家なし!コネなし!アウェーで転勤族の妻がライターになるまで

 

img_20160921_183030

クラウドワーキングマガジン読者の皆様、初めまして!ライターの渡辺リリオです。

クラウドワークスさんでライター活動を始めてまだ3ヶ月の私ですがご縁がありましてコラムの執筆をさせていただく事になりました。今は二足のわらじを履いている状態でパートタイマーとしても働いています。

ただ、我が家は転勤族なので近い将来パートの仕事は退職しなければなりません。転勤族の妻にとって引っ越しとは今まで住んでいた土地で築いてきたキャリアや人間関係が強制的にリセットされてしまう一大イベントでもあります。

『働きたくて面接に行ったが転勤族だと言っただけで断られた』『誰も頼れないから自分1人で子育てしている』など周りにはなかなか理解してもらえない悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

結婚し転勤族になったが生活は前途多難

私は25歳で転勤族の彼と結婚しました。当時地元でフルタイムの事務職をしていましたが激務に耐え切れず家庭との両立が難しくなったので退職しました。その後ついに地元を離れる日が来てしまったのですが…。

言葉が違う、習慣が違う、誰も頼れない初めての土地で生活の為に仕事を探しました。もちろんすぐには決まりませんでした。

「転勤族は長く働いてもらえないから」とその場で断られたりいつまでも返事をもらえずひどい扱いをされたりと苦い経験をしました。

半年以上過ぎてようやく働ける事になりましたが自宅から通勤時間がかかるところだったので冬の暴風雪の日は事故に巻き込まれそうになった事もありました。

更に休みをもらえなかったり人手不足で扶養の範囲を超えてしまう程出勤させられたり、プライベートでも祖母の臨終に間に合わなかったり私のお腹に宿った命を亡くしてしまったりと休ませてもらえない状況が後悔させられる結末を招き、ここで働く事に疑問を感じたので2年半で退職しました。

この経験を踏まえ今は自宅付近で融通が利く仕事をしています。しかし冒頭で書いたようにいつまでも働く事は出来ません。

どこにいても長く働けるクラウドソーシングサービスに希望を見い出す

いつも年度末が近付くと不安になります。

もし引っ越したら今のように好条件の仕事は見つかるのか?仕事がなかったらどう生活していけばいいのか?この先ずっとこんな不安を繰り返さなければならないのか…?

ある日たまたま読んだ本にクラウドソーシングの特集が載っていました。いつでも、どこでも、パソコンひとつで働ける。世界中に自由な働き方をしている人達がいる。クラウドソーシングなら離島やへき地に引っ越しても収入を得られる可能性が出来る。希望を抱いた私は早速クラウドワークスさんにメンバー登録しました。

…あれから3ヶ月。

おかげさまで日々お仕事の相談を頂いたり継続して発注して頂けるようになりました。

特に嬉しく思うのは初めての記事作成を依頼して下さったクライアント様からのメッセージですね。いつも私が書いた記事をじっくり読んで下さりメッセージには一言感想が添えられているんです。収入を得るだけではなくクライアント様やクラウドワークスさん、ワーカーの皆さんと長くお付き合い出来る縁が出来た事はこれから先の引っ越し生活の励みになります。

パートの仕事、家事とのバランスを考え今は月3~4件程のプロジェクトを承っています。ライター活動は予定がない日にパートの仕事が終わった15時~16時頃、夜の家事終了後の19時~21時頃とスキマ時間を利用して行っています。

今年の収入は扶養の範囲内で抑えたいので今のところ月収1万円程度で収まるように働いていますが、来年以降はもっと多くの収入を得たいと考えています。

転勤族でも特技をいかして働きつづける

何度も環境が変わりその度に今まで築き上げたものが崩れてしまうと感じ、働きたくても働けないというジレンマと日々戦っている方もどうか諦めないで欲しいと願っています。

あちこち移り住む生活をしている私達だからこそ出来る仕事もあります。私の場合先程紹介したクライアント様から地域の観光について記事の執筆を依頼されているのですが、移住生活の中で見てきた地元の人しか知らない情報を世界中の読者の皆様にお届けしています。

他にも自分の特技を活かした働き方が出来るのもクラウドソーシングのいいところプロ向けのプロジェクトから経験不問のタスクまで数々のお仕事が日々発注されています。実は私、初めはライターと名乗る自信がなかったのでカンタン在宅ワーカーとして登録していました。

タスクのお仕事ばかり受注させて頂いてましたが、何度も繰り返しこなしていけば自分の得意分野が見えてきたり自信もついてくるんですよね。今はライター活動にやりがいを感じています。

クラウドソーシングのおかげで私達転勤族の妻にもチャンスが与えられる世の中になりました。働いているという使命感、収入を得られる安心感、好きな時間に好きな事を仕事に出来る自由度はありがたく感じるものです。

この先の繰り返す引っ越し生活の中でめげそうになったら日本のどこかにいる私の事を、この記事の事を思い出してもらえれば幸いです。

▼渡辺リリオさんへのお仕事依頼はこちらからhttps://crowdworks.jp/public/employees/986025