきます。

ABOUT US

企業理念や事業内容、沿革など、いわゆる会社の概要を伝えるページです。たとえば、自社の歴史の中でも話題になったエピソードやできごとにフォーカスして紹介すると、印象に残るストーリーとなります。

募集要項や選考プロセス

採用ページの必須項目として、募集要項や選考プロセスが挙げられます。募集職種、条件、給与、保険、福利厚生面、採用実績などを掲載しましょう。

また、応募してから面接、採用にいたるまで、どのような選考方法で・いつ内定が出て・いつ頃入社できるかのプロセスもしっかり記載しておきます。これらは求職者にとって重要な情報であり、この項目を見て応募の可否を決める求職者が少なくありません。

代表インタビュー

代表者の言葉を通して会社の理念、ビジョン、将来像、求める人材などを伝えることで、理解促進ができたり共感した求職者の応募を後押ししたりすることにつながります。

社員インタビューや社員紹介

実際に働いている社員の話や社員の紹介をすると、その会社の社風や環境をイメージしやすくなります。

福利厚生や教育制度

福利厚生や教育・研修制度は、求職者がもっとも知りたがる情報のひとつです。細かく掲載するよう意識してください。

採用ページのデザインを制作する方法


実際に採用ページを制作するには、以下のような方法があります。

採用サイト向けの制作会社に依頼する

採用サイトを作るときの外注先として、一般的なWebサイトを制作する会社だけでなく、採用サイトを専門で作っている制作会社に依頼する方法もあります。一般的なWebサイト制作会社は、採用サイトだけでなく多方面の企業サイトやWeb広告などを作っているため、「インパクトがある」「オシャレ」「格好良い」デザインに仕上げることが得意です。

一方、採用サイト専門の制作会社は、オシャレさや格好良さではそこまで及ばないかもしれませんが、採用に関するノウハウや実績が豊富にあり、いわゆる「応募につながる」サイトのデザインが得意です。

自社の目的に合致した制作会社を選ぶことが重要ですが、少しでも求人数を増やして優秀な人材を確保したい場合は、後者の採用専門の制作会社を中心に探してみることがおすすめです。

社内で自作する

外注をせずに自社内で制作ができる場合は、それも選択肢のひとつです。外注するよりもコストを抑えることができ、気になる部分はいつでも変更できるなどの自由度が高いのも大きなメリットです。

クラウドワークスで依頼する

クラウドワークスなどを利用して、フリーランスのデザイナーなどに依頼する方法もいいでしょう。

クラウドワークスのホームページ上には「クラウドワーカーを探す」というボタンがあり、クリックすると検索窓が表示されます。そこにキーワードを入力すると絞り込み検索ができ、プロフィールを見ながら自社の目的にあうデザイナーを見つけたり、直接依頼したりすることが可能です。通常の制作会社に依頼するよりもコストが抑えられることや、細かな修正にもスピーディに対応してくれるなどがメリットです。

まとめ

主にスマホで採用情報を集める求職者にとって、採用サイトのページは重要なコンタクトツールです。企業の理解促進につながるだけではなく、そのデザインや情報のわかりやすさで、良い企業イメージを構築することも可能です。そのため、デザインやコンテンツは企業らしさを表現する最適なものでなくてはなりません。ここで紹介したデザインのコツや制作方法などを参考に、自社らしい採用ページを作ってみてください。

採用ポスターの必要性や作り方はこちらの記事をご覧ください。
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