様々な女性向けサービスを手掛けたくて独立:どこでも株式会社 森永佳未さん

独立するするなら若いうちに:様々なサービスを手掛けてみたい

独立する前は株式会社サイバーエージェントの子会社のプーペガールにて代表を務めていましたが、もともと独立して自分の興味が赴くままにいろんなサービスを手掛けてみたいと考えていました。始めるなら若いうちに始めた方が良いと思い、社会人5年目の26歳の時に独立し、どこでも株式会社を設立しました。

ハンドメイド品に興味があったのでハンドメイド品を取り扱うwebサイトを手掛けたいと思っており、ハンドメイド作品のギャラリーサイトであるDECOLYを立ち上げる構想を持っていました。独立当初にコンサルティング案件を手掛けながら、その売上をどこでも株式会社が運営するDECOLYなどの新規事業に投資するという循環の事業運営を考え、独立から2年近く経つ今もその循環を継続しています。

DECOLYに関してはプロデュースだけでなく自分でCSSを書いたりもしています。独立後にCSSは勉強しました。自分ができない作業は業務委託の方にお願いすることもありますが、会社として社員はまだ雇用していません。

inmybagなど複数のサービスのプロデューサーを兼務

今は自社サービスであるDECOLYの運営以外にも、共同で出資しているinmybagのプロデュースや、PinterestのようなサービスであるClipieのプロデュースも手掛けています。プロデューサーとしての具体的な業務は、いずれのサービスに対しても女性目線でのUIのディレクションや、サービスの伸ばすためのアライアンスの提案や実行を手掛けています。自らがターゲットユーザーであることも関係していますが、女性をターゲットにしたサービスを多く手掛けられればと思っています。ここに挙げた以外にも、女性をターゲットとしたwebサイトのコンサルティング案件を数社手掛けています。

クライアントとの定例ミーティングやアポイント同行以外は、基本的に自宅で仕事をしています。私のようなスタイルで働いている方は、カフェやコワーキングスペースなどでお仕事をされる方も多いようですが、私は自宅が大好きなので自宅で仕事をしています。週に1日か2日は終日自宅で仕事をし、3日か4日は定例ミーティングなどで外出をする日もあるというペースで仕事をしています。

新規事業にさらに時間を投下して事業拡大も視野に入れることも

今後の働き方ですが、手掛ける新規事業が大きく伸びそうな光が見えたら、社員を雇用して事業を拡大していきたいと考えています。最近はDECOLY以外にも新規事業の構想を考えることに力を入れています。

一方で今の働き方は仕事の調整が付きやすく、最近は旅行にハマっており、プライベートも充実しています。自分が興味を持つサービスをいろいろやってみたいと思い独立しましたが、スケジュール調整次第ではプライベートも充実させやすく、その点も独立して良かったことだと思います。