お世話になります、momamです。
この案は、ご希望のサイズとは若干違うため、最後にアップしようと思ったのですが、先にこちらが出来上がりましたので、こちらを先にアップいたします。
ご覧の通り、日本伝統の折り紙からくる折鶴を蓋の部分に配置したものです。この横に長い箱型の骨壷は、中国伝統の骨壷の形として広く使われている形ですので、日本の伝統と中国の伝統を合わせた形となります。素材としては、上の白い骨壷が陶器もしくは大理石、下の黒い骨壷が木製のうるし塗りで上に金メッキの折鶴、中に陶器の骨壷が入る感じでイメージしています。また両者側面にある楕円形の窓は、ここに故人の写真を入れるものとして作りました。
またこの骨壷に込めた意味としましては、鏡のように磨かれた骨壷上面を水面とみなし、共に大切な人との出会いと別れを想う姿を、2体の折鶴に込め表現したものです。日本的な要素を際立たせつためこの案はシンプルにしましたが、周囲の装飾に関しましては、いくらでも付け加えることは可能ですので、もし必要であれば言って頂ければご希望通りのものを追加いたします、
それでは、ご検討の程、よろしくお願いいたします。
(引き続き、この案のご希望サイズのものを、後ほどアップいたします。)
お世話になります、momamです。
第5案が出来ましたので、ご検討の程よろしくお願いいたします。
今回の案は、先の第3案のものの側面をもう少しすっきりさせるために1面おきに簡略化し、いろいろなパターンでカラーリングしたものになります。日本的な要素としては、格子戸や障子を意識して頂ければ分かりやすいかと思います。
またこの案の左下の赤色の骨壷は、雪の富士山をイメージし真っ白に表現したもので、下の赤と金色の中国的な要素と組み合わせると、より上の富士山の部分の純白さが強調され、良い感じになったのではないかと思います。
更に右上の青の骨壷ですが、これは富士山から流れ出る湧き水が滝となって下に流れ落ちる様を、青色で表現したものになります。
以上が、今回の案の解説となります。
よろしくお願いいたします。
(引き続き、次の案も最終日までにアップいたします。次の案は富士山ではなく別のものにしようと思っています。)
お世話になります、momamです。
第4案が出来ましたので、ご検討の程よろしくお願いいたします。
(※作品中に使いました中華柄・書文字・梅図案・写真はこの案を分かりやすくご理解していただくための、あくまでイメージですので、ご了承のほどよろしくお願いいたします。)
この案は、先に提案しました第2案の外側に、故人の写真や名前の札(ふだ)を収める場所を付けたものになります。
また骨壷本体は陶器を想定しているのですが、今回付け加えました部分を陶器で作れるかどうかの判断が分かりかねましたので、真鍮を想定した金色の金属でこの部分を作成し、骨壷本体の外側の穴もしくは窪みにフックを引っ掛けるような感じで固定することを想定しています。
中国人は特に「赤」と「金色」が大好きで、また中国でのお葬式自体も日本とは違い、豪華賢覧・華やかに故人をおくり出すとのこと。その意味からも金色の装飾は喜ばれるのではないかと思います。またこの部分は同時に、日本の金屏風や、金閣寺、襖絵などの要素とも似ていますので、日本文化とも重なっているのではないかと思います。
尚、制作案では、紙の札や写真を入れていますが、札状のものであれは、木板や金属板、また大理石のプレートなども入れられますので、その辺は使う方の思うところで、ある程度自由に使ってもらい、また今回このプレート部分は3面しかありませんが、たくさん故人のものを取り付けたい場合は1周まわして、合計8面使えるようにするのも面白いかと思います。
以上、説明が長くなってしまいましたが、またよろしくお願いいたします。(引き続き後日、また別の案をアップいたします。)
お世話になります、momamです。
3点目の、2点目の八角形の案に、凹模様をつけた案です。
よろしくお願いいたします。
お世話になります、momamです。
2点目の八角形の案です。
よろしくお願いいたします。
はじめまして、momamと申します。
ご依頼のありました骨壷を、3点ほど考えてみましたので、ご検討よろしくお願いいたします。
簡単に内容を解説しますと、
・中国は精細な彫刻をほどこした骨董などで有名ですが、それらとは逆の日本らしさとして、特に「和モダン」を意識し制作いたしました。
・上面にある突起は、「富士山」を形状化したもので、これは中国人観光客が、行きたい日本の観光地として第一にあげるのが、「富士山」を挙げる人が圧倒的に多く、中国においても「富士山」は日本の象徴として絶大なる支持を得ていることからくるものです。おそらく中国は、日本と同じく山が多く、山に対して親しみを感じ、山と共に中国文化があることからも、この「富士山」への人気につながっているのではないかと思います。
・また骨壷の色は、青磁のような薄い青色を意識し、清廉さを高級感を持たせました。
形状は、最も基礎的な筒状のもの、八角形のもの、八角形をベースに表面に凹をつけたもの、3点あります。
まだ最終締切日までには、日にちがありますので、これをベースにもう少し装飾を付けたもの、またこれ以外の案も考えてみたいと思います。
それでは、よろしくお願いいたします。
メンバーからのコメント
お世話になります、momamです。
今回の案は、先の折鶴の案をご希望サイズ通りにし縦型にしたものです。詳細は先の折鶴案と同じです。ただ骨壷サイズと折鶴(存在感)の関係上、今の案は折鶴が一つになっておりますが、一つでも充分に日本的な雰囲気は伝わるかと思います。
また今回は、角ばった案も同時にご提案させて頂きました。余分なものをそぎ落とし、よりシンプルで、日本のわび・さびに繋がるものを目指した作品になっております。
以上で、今回の提案は終わりとなります。
何度もお付き合い頂きありがとうございました。
ぜひご検討の程よろしくお願いいたします。