家事育児9割・在宅ワーク1割での時間で、楽しく月3~5万円稼ぐママの新しい働き方

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物書きはアイドルやアーティストと同じ、一握りの人しか成功しないと思っていた

小さい頃からジャンルを問わず読書が好きで、その延長で文章を書くことも得意だった私

全国俳句コンクールでの入選経験や読書感想文コンクールで最優秀賞を受賞した経験もあり、またありきたりの日々や毎日の生活で感じたなんでもないことを、コラム風に思いつきでノートの隅に書いていたような文章が友人から定評を得ているということもありました。

一方、私は「早く社会に出て働きたい」という願望があり、高卒で就職すべく公立の商業高校に進学しました。

同級生もやはり同じような考えを持っていましたし、また実際の授業も「高卒後の就職」に照準を合わせており、いわば“夢を追う教育”というよりも“現実的な教育”を受けていました。

 

しかし、高校3年生になり就職活動を始めた頃、私の書く文章を知る友人や進路指導の先生に「物書きさんにでもなったら?」とアドバイスされることがありました。

しかし、物書きになるためにはどこへ行って何をしたらいいのかがわからなかったこと、

また「物書きはアイドルや歌手、アーティストなどと同じで、安定しないうえに一握りの人しか成功しないもの」と考えており、“現実的な教育”を受けてきた私にとっては選択肢にも入りませんでした

そして、当初の予定通り、高卒後は一般企業へ就職し、社会人を数年経験したのちに結婚。さらに数年後、第1子出産と同時に専業主婦になりました。

 

こんなにも簡単に夢が叶うものなの?という喜び

主人の収入のみで生活することに問題はなかったものの、第3子の妊娠を機に「自宅で働けるような仕事をしたい」と思うようになりました。

そんな折、主人から「こんなサイトがテレビでやっていたよ」と紹介されたのがクラウドワークスでした。

 

早速登録してライティングのタスクをいくつかやってみたところ、私が求めていたのはこれだ!とみるみるはまっていきました

タスクの内容は、ブログのようなものから特定のタイトルに特化したものまで本当に多種多様。単価数十円のタスクを1日2,30件は執筆し、最初の半月で執筆した件数は約350件、月収は13000円ほどでした。

 

そして翌月には数人のクライアントさんからスカウトされました。
そのため、執筆するタスクの件数は減ったもののスカウトでの収入が増えたので、トータルの月収は1万円ほどアップ

初めてスカウトメールが届いたとき「私はライターとして認められたんだ」と実感しました。

それは、勧められても選択肢にすら入らなかった物書きになる夢が叶ったと感じた瞬間でした。

「物書きになる夢」。高校を卒業してから16年、一握りの人しか成功しないだろうからと選択肢にすら入らなかった職業。

でも、心のどこかに潜めていた「実は物書きになりたい」との思いが、指名で仕事を依頼されるという形で現実のものとなった驚きと嬉しさは、今も忘れられません。

 

趣味が仕事になった幸せ。報酬はあとからついてくるもの

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趣味の物書きを仕事にできたのは、登録してすぐの「タスクを多数執筆すること」と「主人の支え」にありました。

多数のタスクを執筆したことでスキルと経験が身に付き、その結果がマイページに表示されることでクライアントさんの目に留まるようになったのだと思います。

 

そんな私の子供たちは小学校1年生から2歳まで3人。さらに間もなく第4子を出産します。

私の本業はあくまでも母・妻です。しかし、主人も積極的に私を支えてくれています。時には、のんびりしたいであろう休日も一切の家事をやってくれる上、元気な盛りの子供たちを遊びに連れ出して、私が執筆に集中しやすい環境を作ってくれます。

物書きが趣味なのでライターの仕事をする時間がよいストレス解消になっており、結果「物書き=息抜き」が本業である母・妻業の糧になっています。

 

自宅に居ながら社会に身を置いている喜びと、「締め切りがある仕事」という程よい緊張感、執筆内容の推敲、家事育児とライター業を両立するために効率よく仕事を進める考察など、全身全霊で生きているという実感が持てる今の生活はとても充実しています。

現在は家事育児9割・ライター1割で取り組み、収入は月3~5万円前後
家族を常に身近に感じながら仕事に取り組める環境は本当に幸せですから、報酬はあとからついてくるものだと考えています。

「私が趣味を仕事にできているのは家族の協力があってこそ」。そんな感謝を忘れずに、報酬は家族旅行や日々のちょっとした贅沢に充てることにしています。