「津波の被害から立ち直ったコメ農家を応援したい!「ひとめぼれ」パッケージを募集します!」への福田 礼さんの提案一覧

福田 礼さんの提案

  • 15
  • クライアントのお気に入り 0
    提案日時 2015年05月29日 22:20

    メンバーからのコメント

    はじめまして、お世話になります。
    福田と申します。

    「ひとめぼれ」のパッケージを提案させていただきます。

    震災から4年が経ち、東京以西の人たちには、震災のことは忘れ去られようとしている雰囲気があります。
    ニュースがあれば思い出すかもしれませんが、普段は思い出すこともなく、日々忙しく過ごしているのではないかと思います。

    ところが、被災地では現在も震災後の中にあり、なかなか進まぬ復興に苛立ちを感じ、さりとて急速的に進められる手立てもなく、時に憤り、時に悶々とする日々が続いているのではないかと思います。

    その中で、自分の田んぼを蘇らせたWさんの心の中には、「俺達は絶対に諦めない」という強い気持ちがあったと思うのです。

    そこで、その気持ちを全面に打ち出したパッケージを提案したいと思います。
    本当は名取市付近の言葉でコピーを作ったほうがいいのかもしれませんが、恐らく様々な場所で並ぶ商品になりますから、標準語で若干土の香のするような言葉を選んでみました。

    お米のマークの先からほとばしっているのは震災の余波です。
    人は散り散りになり、不安は募り、将来は明るくないかもしれません。
    でも、それでも、「われらは くじけぬ あきらめぬ」と、額に汗して血の滲むような苦労をされて、今に至るのではないかと想像しました。
    それで、メインのコピーは暗い赤色になっています。

    下の方に小さくなりましたが下にお米の名前と若干の説明を書きました。
    本来なら主従が逆(つまり商品名が大きくなるべきだ)と思われるかもしれませんが、まず気持ちを伝えることで、手に取りやすいのではないかと思い、このようなデザインにしました。
    また、先進的な取り組みに関しても、「新たな息吹が込められた」という程度で濁していますが、それは多くのことをいっぺんに伝えようとすると、印象がぼやけるかもしれないと思ったので、控えめな表現にさせていただきました。

    以上、よろしくお願い致します。

津波の被害から立ち直ったコメ農家を応援したい!「ひとめぼれ」パッケージを募集します!」への全ての提案